このサイトは、私( @mifsee )が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その過程を記録としてまとめているものです。
あくまで個人の調査・整理を目的とした内容であり、誤りや実際と異なる情報が含まれる可能性があります。
また、MifseeではAI技術を活用した運用や、技術習得を目的とした実験的な取り組みも行っています。ご覧いただく際には、その点をご理解のうえご利用ください。
はじめに
ヒューマノイド(人型ロボット)は、AIで現実の物を動かす「フィジカルAI」の中でも、最も注目を集めている分野です。
ただ、調べてみると、米国株には人型ロボットを専業にしている上場企業がほとんどありません。完成品を作る主役はテスラのような超大型株か、Figure AI のような未上場の企業です。「人型ロボット関連」として名前が挙がる銘柄の多くは、人型ロボットが売上のごく一部か、まだ売上になっていません。
そこでこの記事では、各社の決算資料(米SECの提出書類)を読み、会社自身が人型ロボットについて何を書いているかで関わりの濃さを3段階に分けました。
- 数字あり: 人型ロボット向けの顧客・受注・出荷を数字や社名で開示している
- 投資あり: 人型ロボットの事業に大きなお金を投じている(買収・出資など)が、売上はまだ見えない
- 言及のみ: 決算資料で人型ロボットに触れているが、数字は出していない
そのうえで、人型ロボット次第で株価が動きうる中型株を中心に6銘柄を選び、選んだ理由と懸念を書いています。数字は2026年10月23日時点で公表済みの決算資料によるものです。
この記事は AIロボティクス関連銘柄 の記事から、人型ロボットの部分を深掘りしたものです。工場・倉庫・手術などのロボット全体は、そちらで整理しています。
ヒューマノイドはなぜ今注目されている?
人型ロボットが注目される理由は、人間向けに作られた工場・倉庫・家庭を、そのまま作り替えずに使える点にある。車輪型や腕だけのロボットと違い、階段や棚、人の道具を前提にした環境で働ける可能性がある。
まだ年7,000台の小さな市場
国際ロボット連盟(IFR)の World Robotics 2026 によると、2025年に世界で販売された身長140cm超の人型ロボットは約7,000台だった。IFR は、用途の多くは専門的な作業で、人による遠隔操作が必要な場合も多いと説明している。普及の壁として、安全基準、訓練と保守の費用、特に工場での採算の弱さを挙げている。
同じ年の産業用ロボットの設置が60万台を超えていることと比べると、人型ロボットはまだ桁が2つ小さい。
それでも量産の準備は始まっている
一方で、量産に向けた動きは2026年に入って具体的になってきた。
- テスラ: 2026年7〜9月期の決算資料で、カリフォルニア州フリーモントの量産ラインで Optimus の生産が始まったと発表した
- Figure AI: 未上場ながら、2025年9月の資金調達で評価額390億ドルとなった
- Agility: 物流向けの人型ロボット Digit を作る Agility は、SPAC(特別買収目的会社)との合併で上場を目指している
台数はまだ小さいが、量産と上場に向けたお金が先に動き始めている段階である。
ヒューマノイドの「どこで儲かるか」地図
人型ロボットを部品に分けると、考えて動きを決める「頭脳」、周りを見る「目」、体を動かす「関節」、それらを組み上げる「完成品」に分かれる。厳選した6銘柄と主な企業を層ごとに整理すると次のようになる。
| 層 | 何をするか | 主役(厳選外) | 厳選銘柄 | 濃さ |
|---|---|---|---|---|
| 完成品 | ロボット本体を作る | テスラ、Figure AI(未上場) | XPEV、MBLY | 投資あり |
| 頭脳 | AIの学習と、ロボットに載せる半導体 | エヌビディア | — | — |
| 目 | ライダーやカメラで周りを立体的に見る | — | HSAI、OUST | 数字あり/言及のみ |
| 関節・部品 | モーター・減速機・センサーで体を動かす | — | RRX、VPG | 言及のみ/数字あり |
