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【NET】クラウドフレアの決算まとめ|2026年Q3

最新 2026:Q3 引け後

2026:Q3 2026/11/05 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+9.91%寄付 +17.37%

NET 2026年Q3決算:売上7億8,250万ドル(前年同期比39%増)、約4年ぶりの高い伸び

本決算のポイント

売上高は7億8,250万ドルで前年同期比39%増となった。CEOは「ほぼ4年ぶりの速さの売上成長」と説明し、年換算の売上が30億ドルを超えたことも明らかにしている。契約済み残高(Current RPO)も前年同期比37%増で、売上の伸びと歩調がそろっている。

非GAAPの営業利益は1億3,710万ドル(売上比17.5%)で、前年同期の8,590万ドル(同15.3%)から利益率が改善した。GAAPでは6,790万ドルの営業損失(前年同期は3,750万ドルの損失)で、リストラ等費用1,102万ドルを含む。

通期ガイダンスは売上29億6,300万〜29億6,400万ドル、非GAAP営業利益4億6,200万〜4億6,300万ドルとなった。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 7億8,250万ドル(前年同期比39%増)
  • 非GAAP営業利益: 1億3,710万ドル(売上比17.5%、前年同期は15.3%)
  • フリーキャッシュフロー: 8,210万ドル(売上比10%、前年同期は7,500万ドル・13%)
  • 現金・有価証券: 51億2,870万ドル(2026年9月30日時点)

投資家目線のインサイト

売上の伸びは前年同期比39%で、CEOは成長が加速したと述べている。CEOは「AI時代のインターネットに向けた開発基盤を築いた」と述べており、成長の加速が複数の四半期にわたって続いている点は、一時的な上振れよりも構造的な動きに近いといえる。

ローライトは粗利益率である。GAAP粗利益率は71.2%と前年同期の74.0%から、非GAAPでも72.4%と75.3%から低下した。フリーキャッシュフローの売上比も13%から10%に下がっている。売上は伸びる一方で、原価と投資負担が先に増えている構図である。

今後の見どころ

第4四半期のガイダンスは売上8億4,500万〜8億4,600万ドル、非GAAP営業利益1億5,600万〜1億5,700万ドルである。粗利益率の低下が続く中で、営業利益率を維持できるかが確認点になる。

もう一点は、AIを軸にした運営モデルへの組織再編に伴う費用である。本文は人員削減と費用計上の時期に言及しており、GAAP損益への影響は今後も残る可能性がある。

出典

Cloudflare Announces Third Quarter 2026 Financial Results

2026:Q2 2026/08/06 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+5.57%寄付 +11.80%
  • 5営業日+16.31%

NET 2026年Q2決算:売上6億9,610万ドル(前年同期比36%増)、GAAPは大幅な営業赤字

本決算のポイント

売上高は6億9,610万ドルで前年同期比36%増となった。経営陣は売上の伸びが加速したと説明しており、契約済み残高(Current RPO)も前年同期比35%増と売上に近い伸びを保っている。

損益は二面性がある。GAAPの営業損失は2億570万ドル(売上比30%)と前年同期の6,730万ドルから拡大した一方、非GAAPの営業利益は9,610万ドル(売上比14%)で前年同期の7,230万ドルから増えた。GAAPと非GAAPの差には、リストラ等費用1億5,069万ドルが含まれる(営業費用の表に計上)。

通期ガイダンスは売上28億6,400万〜28億7,000万ドル、非GAAP営業利益4億4,300万〜4億4,500万ドルを提示した。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 6億9,610万ドル(前年同期比36%増)
  • 非GAAP営業利益: 9,610万ドル(売上比13.8%、前年同期は14.1%)
  • フリーキャッシュフロー: 5,640万ドル(売上比8%、前年同期は3,330万ドル・6%)
  • 現金・有価証券: 41億6,280万ドル(2026年6月30日時点)

投資家目線のインサイト

売上の加速は構造的な動きとみられる。CEOは「AI回答エンジンやエージェント主導の取引へのウェブの移行」を成長の背景に挙げ、有料顧客数・大口顧客数・開発者数が過去最高の増加を記録したと述べている。顧客基盤の拡大と売上加速が同時に出ている点が、一時的な上振れとは異なる。

一方で、非GAAP営業利益率は13.8%と前年同期の14.1%からわずかに低下した。GAAP粗利益率も71.8%と前年同期の74.9%から下がっており、売上の伸びに対して原価の増え方が大きく、利益率を押し下げている。GAAPの純損失は1億7,000万ドル(前年同期は5,040万ドル)に膨らんだ。

今後の見どころ

次の焦点は、粗利益率の低下が続くのか下げ止まるのかである。第3四半期のガイダンスは売上7億3,600万〜7億3,700万ドル、非GAAP営業利益1億2,900万〜1億3,000万ドルで、営業利益の絶対額を増やす計画が示されている。

もう一点は、リストラ関連費用の今後の発生である。本文はAIを軸にした運営モデルへの組織再編と人員削減に言及しており、費用の計上時期と規模が通期のGAAP損益を左右する。

出典

Cloudflare Announces Second Quarter 2026 Financial Results