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【APPN】アピアンの決算まとめ|2026年Q3

最新 2026:Q3 寄り前

2026:Q3 2026/11/05 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日+8.45%寄付 +9.57%

APPN 2026年Q3決算:クラウド収益20%増と黒字拡大、営業キャッシュフローは一時的にマイナス

APPNの決算ハイライト

アピアンの2026年第3四半期は、総収益が前年同期比25%増の2.346億ドルとなり、クラウドサブスクリプション収益も20%増の1.364億ドルに達した。サブスクリプション収益全体では前年同期比28%増の1.878億ドル、プロフェッショナルサービス収益も18%増の4690万ドルと、両輪がそろって成長を牽引した。クラウドの純年換算収益拡大率(ネットARR拡大率)は120%と高水準を維持している。

収益性の改善も鮮明で、GAAP営業利益は2130万ドル(前年同期1310万ドル)、非GAAP営業利益は4060万ドル(同2980万ドル)といずれも大幅に伸びた。GAAP純利益は1230万ドル(前年同期780万ドル)、調整後EBITDAも4340万ドル(同3220万ドル)へ拡大し、黒字体質への移行が進んでいることが数字に表れている。

一方で、当四半期の営業活動によるキャッシュフローは1540万ドルのマイナスとなり、前年同期の1870万ドルのプラスから転じた。会社は通期ガイダンスとして、クラウドサブスクリプション収益5.36億〜5.38億ドル(前年比23%成長)、総収益8.73億〜8.77億ドル(同20〜21%成長)、調整後EBITDA1.16億〜1.19億ドルを見込むとしている。

抑えておくべきKPI

  • 総収益: 2.346億ドル(前年同期比25%増)
  • クラウドサブスクリプション収益: 1.364億ドル(前年同期比20%増)
  • クラウド純ARR拡大率: 120%(2026年9月30日時点)
  • 調整後EBITDA: 4340万ドル(前年同期3220万ドルから拡大)

重要なインサイト

今四半期の数字が示すのは、トップラインの成長とボトムラインの黒字化が同時に進んでいる構造変化だ。GAAP営業利益・純利益ともに前年同期を大きく上回り、非GAAP純利益も2440万ドルから3710万ドルへ伸びている。クラウド事業の純ARR拡大率120%は既存顧客からの拡張も強いことを示しており、単なる新規獲得頼みの成長ではない点がうかがえる。

ただし、営業活動によるキャッシュフローが前年同期のプラス1870万ドルからマイナス1540万ドルに転じた点は見過ごせない。9ヶ月累計では営業キャッシュフローは4550万ドルのプラスを確保しているため、四半期単位の変動による一時的な要因である可能性があるが、資金繰りの季節性には注意が必要だ。また、自己株買いや債務の借換え・返済など財務活動の動きも活発で、現金及び現金同等物は期首の1.358億ドルから期末には4730万ドルまで減少している。

今後の見どころ

会社が示した第4四半期ガイダンスでは、クラウドサブスクリプション収益の成長率が22〜24%、総収益の成長率が15〜17%と見込まれている。クラウドは第3四半期の20%から加速する一方、総収益は25%から鈍化する形だ。総収益の減速が保守的な見積もりなのか、実需の変化を反映したものかは次回決算での実績確認が鍵となる。

また、今四半期で落ち込んだ営業キャッシュフローが第4四半期にどう推移するかも注目点だ。通期の調整後EBITDAガイダンスは1.16億〜1.19億ドルとされており、収益性の改善トレンドが年間を通じて持続するかが焦点となる。

出典

Appian Announces Third Quarter 2026 Financial Results

2026:Q2 2026/08/06 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日+1.50%寄付 +0.83%
  • 5営業日+16.22%

APPN 2026年Q2決算:クラウド売上が23%増、非GAAP営業利益は前年同期の2.4倍に

APPNの決算ハイライト

アピアンの2026年Q2は、売上高が2億330万ドルで前年同期比19%増、クラウドサブスクリプション売上高は1億3,170万ドルで23%増となりました。サブスクリプション売上高全体は1億5,770万ドル(19%増)、プロフェッショナルサービス売上高は4,560万ドル(20%増)です。

利益面では、GAAPの営業損失が540万ドルと前年同期の1,100万ドルから縮小しました。非GAAP営業利益は1,360万ドルで、前年同期の560万ドルから伸びています。GAAPの純損失は1,180万ドル、1株当たり0.16ドルの損失で、前年同期(純損失30万ドル)より悪化しました。