この地図で見ると、今の時点で人型ロボット向けの数字を開示しているのは、完成品ではなく「目」と「部品」の会社である。完成品メーカーはまだ売上を開示していない。これは、ロボットが量産される前に、試作機や開発向けの部品が先に売れる段階にあるためと考えられる。
テスラとエヌビディアは主役だが厳選の外
テスラとエヌビディアは、人型ロボットの話題で必ず名前が挙がる2社である。ただ、どちらも人型ロボット以外の要素で株価が大きく動く超大型株のため、親記事と同じく厳選の対象から外している。
- テスラ【TSLA】: Optimus を「汎用の自律型人型ロボット」と位置づけ、量産に向けた投資を進めている。決算資料の生産能力の表では、カリフォルニアの Optimus が「立ち上げ初期」、テキサスが「建設中」とされている。ただし台数・価格・販売開始時期は開示していない。2026年7〜9月期は売上280億ドル(前年同期並み)、営業利益は7.2億ドル(前年同期16.2億ドル)だった
- エヌビディア【NVDA】: 人型ロボット向けのAI開発基盤「Isaac GR00T」と、ロボットに載せる半導体「Jetson Thor」を手がける。2026年8月には、これらを使った人型ロボットの参照設計を発表した。ただしロボティクス単独の売上は開示しておらず、売上のほとんどはデータセンター向けである
MiFsee厳選のヒューマノイド関連銘柄6選
| 銘柄 | 層 | 直近の四半期売上(前年同期比) | 利益 | 濃さ | ひとことで |
|---|---|---|---|---|---|
| シャオペン【XPEV】 | 完成品 | 197.4億元(+8%) | 赤字 | 投資あり | EVメーカー。ロボット子会社に外部から出資 |
| モービルアイ【MBLY】 | 完成品 | 5.1億ドル(横ばい) | 赤字(調整後は黒字) | 投資あり | 自動運転チップの大手が人型ロボット企業を買収 |
| ヘサイ【HSAI】 | 目 | 8.6億元(+22%) | 黒字 | 数字あり | ロボット向けライダーの出荷が約3倍に |
| アウスター【OUST】 | 目 | 5,500万ドル(+56%) | 赤字 | 言及のみ | ライダーとカメラで売上が急伸 |
| リーガル・レクスノード【RRX】 | 関節・部品 | 15.6億ドル(+4%) | 黒字 | 言及のみ | モーターの大手。人型ロボット向けを成長分野に |
| ヴィシェイ・プレシジョン【VPG】 | 関節・部品 | 8,390万ドル(+12%) | 赤字 | 数字あり | 人型ロボットの顧客から部品の採用通知 |
※ 決算期はいずれも2026年4〜6月期(会社ごとに期末日が数日ずれる)。XPEV・HSAI は人民元(元)で決算を出している。
シャオペン【XPEV】
中国の電気自動車(EV)メーカーである。売上の大半は自動車の販売だが、自動運転のロボタクシーと人型ロボット「IRON」の開発にも力を入れている。
選んだ理由
- ロボット事業に外部のお金が入った: 2026年8月、ロボット事業を担う子会社 Dogotix が約9億ドルの第三者割当を決めた。取引後の Dogotix の評価額は63億ドルとされ、会社は「ロボット事業の価値が独自に評価されやすくなる」と目的を説明している
- 経営トップが量産を明言: 何小鵬(He Xiaopeng)CEO は2026年4〜6月期の決算で、量産版の人型ロボットの開発が「いくつかの重要な節目に達した」と述べた。年初には、ロボタクシーと人型ロボットの量産を今年の目標に掲げている
- 自動車の採算が改善: 同四半期の粗利率は20.7%と、前年同期から3.4ポイント上がった。7〜9月期の納車は118,390台と、前四半期から15%増えた
懸念
- 赤字が続いている: 同四半期の純損失は13.4億元と、前年同期の4.8億元から拡大した。人型ロボットの量産時期や台数も、決算資料では具体的に示されていない
- 持分の低下と中国リスク: Dogotix への出資が完了すると、シャオペンの持分は100%から約82%に下がる(ワラントの行使などで最大約68%まで)。事業の中心は中国で、株価は年初から約−55%と大きく下げている

モービルアイ【MBLY】
