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【DELL】デルの決算まとめ|2026年Q1

最新 2026:Q1 引け後

2026:Q1 2026/05/28 発表(引け後)

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DELL 2026年Q1決算:AIサーバー需要が爆発、売上88%増で過去最高を更新

DELLの決算ハイライト

デルの2026年度第1四半期(2026年5月1日締め)は、売上高が前年同期比88%増の438.4億ドルとなり、四半期として過去最高を記録した。GAAP希薄化EPSは5.24ドル(前年同期比282%増)、non-GAAP希薄化EPSは4.86ドル(同214%増)で、いずれも過去最高を更新している。

牽引役はインフラソリューション部門(ISG)で、AI最適化サーバー売上が前年同期比757%増の161.3億ドルに達した。ISG全体の売上は290.1億ドル(同181%増)、営業利益は31億ドル(同206%増)と、収益性も大きく改善している。クライアントソリューション部門(CSG)も売上146.1億ドル(同17%増)、営業利益11.7億ドル(同79%増)と堅調だった。

会社はこの勢いを踏まえ、通期売上ガイダンスを1650億〜1690億ドル(中央値1670億ドル、前年比47%増)へ、通期AI最適化サーバー売上見通しも約600億ドル(前年比144%増)へと据え置きではなく上方に見直した。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 438.4億ドル(前年同期比88%増)
  • AI最適化サーバー売上: 161.3億ドル(前年同期比757%増、AI受注は244億ドル)
  • 営業活動によるキャッシュフロー: 40.8億ドル(前年同期比46%増、第1四半期として過去最高)
  • 株主還元: 21億ドル(株式買戻しと配当を通じて実施)

重要なインサイト

今回の決算で最も目を引くのは、AI最適化サーバーの売上が前年同期の18.8億ドルからわずか1年で161.3億ドルへと急拡大した点だ。単発の大口受注ではなく、244億ドルという受注バックログの規模を踏まえると、需要は四半期を超えて続く構造的な変化と捉えられる。COOのジェフ・クラーク氏も、AI機会に「鈍化の兆しは見られない」とコメントしている。

一方で、non-GAAP粗利率は18.1%(前年同期21.6%)、GAAP粗利率も17.8%(前年同期21.1%)とやや低下しており、AIサーバーという低マージン品目の比率拡大が採算面に影を落としている点は見逃せない。それでも営業利益率はGAAPベースで8.3%(前年同期5.0%)へ改善しており、規模拡大が利益の絶対額を押し上げている構図だ。

キャッシュフロー面では、営業活動によるキャッシュフローが40.8億ドルと四半期として過去最高を更新した一方、在庫が150.5億ドルへ、応払手形も452.6億ドルへと大きく積み上がっている。AI関連の急成長に対応するための積極的な在庫確保・仕入れの結果とみられ、需要の強さを裏付ける材料と言える。

今後の見どころ

会社は通期売上ガイダンスを中央値1670億ドル(前年比47%増)へ、AI最適化サーバー売上見通しも約600億ドル(同144%増)へと見直した。次四半期以降も受注から売上への転換ペースが持続するかが、このガイダンスの信頼性を測る鍵となる。

次四半期のGAAP希薄化EPSは中央値4.48ドル(前年同期比164%増)、non-GAAP希薄化EPSは中央値4.80ドル(同107%増)が見込まれている。粗利率の推移とAIサーバー比率拡大のバランス、そして在庫・応払手形の水準がキャッシュフローに与える影響も、今後の決算で確認すべき点だ。

出典

Dell Technologies Delivers First Quarter Fiscal 2027 Financial Results

2025:Q2

デル・テクノロジーズ(DELL)の2025年度Q2の決算サマリー

  • 売上高: 250億ドルで、前年同期比9%増加した​。
  • GAAP純利益: 8億4,100万ドルで、前年同期の4億5,500万ドルから85%増加​。
  • GAAP一株当たり利益(EPS): 1.17ドル、前年同期の0.63ドルから86%増加​。
  • Non-GAAP純利益: 13億7,100万ドルで、前年同期比7%増加​。
  • Non-GAAP一株当たり利益: 1.89ドル、前年同期の1.74ドルから9%増加​。

セグメント別業績

  • インフラストラクチャー・ソリューション・グループ(ISG):

売上高は116億ドルで、前年同期比38%増加。
サーバーおよびネットワーキングの売上は77億ドルで、前年同期比80%増加​。
ストレージ売上は39億ドルで、前年同期比5%減少​。
クライアント・ソリューション・グループ(CSG):

売上高は124億ドルで、前年同期比4%減少。
商用顧客向けの売上は105億6,000万ドルで、前年とほぼ同じ。
消費者向けの売上は19億ドルで、前年同期比22%減少​。

