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【MQ】マルケタの決算まとめ|2026年Q2

最新 2026:Q2 引け後

2026:Q2 2026/08/04 発表(引け後)

  • 発表翌営業日-7.13%寄付 +2.95%
  • 5営業日-13.21%

MQ 2026年Q2決算:2期連続のGAAP黒字、1.5億ドルの自社株買いを承認

MQの決算ハイライト

第2四半期は、2四半期連続でGAAP純利益が黒字となった。純利益は800万ドルで、前年同期は100万ドルの純損失だった。純売上高は1.76億ドルで前年同期比17%増、粗利益は1.22億ドルで同17%増となった。

決済総額(TPV)は1,200億ドルと前年同期比32%増。調整後EBITDAは3,700万ドルで同31%増となり、調整後EBITDAマージンは21%だった(前年同期は19%)。

取締役会は8月3日、最大1.5億ドルのクラスA普通株の自社株買いを承認した。有効期限は定められていない。通期の純売上高成長率の見通しは12〜13%である。

抑えておくべきKPI

  • 純売上高: 1.76億ドル(前年同期比17%増)。取扱量の増加が主因で、処理のみを提供するカードプログラムの伸びによる構成の悪化が一部で相殺した
  • 粗利益: 1.22億ドル(前年同期比17%増)。粗利益率は69%で前年同期と同水準
  • TPV: 1,200億ドル(前年同期比32%増)
  • 調整後EBITDA: 3,700万ドル(前年同期比31%増)。マージンは21%で前年同期の19%から2ポイント上昇

投資家目線のインサイト

利益の黒字化は2四半期続いており、一時的な黒字ではなく定着の段階に入りつつあるといえる。ただし総営業費用は前年同期比4%増に転じ、第1四半期のような費用減による押し上げは見られなかった。利益の改善は、粗利益の伸びが費用の伸びを上回ったことによる。

TPVは32%増と高い伸びが続く一方、売上と粗利益は17%増にとどまる。本文は、処理のみを提供するプログラムの成長が速いことによる構成の悪化を挙げている。取扱量の伸びと収益の伸びの差は、引き続き構造的な論点である。

ローライトとして、第3四半期の見通しは純売上高6〜8%、粗利益5〜7%の成長と、今四半期の17%から大きく減速する。株主還元の強化は前向きだが、売上成長の鈍化をどう評価するかが問われる。

今後の見どころ

第3四半期の調整後EBITDA成長率は20〜25%、通期は「30%台前半」の見通しである。売上の減速局面でも利益成長を保てるかが最大の確認点になる。通期の粗利益成長率は11〜12%を見込む。

また、1.5億ドルの自社株買いがどのペースで実行されるかも注目される。本文は、買付けの数と時期は事業・市場環境や議決権の考慮などに基づくとしており、実行の進み具合は次の決算で確認したい。

出典

MARQETA REPORTS SECOND QUARTER 2026 FINANCIAL RESULTS

2026:Q1 2026/05/05 発表(引け後)

  • 発表翌営業日-7.70%寄付 -4.46%
  • 5営業日-10.94%

MQ 2026年Q1決算:GAAP黒字化を達成、決済総額は33%増

MQの決算ハイライト

今回の決算で最も大きく変わったのは、GAAPベースの純利益が黒字に転じた点である。純利益は800万ドルで、前年同期は800万ドルの純損失だった。純売上高は1.66億ドルで前年同期比19%増、粗利益は1.18億ドルで同19%増となった。

決済総額(TPV)は1,120億ドルと前年同期比33%増で、売上の伸びを上回った。調整後EBITDAは3,300万ドルで、調整後EBITDAマージンは20%に上昇している(前年同期は14%)。

ガイダンスは第2四半期の純売上高成長率を14〜16%、通期を12〜14%としている。通期の調整後EBITDA成長率は「20%台半ばから後半」との見通しである。

抑えておくべきKPI

  • 純売上高: 1.66億ドル(前年同期比19%増)。取扱量の増加が主因で、処理のみを提供するカードプログラムの伸びによる構成の悪化が一部で相殺した
  • 粗利益: 1.18億ドル(前年同期比19%増)。粗利益率は71%で前年同期と同水準。カードネットワーク・インセンティブの会計方針変更が1.5ポイントの逆風になった
  • TPV: 1,120億ドル(前年同期比33%増)
  • 調整後EBITDA: 3,300万ドル(前年同期比66%増)。マージンは20%で前年同期の14%から6ポイント上昇

投資家目線のインサイト

利益面の改善は、売上の伸びだけでなく費用の抑制に支えられている。総営業費用は前年同期比1%減で、売上と粗利益が19%伸びる中で費用が増えなかったため、営業損益が黒字化した。会社は今回の決算でGAAP純利益の黒字化を達成したと述べており、構造的な改善の第一歩といえる。

一方で、TPVの伸び(33%)に対して売上と粗利益の伸びは19%にとどまる。本文は、処理のみを提供するプログラムの成長が速く、構成が不利に働いたと説明している。取扱量の拡大が収益にどこまで結びつくかが引き続き焦点である。

ローライトとして、純利益の黒字化には営業外収益の寄与もある。営業外収益は前年同期より減っており、その点は利益の質を見るうえで押さえておきたい。

今後の見どころ

通期の純売上高成長率の見通しは12〜14%、粗利益は10〜12%で、売上より粗利益の伸びが小さい想定である。TPVの高成長を粗利益の伸びにどう結びつけるかが、ガイダンス達成の鍵になる。

第2四半期は純売上高・粗利益ともに14〜16%の成長を見込み、調整後EBITDAは10〜12%の成長を見込む。黒字化した純利益が次の四半期も維持されるか、調整後EBITDAマージンの上昇が続くかを確認したい。

出典

MARQETA REPORTS FIRST QUARTER 2026 FINANCIAL RESULTS