通期ガイダンスは、売上高8億4,500万〜8億5,300万ドル(前年比16〜17%増)、調整後EBITDA 1億400万〜1億1,000万ドルです。非GAAPの1株当たり利益は1.04〜1.12ドルを見込みます。

抑えておくべきKPI

  • 総売上高: 2億330万ドル(前年同期比19%増)
  • クラウドサブスクリプション売上高: 1億3,170万ドル(前年同期比23%増)。クラウドのネットARR拡大率は115%
  • 調整後EBITDA: 1,620万ドル(前年同期は810万ドル)
  • 営業活動によるキャッシュフロー: 1,210万ドルの収入(前年同期は190万ドルの支出)

重要なインサイト

今回の決算では、売上の伸びが利益の改善に結びついた点が目立ちます。非GAAP営業利益は前年同期の560万ドルから1,360万ドルへ、調整後EBITDAも810万ドルから1,620万ドルへと、いずれもおよそ2倍になりました。営業キャッシュフローも前年同期の支出から収入へ転じています。

一方で、GAAPベースでは営業損失が続いています。非GAAP純利益は920万ドルですが、GAAPの純損失は1,180万ドルです。非GAAPでは株式報酬や訴訟関連費用などを除いているため、GAAPと非GAAPの差を分けて見る必要があります。

クラウドの伸びは売上全体の伸びを上回り、クラウドのネットARR拡大率も115%でした。クラウド中心の成長が続いているかが、構造的な変化かどうかを判断する材料になります。

今後の見どころ

第3四半期のガイダンスは、クラウドサブスクリプション売上高が1億3,300万〜1億3,500万ドル(17〜19%増)、総売上高が2億1,400万〜2億1,800万ドル(14〜17%増)です。調整後EBITDAは3,000万〜3,300万ドルを見込み、今回の1,620万ドルから水準が上がる計画になっています。

通期のクラウドサブスクリプション売上高は5億2,500万〜5億2,900万ドル(20〜21%増)の見通しです。第3四半期にクラウドの伸びが17〜19%へ落ち着く見込みである点と、非GAAPの利益水準が計画どおり積み上がるかを確認したいところです。

出典

Appian Announces Second Quarter 2026 Financial Results

2026:Q1 2026/05/07 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日+2.50%寄付 +1.98%
  • 5営業日-19.24%

APPN 2026年Q1決算:クラウド売上が25%増、GAAP営業利益は黒字に転換

本決算のポイント

アピアンの2026年Q1は、売上高が2億220万ドルで前年同期比21%増となりました。クラウドサブスクリプション売上高は1億2,450万ドルで25%増です。サブスクリプション売上高全体は1億6,030万ドル(19%増)、プロフェッショナルサービス売上高は4,190万ドル(31%増)でした。

利益面では、GAAPの営業利益が320万ドルとなり、前年同期の営業損失80万ドルから黒字に転換しました。非GAAP営業利益は2,440万ドルで、前年同期の1,430万ドルを上回っています。GAAPの純損失は150万ドル(1株当たり0.02ドルの損失)で、前年同期の純損失120万ドルとほぼ同水準です。

通期ガイダンスは、売上高8億1,900万〜8億3,100万ドル(前年比13〜14%増)、調整後EBITDA 9,700万〜1億500万ドルです。非GAAPの1株当たり利益は0.94〜1.05ドルを見込みます。

抑えておくべきKPI

  • 総売上高: 2億220万ドル(前年同期比21%増)
  • クラウドサブスクリプション売上高: 1億2,450万ドル(前年同期比25%増)。クラウドのネットARR拡大率は115%
  • 調整後EBITDA: 2,660万ドル(前年同期は1,680万ドル)
  • 営業活動によるキャッシュフロー: 4,880万ドル(前年同期は4,500万ドル)

インサイト

今回の決算では、GAAPの営業利益が黒字に転換した点が最も大きな変化です。前年同期は80万ドルの営業損失でしたが、今期は320万ドルの営業利益でした。非GAAP営業利益も1,430万ドルから2,440万ドルへ伸び、調整後EBITDAも1,680万ドルから2,660万ドルへ拡大しています。

成長の中身では、クラウドサブスクリプション売上高の25%増が全体の21%増を上回り、クラウド中心の成長が続いています。プロフェッショナルサービスも31%増と伸びました。

