このサイトは、私( @mifsee )が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その過程を記録としてまとめているものです。
あくまで個人の調査・整理を目的とした内容であり、誤りや実際と異なる情報が含まれる可能性があります。
また、MifseeではAI技術を活用した運用や、技術習得を目的とした実験的な取り組みも行っています。ご覧いただく際には、その点をご理解のうえご利用ください。
はじめに
「AIデータセンター関連銘柄」というと、まずGPUを作るエヌビディアが思い浮かびます。ただ、AIのデータセンターは、GPUだけでは動きません。GPUの製造、メモリ、GPU同士をつなぐネットワークと光の部品、それらを積んだサーバー、建物と電気と冷却と、多くの会社の仕事が組み合わさってできています。
お金が流れる先は1社ではなく、いくつもの層に分かれています。直近の決算では、メモリが前年同期の約4.8倍、ネットワークや光の会社が2倍以上、サーバーを組み立てる会社が約4倍の売上になった例もありました。層が違えば、伸びる順番も、見るべき数字も違います。
そこでこの記事では、AIデータセンターで欠かせない米国株22銘柄を、データセンターの中での役割で5つの層に分けました。決算資料の数字と、今の値動きを層ごとに並べています。
- 層の分け方: 計算する、つなぐ、組み立てる、貸す、電源・冷却
- 厳選6社: エヌビディア・ブロードコム・TSMC・アリスタ・バーティブ・コアウィーブ。立ち位置と数字、リスクを大きなチャートといっしょに紹介する
- ほかの16社: 各層で外せない会社を短く紹介し、小さなチャートで今の形を見比べられるようにした
- 数字: 決算資料(米SECの提出書類)に書かれた数字で、時点を添える
特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。
AIデータセンターの「どこで儲かるか」地図
AIデータセンターに部品やサービスを納める会社は、役割から次の5つの層に分けられる。

| 層 | 何をするか | 厳選6社 | ほかの銘柄 |
|---|---|---|---|
| 計算する | GPUやカスタムチップ、メモリで、AIの計算そのものを担う。チップの製造も含む | NVDA、AVGO、TSM | AMD、MU |
| つなぐ | GPUやサーバーの間でデータを運ぶ。スイッチ、接続チップ、ケーブル、光の部品 | ANET | MRVL、CRDO、ALAB、COHR、LITE |
| 組み立てる | GPUを積んだサーバーやネットワーク機器を、ラックごとに組み上げて届ける | — | SMCI、DELL、CLS |
| 貸す | GPUをクラウドとして貸す。建物・電力・回線を貸す(データセンターREIT) | CRWV | NBIS、ORCL、EQIX、DLR |
| 電源・冷却 | データセンターの中で電気を配り、熱を冷ます。電気をつくる設備 | VRT | ETN、GEV |
計算する層の銘柄
AIの計算の中心になるのは、GPUやカスタムチップと、それを速く動かすメモリである。この層は、設計する会社と、製造する会社に分かれる。エヌビディアやブロードコムが設計し、TSMCがつくる、という分業になっている。
エヌビディア(NVDA)|AI向けGPUの中心にいる会社

GPU(画像処理用の半導体)を設計する会社である。ゲーム向けから出発し、AIの学習や推論に使うデータセンター向けのGPUが成長の中心になった。
- 立ち位置: AI向けGPUの中心で、GPUをつなぐネットワーク製品も持つ。コアウィーブ、グーグル、マイクロソフト、オラクル、ネビウスなどのクラウドで、次世代の「Vera Rubin」が動き始めている
- 強み: 2026年5〜7月期(7月26日まで)の売上は962億ドルで、前年同期比106%増。うちデータセンターが890億ドル(117%増)を占めた。粗利益率は75.0%を保っている
- 数字: 次の四半期(8〜10月期)の売上は、1,080億ドル(±2%)を見込む