自動車の運転支援システム(ADAS)向けのチップ「EyeQ」で世界大手の企業である。会社によると、EyeQ を搭載した車は世界で2.5億台を超える。2026年2月に、人型ロボットを開発する Mentee Robotics を買収した。
選んだ理由
- 人型ロボットに9億ドルを投じた: Mentee Robotics の買収額は9億ドル(現金約6.1億ドルと株式)。会社は買収の目的を「自動運転と人型ロボットの2つの市場で、フィジカルAIの技術を総合的に提供する企業になること」と説明している
- 本業の利益が改善: 2026年4〜6月期の調整後営業利益は1.55億ドルと、前年同期の1.06億ドルから増えた。通期の売上見通しの中央値も2,000万ドル引き上げ、19.7〜20.2億ドル(前年比+4〜7%)とした
- 財務に余裕がある: 現金・有価証券などは14億ドルあり、買収後も手元資金は厚い
懸念
- 経営陣の交代と関係者との取引: 創業者の Amnon Shashua CEO は2026年7月、後任が決まりしだい退任すると発表した。同氏は Mentee の会長・共同創業者でもあり、買収の対価の株式はすべて Mentee の創業者3人に割り当てられている
- 本業の伸びが止まっている: 同四半期の売上は5.08億ドルと前年同期並みで、GAAP(会計基準どおり)では営業赤字が続く。人型ロボットの量産時期や顧客は開示されておらず、株価は年初から約−37%となっている

ヘサイ【HSAI】
中国の上海に本社を置く、ライダー(レーザーで周りを立体的に測るセンサー)の大手である。自動車向けが中心だが、ロボット向けの出荷が急速に増えている。米国の Nasdaq と香港に上場している。
選んだ理由
- ロボット向けの出荷が約3倍: 2026年4〜6月期のロボット向けライダーの出荷は142,371台と、前年同期の48,531台から+193%となった。全出荷628,275台の約2割を占める
- 人型ロボット企業を顧客名で開示: 会社は、Unitree・Galbot など人型ロボットの企業から新たな受注を得ていると書いている。2026年7月に試作品を納め、人型ロボット向けの初の売上は7〜9月期に入る見込みとしている。ロボットの関節を動かす部品(アクチュエーター)も Sharpa 向けに出荷を始めた
- 黒字が続き、伸びも加速の見通し: 同四半期の売上は8.6億元(+22%)で、純利益は7,060万元と5四半期連続の黒字だった。7〜9月期の売上は11〜11.5億元(前年同期比+38〜45%)を見込む
懸念
- 営業利益が薄い: 同四半期の営業利益は220万元と、前年同期の2,290万元から大きく減った。粗利率も42.5%から40.1%に下がっている。ロボット向けなど新しい事業への投資が重い
- 中国市場への集中: 売上のほとんどが中国の自動車・ロボット向けで、中国の競争や米中関係の影響を受けやすい。株価は年初から約−41%となっている

アウスター【OUST】
米国のライダーの会社で、工場・ロボット・自動車・街のインフラ向けに、周りを見るセンサーとソフトウェアを提供している。2026年2月に、カメラで立体を認識するフランスの Stereolabs を買収した。
選んだ理由
- 売上が大きく伸びている: 2026年4〜6月期の売上は5,500万ドルで、前年同期比+56%。会社によると14四半期連続の増収である
- 利益率が上がっている: 同四半期の粗利率は49%と、前年同期から4ポイント上がった
- カメラまで持つ「目」の会社に: Stereolabs の買収でカメラとAIの認識技術が加わった。会社は年次報告書で、人型ロボットを新たに大きく伸びる用途の一つに挙げている
懸念
- 赤字と増資: 同四半期の純損失は1,800万ドル。2026年7月には1株55.22ドルで約362万株を発行し、約1.9億ドルを調達した。株価はその後下がり、10月23日時点で約30ドルと増資の価格を大きく下回っている
- 人型ロボットはまだ将来の話: 人型ロボットへの言及は年次報告書の「今後の用途」にとどまり、直近の決算では顧客や受注は示されていない

リーガル・レクスノード【RRX】