事業の進展

  • AI関連製品の需要: 第2四半期にはAIソリューションの需要が加速し、AI最適化サーバーの需要が23%増加し、5億8,000万ドルの売上を達成​。
  • 株主還元: 四半期中に10億ドルを株主に還元し、株式買戻しと配当金を実施。四半期末の現金および投資残高は60億ドル​。

キャッシュフロー

  • 営業キャッシュフロー: 13億ドル、前年同期の32億1,400万ドルから58%減少​。
  • フリーキャッシュフロー: 7億400万ドル、前年同期の25億9,000万ドルから73%減少​。

今後の見通し

  • 売上予測: デルは第3四半期以降も引き続き成長を予測し、インフラストラクチャーおよびAI関連製品の需要が引き続き収益を支える見込み​。

デル・テクノロジーズは、第2四半期において、AI関連製品とサーバーの需要が増加し、売上と利益の両面で強い成長を示した。株主への還元も積極的に行っており、今後の成長に対する期待が高まっている。

2025:Q1

デル・テクノロジーズ(DELL)の2025年度Q1の決算サマリー

  • 売上高:222億ドルで、前年同期比6%増加。
  • 純利益: 9億5500万ドルで、前年同期の5億7800万ドルから65%増加。
  • 一株当たり利益 (EPS):

GAAP基準で1.32ドル、前年同期比67%増加。
非GAAP基準で1.27ドル、前年同期比3%減少。
営業利益:GAAP基準で9億2000万ドル、前年同期比14%減少。
非GAAP営業利益:14億7400万ドル、前年同期比8%減少。

セグメント別業績

インフラストラクチャーソリューショングループ (ISG):
  • 売上高:92億2700万ドル、前年同期比22%増加。
  • サーバーとネットワーキングの売上は54億6600万ドルで、前年同期比42%増加。
  • ストレージの売上は37億6100万ドルで、前年同期比変動なし。
  • 営業利益は7億3600万ドル。
クライアントソリューショングループ (CSG):
  • 売上高:119億6700万ドルで、前年同期とほぼ同じ。
  • 商業クライアントの売上は101億5400万ドルで、前年同期比3%増加。
  • 消費者向け売上は18億1300万ドルで、前年同期比15%減少。
  • 営業利益は7億3200万ドル。

その他のハイライト

  • 現金および投資:四半期末時点で73億ドル。
  • キャッシュフロー:

営業活動によるキャッシュフローは10億4300万ドルで、前年同期の17億7700万ドルから41%減少。
調整後フリーキャッシュフローは6億2300万ドル、前年同期比9%減少。
株主還元:株式の買い戻しと配当を通じて11億ドルを株主に還元。

将来の見通し

  • AIの採用と革新を加速するための新しい製品とソリューションの導入。
  • Dell AI Factoryを通じたAIワークロード向けのインフラストラクチャとサービスの提供。
  • Microsoft、NVIDIA、Meta、Hugging Faceなどのパートナーシップを拡大し、オープンなエコシステムを強化。

デル・テクノロジーズは、2025年度第1四半期において堅調な業績を示し、特にインフラストラクチャーソリューショングループ(ISG)の成長が顕著だった。

サーバーとネットワーキングの売上が大幅に増加し、AI関連の需要が強化されている一方で、消費者向け売上の減少や営業利益の減少も見られた。
今後もAI技術の導入とパートナーシップの拡大により、成長を続ける見込み。

2024:Q4

デル・テクノロジーズ(DELL)の2024年度通期の決算サマリー

  • 年間収益:88.4億ドルで、前年度に比べて14%減少しました。
  • 運営利益:5.2億ドルで、前年度に比べて10%減少しました。
  • 一株当たり利益:GAAP基準で4.36ドル、非GAAP基準で7.13ドルとなり、非GAAP基準では前年比6%減少しています。
  • キャッシュフロー:運営活動によるキャッシュフローは8.7億ドルで、堅調な流動性を維持している。
  • 配当:年間のキャッシュ配当が20%増加し、一株当たり1.78ドルに設定されている。

AI向けサーバーの売上が好調で、特にAI最適化サーバーの注文が前四半期比で約40%増加し、そのバックログは年末時点で2.9億に達している。 これは、デルがAI技術における将来のビジネス機会を積極的に捉えていることを示唆している。

また、デルは商用AIラップトップとモバイルワークステーションのポートフォリオを拡大し、パフォーマンス、コスト、セキュリティのニーズに応える製品を提供することに注力している。

全体として、デルは2025年度に向けて楽観的な見通しを持っており、強力なキャッシュフロー生成能力と事業の持続可能性に自信を持っている。
AI技術への取り組みを通じて、デルは業界におけるその地位をさらに強化していくと考えられる。