- リスク: この見通しには、中国向けのデータセンター用の売上が含まれていない。ブロードコムのように、顧客が自社専用のチップを作る動きとも競っている
くわしくは エヌビディアの記事 にまとめている。エヌビディアとつながる銘柄は エヌビディア関連銘柄の記事 でも整理している。
ブロードコム(AVGO)|カスタムAIチップとデータセンターのネットワーク

巨大IT企業ごとに設計するカスタムAIチップ(ASIC)と、データセンター向けのネットワーク用の半導体を手がける会社である。グーグルのTPUやメタのAIチップを提供している。
- 立ち位置: GPUとは別の道、「顧客専用のAIチップ」の最大手。AI半導体にはネットワーク用の製品も含まれる
- 強み: 2026年度第3四半期(8月2日まで)の売上は296億ドルで前年同期比86%増。AI半導体は167億ドルで221%増だった
- 数字: 次の四半期のAI半導体は217億ドル(前年同期比236%増)の見通し。フリーキャッシュフローは137億ドルで、売上の46%にあたる
- リスク: カスタムチップは顧客が巨大IT企業に限られる。その設備投資の計画が変わると影響を受けやすい
くわしくは ブロードコムの記事 にまとめている。
TSMC(TSM)|AIチップを実際につくる世界最大の受託製造

自社の製品は持たず、他社が設計した半導体をつくる専門の会社(ファウンドリ)で、台湾に本社がある。AI向けの先端チップの製造を担う。米国ではADR(預託証券)の TSM として売買されている。
- 立ち位置: 設計する会社がどこであっても、先端チップをつくる工程を通る。AIの計算が増えるほど、つくる側の仕事も増える
- 強み: 2026年7〜9月期の売上は467.2億ドルで前年同期比41.2%増(米ドル建て)。粗利益率は66.4%、営業利益率は58.7%だった
- 数字: ウェハー売上のうち、3ナノが33%、2ナノが8%。次の四半期の売上は523億〜543億ドルの見通し
- リスク: 製造が台湾に集まる点と、最先端の工場に巨額の投資が続く点は、投資家が意識する構造である
AMD(AMD)|GPUとサーバー用CPUの両方でエヌビディアを追う
AI向けGPU「Instinct」と、サーバー用CPU「EPYC」の両方を持つ会社である。
- 2026年7〜9月期の売上は134億ドルで前年同期比45%増。データセンターは85億ドルで97%増と、ほぼ2倍になった
- 次の四半期の売上は約170億ドル(±3%)の見通し
くわしくは AMDの記事 にまとめている。
マイクロン・テクノロジー(MU)|GPUの性能を左右するメモリ
AI向けのGPUに欠かせない高帯域幅メモリ(HBM)を作る会社である。AIの計算では、GPUにデータを速く届けるメモリが性能を左右する。
- 2026年度第4四半期(9月3日まで)の売上は542億ドルで、前年同期の113億ドルの約4.8倍。粗利益率は86.8%で、1年前(44.7%)から大きく上がった
- 次の四半期の売上は615億ドル(±15億ドル)の見通し。メモリは価格で利益が大きく動く産業のため、粗利益率の上昇が続くとは限らない
くわしくは マイクロン・テクノロジーの記事 にまとめている。
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つなぐ層の銘柄
AIの計算は、数千〜数万個のチップを同時に動かして行う。チップ同士の間でデータをどれだけ速く運べるかが、データセンター全体の性能を左右するため、この層には銘柄が多い。ネットワークの中心はスイッチ、距離が延びるほど光の部品が主役になる。光の部品を中心に、部品の流れとお金の流れから整理した記事は 光通信関連銘柄の記事 にある。
アリスタ・ネットワークス(ANET)|AIの計算クラスターをつなぐスイッチ

データセンターやAI向けの高速なネットワーク機器(スイッチ)と、その上で動くソフトウェアを提供する会社である。
- 立ち位置: 巨大IT企業のデータセンターで、サーバーとGPUをつなぐスイッチの大手
- 強み: 2026年7〜9月期の売上は36.6億ドルで前年同期比58.5%増。上場以来で最も高い伸びだった