モーター、減速機、ベアリングなど、機械を動かす部品の大手である。データセンター向けの電源設備や空調向けの事業も持つ。ロボットの関節を動かす部品(アクチュエーター)を、人型ロボット向けにも売り込んでいる。
選んだ理由
- 人型ロボットを成長分野に掲げる: 2025年10〜12月期の決算で、人型ロボット・協働ロボット・手術ロボット向けに成長投資を進めると説明した。工場の自動化部門の受注は+9%を超え、人型ロボットを含むロボット向けが寄与したとしている
- 受注が加速している: 2026年4〜6月期の受注(1日あたり)は前年同期比+8.8%で、ロボット向けを含むモーション制御の部門は+17.1%だった
- 利益が伸びている: 同四半期の売上は15.6億ドル(+4%)、純利益は1.17億ドルと前年同期の0.80億ドルから47%増えた
懸念
- 人型ロボットの数字は見えない: 人型ロボット向けの売上・受注額・顧客は開示されていない。売上約60億ドルの会社にとって、人型ロボットはまだごく一部である
- 借入と経営陣の交代: 純有利子負債は利益(調整後EBITDA)の3.06倍とやや重い。2026年7月にCEOが交代し、新CEOは「まず事業を学んでいる段階」と述べている

ヴィシェイ・プレシジョン・グループ【VPG】
精密な抵抗器や、力や重さを測るセンサー(ひずみゲージなど)を作る会社である。年間売上は約3億ドルと小さく、人型ロボット向けの部品が業績を動かしうる規模といえる。
選んだ理由
- 人型ロボットの顧客から採用通知: 2026年4〜6月期に、最初の人型ロボットの顧客から部品の供給先に選ぶ通知(ベンダー・ノミネーション)を受けた。この顧客は、次世代の人型ロボットの量産を2026年後半に始める計画だという
- 受注が売上を上回る: 同四半期の受注は9,550万ドルで、受注を売上で割った比率(ブック・トゥ・ビル)は1.14だった。AI半導体・データセンター・防衛向けの精密抵抗器の受注は、四半期として過去最高だった
- センサー部門が伸びている: 同四半期の売上は8,390万ドル(+12%)で、センサー部門は3,340万ドル(+26%)だった
懸念
- 利益が出ていない: 同四半期の営業利益率は−0.4%(前年同期+3.6%)で、1株あたり0.13ドルの純損失だった
- 顧客名も製品も非公開: 人型ロボットの顧客の名前と、どの部品を納めるかは開示されていない。量産の計画が遅れれば、期待が先行した株価が揺れやすい。株価は年初から約+38%上がっている

上場していない主役たち
人型ロボットの完成品で先頭を走る企業の多くは、まだ上場していない。米国の個人投資家が株を買えるかどうかとあわせて整理する。
| 企業 | 拠点 | 主な製品 | 上場の状況 |
|---|---|---|---|
| Figure AI | 米国 | Figure 03 | 未上場。2025年9月の資金調達で評価額390億ドル |
| Agility | 米国 | Digit | SPAC の Churchill Capital XI【CCXI】と合併予定。2026年11月2日に CCXI の株主総会を予定 |
| Unitree | 中国 | G1・H1 など | 2026年に上海証券取引所の科創板に上場(コード688836)。KOID・HUMN の組入上位に入っている |
| Boston Dynamics | 米国 | Atlas | 韓国の現代自動車グループが2021年に約8割を取得した子会社。単独では上場していない |
| 1X | ノルウェー・米国 | NEO(家庭向け) | 未上場 |
この中で、米国株として買えるようになる可能性があるのは Agility である。合併の発表資料によると、Agility の合併前の株式価値は25億ドルで、複数年の契約を結んだ Digit の受注は3億ドルを超える。合併は CCXI の株主の承認などを条件に、2026年中の完了を見込んでいる。
ただし、合併が完了するまで、CCXI の株価は1株10ドル前後にとどまっており、Agility の業績を反映した株ではない。SPAC は合併の前後で株価が大きく動くことが多く、合併が完了したあとの決算を見てから判断したい。
厳選から外した銘柄
人型ロボットの関連銘柄として名前が挙がることがあるが、今回は厳選から外した銘柄と、その理由である。