ただし、GAAPの純損失は150万ドルで、黒字には届いていません。GAAPの純損失と非GAAPの純利益(1,980万ドル)には開きがあり、株式報酬や訴訟関連費用などを除いた数字である点に注意が必要です。

今後の見どころ

第2四半期のガイダンスは、クラウドサブスクリプション売上高が1億2,600万〜1億2,800万ドル(18〜20%増)、総売上高が1億9,100万〜1億9,500万ドル(12〜14%増)です。調整後EBITDAは500万〜800万ドルと、今回の2,660万ドルより低い水準が見込まれています。

通期のクラウドサブスクリプション売上高は5億1,500万〜5億2,100万ドル(18〜19%増)の見通しです。第2四半期に利益水準が下がる見込みである点と、その後に通期の調整後EBITDAがどう積み上がるかを確認したいところです。

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Appian Announces First Quarter 2026 Financial Results

2025:Q4 2026/02/19 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日+2.00%寄付 +5.15%
  • 5営業日+9.43%

APPN 2025年Q4決算:クラウド売上18%増と通期黒字転換、収益性改善が鮮明に

APPNの決算ハイライト

アピアンの2025年第4四半期は、クラウドサブスクリプション売上が前年同期比18%増の1.17億ドルとなり、総売上も22%増の2.03億ドルに達した。サブスクリプション売上全体も19%増の1.62億ドル、プロフェッショナルサービス売上は36%増の4060万ドルと、全セグメントで成長が続いている。

通期で見るとさらに印象的で、クラウドサブスクリプション売上は19%増の4.37億ドル、総売上は18%増の7.27億ドルとなった。GAAP営業損益は通期で60万ドルの黒字に転じ、前年の6090万ドルの営業損失から大きく改善し、GAAP純利益も123万ドルの黒字(前年は9226万ドルの赤字)と、黒字転換を果たした年となった。

四半期のGAAP営業損益は69万ドルの赤字(前年同期は503万ドルの黒字)とやや後退したものの、非GAAPベースでは四半期1740万ドル、通期6710万ドルの営業利益を確保している。通期の調整後EBITDAは7680万ドルと前年の2030万ドルから大幅に拡大し、収益性の構造的な改善が数字に表れた一年となった。

抑えておくべきKPI

  • クラウドサブスクリプション売上(Q4): 1.17億ドル(前年同期比18%増)
  • 総売上(Q4): 2.03億ドル(前年同期比22%増)
  • クラウド純年間経常収益(ARR)拡大率: 114%(2025年12月31日時点)
  • 調整後EBITDA(通期): 7680万ドル(前年の2030万ドルから大幅増)
  • 営業活動によるキャッシュフロー(通期): 6290万ドル(前年の690万ドルから大幅増)

インサイト

今回の決算で目を引くのは、トップラインの伸びだけでなく利益体質そのものが変わってきている点だ。通期のGAAP営業利益・純利益がともに黒字化し、調整後EBITDAも前年から3.8倍近くに拡大している。これは一時的な費用削減ではなく、売上成長とコスト構造の両面が噛み合った結果と見てよさそうだ。

一方で第4四半期単体では、GAAP営業損益が赤字に転じ、営業キャッシュフローも前年同期の1390万ドルから110万ドルへと大きく減速している。非GAAP純利益も1110万ドルと前年同期の1320万ドルからやや縮小しており、四半期ベースでは成長率の高さに比べて利益面の勢いがやや鈍った形だ。通期の強さと四半期の足元の変化を分けて見る必要がある。

クラウド純ARR拡大率114%という数字は、既存顧客の契約拡大が解約や縮小を大きく上回っていることを示しており、サブスクリプション事業の健全性を裏付ける材料と言える。

今後の見どころ

会社が示した2026年第1四半期のガイダンスは、クラウドサブスクリプション売上が前年比19〜21%増の1.19億〜1.21億ドル、総売上は同14〜16%増の1.89億〜1.93億ドルと、直近四半期からの成長率をおおむね維持する水準になっている。

通期2026年のガイダンスではクラウドサブスクリプション売上が前年比15〜17%増の5.02億〜5.10億ドル、調整後EBITDAは8900万〜9900万ドルと提示されており、2025年通期の実績7680万ドルからのさらなる拡大を見込む内容だ。今後は四半期ごとの営業キャッシュフローの戻りと、非GAAP利益率の推移が確認ポイントになりそうだ。

出典

Appian Announces Fourth Quarter and Full Year 2025 Financial Results