- リスク: 売上の4割超を2社の顧客が占める。GPUをつなぐ部分では、エヌビディアとも競っている
くわしくは アリスタ・ネットワークスの記事 にまとめている。
マーベル・テクノロジー(MRVL)|カスタムAIチップと光の接続部品
データセンターの計算を担うカスタムAIチップと、チップやサーバーの間でデータを送る光の部品を設計する会社である。工場は持たず、製造は外部に任せている。
- 2026年5〜7月期の売上は27.4億ドルで前年同期比37%増。うちデータセンター向けが79%を占めた
- 2026年11月2日に、ルメンタム(LITE)を全株式交換で買収すると発表した。交換比率は LITE 1株につき MRVL 4.5株
くわしくは マーベル・テクノロジーの記事 にまとめている。
クレド・テクノロジー(CRDO)|サーバーとスイッチをつなぐ高速ケーブル
銅のケーブルの両端にチップを組み込んだ「AEC(アクティブ電気ケーブル)」を主力とする会社である。
- 2027年度第1四半期(2026年8月1日まで)の売上は4.79億ドルで、前年同期比114.7%増
- 2026会計年度(2026年5月2日まで)は、売上の約9割を上位10社が占めた。2026年には大型の買収で光の領域にも踏み出した
くわしくは クレド・テクノロジーの記事 にまとめている。
アステラ・ラブス(ALAB)|GPUやメモリをつなぐ接続チップ
AIサーバーの中で、GPUやCPU、メモリをつなぐ半導体を設計する会社である。信号を立て直すチップから、GPU同士をつなぐスイッチへと製品を広げた。
- 2026年7〜9月期の売上は5.85億ドルで、前年同期の2.31億ドルから2.5倍になった
- 2025年は、最大の最終顧客1社が売上の70%超を占めた
くわしくは アステラ・ラブスの記事 にまとめている。
コヒレント(COHR)|光トランシーバーとレーザーを自社で作る
サーバー同士を光でつなぐ「光トランシーバー」と、その部品になるレーザーや特殊な素材を、素材の段階から自社で作る会社である。
- 2026年7〜9月期の売上は23.7億ドルで前年同期比49.9%増。データセンター・通信部門が売上の82%を占めた(1年前は69%)
- 設備投資と在庫と借入が、売上以上の勢いで膨らんでいる
くわしくは コヒレントの記事 にまとめている。
ルメンタム・ホールディングス(LITE)|AI向けのレーザーと光トランシーバー
データセンターの中でサーバーやスイッチを光でつなぐ、レーザーや光トランシーバー、光回線スイッチを作る会社である。
- 2026年7〜9月期の売上は12.6億ドルで、前年同期の2倍以上(+136.5%)になった
- マーベルによる買収が決まったため、完了までは自社の業績よりも、マーベルの株価と買収が成立するかどうかで株価が動きやすい
くわしくは ルメンタム・ホールディングスの記事 にまとめている。
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組み立てる層の銘柄
GPUやネットワーク機器は、そのままでは使えない。サーバーやラックに組み上げ、冷却や配線まで整えて、はじめてデータセンターに置ける。組み立てる層は売上の規模が大きく、利益率は薄いのが特徴である。
スーパーマイクロコンピュータ(SMCI)|AIサーバーをラックごと組み上げる
エヌビディアなどのGPUを積んだAIサーバーを、ラック(棚)ごと組み上げてデータセンターに届ける会社である。
- 2026年7〜9月期の売上は199億ドルで、前年同期の50億ドルから約4倍になった
- 売上が4倍になっても手元の現金が出ていく仕組みや、薄い利益率、監査法人の辞任といったガバナンスの経緯がある
くわしくは スーパーマイクロコンピュータの記事 にまとめている。
デル・テクノロジーズ(DELL)|AIサーバーを手がける大手
パソコンやサーバーを作る大手で、AIサーバーにも力を入れている。
- 2026年5〜7月期の売上は470億ドルで前年同期比58%増。AIサーバーの受注は609億ドル、売上は164億ドルで、受注残は950億ドルに達した