| 銘柄 | 外した理由 |
|---|---|
| リッチテック・ロボティクス【RR】 | 人型ロボット「Dex」を発表しているが、2026年6月に過去の決算の訂正(再表示)を発表した。Nasdaq から上場規則違反の通知も受けている |
| コグネックス【CGNX】 | 人型ロボットにも使われる3Dカメラの RealSense を買収予定。工場の「目」の会社として AIロボティクスの記事 で厳選している |
| テラダイン【TER】 | 協働ロボット(Universal Robots)を持つが、決算資料に人型ロボットの記述が見当たらない |
| ティムケン【TKR】、アリエント【ALNT】 | ロボット用の減速機やモーターを作るが、決算資料に人型ロボットの記述が見当たらない |
| アンバレラ【AMBA】、クアルコム【QCOM】 | ロボット向けの半導体を手がけるが、決算資料に人型ロボットの記述が見当たらない |
「人型ロボット関連」として報道で名前が挙がっていても、会社自身が決算資料で触れていない場合は、今回は対象にしていない。
ヒューマノイドに投資できるETFは?
人型ロボットに絞ったETFは、2025年に相次いで登場した。どちらも上位は中国・韓国・日本の部品メーカーが多く、米国株の比率は小さい。
KraneShares グローバル・ヒューマノイド&エンボディドAI ETF【KOID】
2025年6月に設定された、人型ロボットと「体を持つAI」に投資する指数連動型のETFである。経費率は年0.69%(2028年8月までの手数料減免後。減免前は0.79%)、純資産は約3.3億ドル。上位には Unitree、中国の減速機メーカー、テキサス・インスツルメンツなどが並び、1銘柄あたりの比率は2%台と分散している。

Roundhill ヒューマノイド・ロボティクス ETF【HUMN】
2025年6月に設定された、運用者が銘柄を選ぶアクティブ型のETFである。経費率は年0.75%、純資産は約0.9億ドルで42銘柄を持つ(2026年9月末)。上位は Unitree 6.0%、テスラ 5.8%、ハーモニック・ドライブ・システムズ 5.7%、UBTech 4.3% など。国別では中国34%、米国23%、韓国14%、日本14%となっている。

日本企業について
日本企業は、私自身が深く調べられていないため、この記事では評価していない。今回、ロボット用の減速機やモーターを作る日本企業の一部について、会社のIRニュースを確認した範囲では、人型ロボット向けに部品を供給していると書いている資料は見つからなかった。
事実として確認できたのは、上で紹介した HUMN の組入上位に、ロボット用の精密減速機を作るハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)が5.7%入っていることである。ロボット関連の日本企業の事業内容は、AIロボティクス関連銘柄の記事 に一覧でまとめている。
まとめ
人型ロボットの関連銘柄を決算資料で見直してみると、注目度の高さに比べて、会社が数字で語れる段階にはまだ来ていないことが分かりました。
完成品を作るテスラ・シャオペン・モービルアイは、量産に向けた投資を進めているものの、台数や売上は開示していません。
むしろ今、人型ロボット向けの受注や出荷を数字で示し始めているのは、ヘサイのライダーやヴィシェイ・プレシジョンのセンサーのような「目」と「部品」の会社です。量産が本格化する前に、まず開発や試作のための部品が売れる、という順番が決算資料から見えてきます。
ただし、厳選した6銘柄のうち4銘柄は赤字で、株価の動きもさまざまです。シャオペン・モービルアイ・ヘサイは年初から4〜5割下げている一方、ヴィシェイ・プレシジョンとアウスターは3〜4割上がっています。テスラの Optimus の量産や、Agility の上場、ヘサイの人型ロボット向けの初売上(7〜9月期)など、次の決算で確かめられる材料が多いので、順に見ていきます。
この記事は、決算が出るたびに数字を見直していきます。
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