- 同じAIサーバーのスーパーマイクロとの違いは、製品の幅の広さと、パソコンなど AI以外の事業の厚みである
くわしくは デル・テクノロジーズの記事 にまとめている。
セレスティカ(CLS)|設計から関わるデータセンター機器の受託生産
カナダの電子機器の受託生産の会社で、データセンター向けのスイッチやサーバーを作る。顧客の設計どおりに作る「下請け」から、設計から関わる事業(HPS)へ重心が移っている。
- 2026年7〜9月期の売上は58.3億ドルで、前年同期比83%増。2027年の売上見通しとして400億ドルを初めて示した
- 上位3社で売上の約3分の2を占める
くわしくは セレスティカの記事 にまとめている。
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貸す層の銘柄
GPUは高く、買ってもすぐには使えない。そこで、GPUをそろえてクラウドとして貸す会社(ネオクラウド)や、大手のクラウド、建物と電気と回線を貸す会社が間に入る。貸す層は、受注の大きさと、資金の借り方を両方見る必要がある。
コアウィーブ(CRWV)|GPUを借りて買って貸すAIクラウド

AIの開発に使うGPUを大量にそろえ、クラウドで貸し出す会社である。
- 立ち位置: GPUを借りたいAI開発企業と、GPUを作るエヌビディアの間に入る、ネオクラウドの代表格
- 強み: 2026年4〜6月期の売上は25.75億ドルで前年同期比112%増。契約済みでまだ売上になっていない受注残は約1,040億ドルある
- リスク: 借入れは356億ドルに膨らんだ。2026年10月の株価の急落では、事業よりも資金の借り方に市場の目が向いた
くわしくは コアウィーブの記事 にまとめている。
ネビウス・グループ(NBIS)|旧ヤンデックスから生まれたAIクラウド
GPUを並べたデータセンターを自社で運営し、その計算能力をAI開発企業や大手テック企業に貸し出す会社である。前身はロシアのヤンデックスの親会社で、2024年にロシア事業をすべて手放した。
- 2026年4〜6月期の売上は5億8,230万ドルで前年同期比454%増。2026年6月末の契約残高は約374.9億ドル
- マイクロソフトやメタと、数十億〜百億ドル単位の長期契約を結んでいる。設備投資は借入れと株式の発行でまかなっている
くわしくは ネビウス・グループの記事 にまとめている。
オラクル(ORCL)|AIクラウドの受注残が6,640億ドルに膨らんだ大手
データベースやアプリの大手で、クラウドの基盤(OCI)でAI開発企業のGPU需要を受けている。
- 2027年度第1四半期(2026年8月31日まで)の売上は193億ドルで前年同期比30%増。クラウドの基盤(IaaS)は74億ドルで121%増だった
- 契約済みで未計上の受注(RPO)は6,640億ドルで、前年から2,090億ドル増えた。ただし投資が先行し、営業キャッシュフローは230億ドルの黒字だが、フリーキャッシュフローは50億ドルの赤字だった
エクイニクス(EQIX)|つなぐ力が強みのデータセンターREIT
世界のデータセンターを持ち、企業やクラウドを結びつける「つなぐ場所」を貸すREIT(不動産投資信託)である。
- 2026年7〜9月期の売上は25.71億ドルで前年同期比11%増。営業利益は6億ドルで27%増だった
- AI向けでは、エヌビディアなどと組んだ推論用のサービスや、液冷の試験施設を始めている
デジタル・リアルティ・トラスト(DLR)|世界に300超の拠点を持つデータセンターREIT
世界30か国以上で300超のデータセンターを持ち、建物と電力と回線を貸すREITである。
- 2026年7〜9月期の売上は19億ドルで、前年同期比21%増。契約残高(年換算の賃料)は25億ドルと過去最高になった
- REITのため、金利が上がると資金調達の負担が重くなりやすい
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電源・冷却の層の銘柄
AIサーバーは、これまでのサーバーより多くの電気を使い、熱も出す。電気をつくる、送る、配る、冷やすのどこが足りなくなっても、データセンターは動かない。発電そのものを担う電力会社は、AIエネルギー・電力関連銘柄の記事 で整理している。
バーティブ・ホールディングス(VRT)|電源・冷却・ラックをまとめて納める

データセンターの電源と冷却の設備、ラックを作り、据え付け後の保守まで手がける会社である。
- 立ち位置: データセンターの「電気と熱」を一式で納める専業。AIで1ラックあたりの電力と熱が増えるほど出番が増える
- 強み: 2026年7〜9月期の売上は43.1億ドルで前年同期比61%増。受注は前年同期から100%超増えた
- 数字: 会社は通期の見通しを、すべての主要指標で引き上げた
- リスク: 受注が売上に変わるまでには時間差がある。受注の伸びがどこまで売上に追いつくかを見る必要がある
くわしくは バーティブ・ホールディングスの記事 にまとめている。電力の面からは AIエネルギー・電力関連銘柄の記事 でも整理している。
イートン(ETN)|データセンターの電気を配る設備の大手
電気を安全に配る配電盤や、モジュール型の電源設備を作る会社で、データセンターのほか、電力会社や産業向けにも納めている。
- 2026年7〜9月期の売上は89億ドルと過去最高で、前年同期比28%増(買収分を除く伸びは19%)
- 電気事業の受注残は前年から46%増えた。欧州のデータセンターや電力会社向けに製造能力を広げるため、COL Group を買収すると発表した
GEベルノバ(GEV)|データセンターの電力需要を受ける発電設備
ガスタービンなどの発電設備と、送電の設備を作る会社である。電力会社やデータセンターの顧客に納めている。
- 2026年7〜9月期の売上は126億ドルで前年同期比27%増。受注は293億ドルで、うち電力事業(ガスタービンなど)が218億ドルだった
- 受注残は1,970億ドル。ガス発電設備の受注残と製造枠の予約は、合計122ギガワットに達した(年末までに130ギガワット以上を見込む)
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- AIエネルギー・電力関連銘柄の記事:データセンターへ電気を届ける側
- 半導体関連銘柄の記事・SMHの記事:半導体をまとめて持つ見方
AIデータセンター銘柄を見るうえでの注意点
層ごとに稼ぎ方が違う
GPUやネットワークは部品を売る事業、AIクラウドは借りて買って貸す事業、REITは建物を貸す事業である。コアウィーブの例が示すように、貸す層は、需要が強くても借入れの金利が上がると苦しくなりやすい。同じAIデータセンター関連でも、見るべき数字は層ごとに違う。
顧客の偏りを確かめる
アステラ・ラブスは最大の最終顧客1社が売上の70%超、アリスタは2社で4割超、セレスティカは上位3社で約3分の2を占める。巨大IT企業の設備投資の方針が変わると、影響を受けやすい構造である。
株価は先の期待で先に動く
決算の数字が伸びていても、株価はすでにその先を織り込んでいることがある。小さなチャートで50日線・200日線との位置と、高値からの下落率を見ると、今が上昇の途中なのか、調整の途中なのかをつかみやすい。
数字の時点は銘柄ごとに違う
この記事の数字は、各社が決算を発表した時点のものである。決算の時期は会社ごとに違うため、同じ表に並んでいても期間はそろっていない。
まとめ
AIデータセンター関連の銘柄は、役割で5つの層に分けられました。GPUやメモリで計算する層、チップ・ネットワーク・光でつなぐ層、サーバーを組み立てる層、GPUや建物を貸す層、電気と熱を支える層です。
直近の数字では、マイクロン(約4.8倍)、スーパーマイクロ(約4倍)、ルメンタム(+136.5%)、エヌビディア(+106%)の伸びが目立ちます。ただ、伸びの裏には、顧客の偏り、買収分の上乗せ、借入れの増加といった注意点もありました。
層ごとに見るべき数字が違うため、気になる層を見つけたら、各銘柄の記事やチャートで確かめてください。この記事は、決算が出るたびに見直していきます。

















