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【CAVA】CAVAグループの決算まとめ|2026年Q2

最新 2026:Q2 引け後

2026:Q2 2026/08/11 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+14.24%寄付 +14.22%

CAVA 2026年Q2決算:客数増が支える9.0%の既存店成長、通期ガイダンスは据え置き

本決算のポイント

CAVAグループの2026年第2四半期は、CAVA事業の売上高が前年同期比31.3%増の3.654億ドルとなり、成長ブランドとしての勢いが続いていることを示した。既存店売上高は9.0%増加し、そのうち5.3%分は客数の伸びによるもので、価格・商品ミックスによる押し上げは3.7%だった。新規出店は17店(純増)で、店舗数は476店に達し、前年同期比19.6%の増加となっている。

利益面では、GAAP純利益が2300万ドルで前年同期の1837万ドルから25.3%増加し、調整後EBITDAも4210万ドルから5472万ドルへ30.0%増となった。一方でCAVA事業の店舗レベル利益率は25.7%と、前年同期の26.3%から60ベーシスポイント低下しており、Pomegranate Glazed Salmonの投入コストやデリバリー比率の上昇、賃金投資が押し下げ要因になった。

会社は通期ガイダンスを据え置き、既存店売上高成長率4.5〜6.5%、店舗レベル利益率23.7〜24.3%、調整後EBITDA1.81億〜1.91億ドルとする見通しを再確認した。四半期実績が既存店売上高でこの通期レンジの上限を大きく上回っていることから、下半期の推移が注目される。

抑えておくべきKPI

  • CAVA事業売上高: 3.654億ドル(前年同期比31.3%増)
  • 既存店売上高: 9.0%増(客数5.3%増、価格・ミックス3.7%増)
  • 店舗レベル利益率: 25.7%(前年同期26.3%から60ベーシスポイント低下)
  • 調整後EBITDA: 5472万ドル(前年同期比30.0%増、売上高比14.9%)

投資家目線のインサイト

既存店売上高9.0%増という数字は、前四半期の9.7%増からわずかに減速したものの、客数の伸びが5.3%と主導的であり、値上げ依存ではない健全な成長構造を保っている点が重要だ。新規出店94店(前年同期以降の累計)が期待を上回るパフォーマンスを見せているとの説明もあり、出店拡大とユニットエコノミクスの両立が続いている印象を受ける。

一方で店舗レベル利益率の60ベーシスポイント低下は、新メニュー導入やデリバリー比率上昇によるコスト増が要因とされ、単価上昇で利益額自体は増えているものの、利益率としては一時的な圧迫要素が働いた四半期と読める。前四半期の25.1%からは改善しているため、季節性やメニュー導入初期のコストという説明にも整合する。

フリーキャッシュフローは28週累計で4478万ドルとなり、前年同期の2190万ドルから倍増した。営業キャッシュフローの伸びが投資額の増加を上回っており、成長投資と資金創出のバランスは崩れていない。

今後の見どころ

会社は通期ガイダンスを据え置いており、下半期に既存店売上高や店舗レベル利益率がどこまでこの四半期の水準を維持できるかが最大の焦点になる。特にPomegranate Glazed Salmonのコスト影響が一時的なものか、今後も利益率を圧迫し続けるかは注視したい点だ。

また、新規出店ペースは通期75〜77店の計画に対して四半期17店のペースであり、残り四半期での出店加速と新店の収益性維持が両立できるかが今後の確認ポイントになる。

出典

CAVA GROUP REPORTS SECOND QUARTER 2026 RESULTS

2026:Q1 2026/05/19 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+3.08%寄付 +11.21%
  • 5営業日+5.22%

CAVA 2026年Q1決算:既存店売上9.7%増と客数6.8%増で、成長ブランドの底堅さを再証明

本決算のポイント

CAVAの2026年第1四半期は、売上高が前年同期比32.2%増の4.34億ドルとなり、既存店売上高も9.7%増と力強い伸びを記録した。既存店売上の伸びのうち6.8ポイントは客数増によるもので、値上げやメニュー構成の変化に頼らない実需の強さが確認できる内容だった。

四半期中に20店舗を新規出店し、レストラン総数は459店舗(前年同期比20.2%増)に達した。レストランレベル利益は32.3%増の1.09億ドル、利益率は25.1%と前年同期と同水準を維持しており、デリバリー比率上昇や賃金投資というコスト増加要因を、売上拡大によるレバレッジ効果で相殺した形だ。

調整後EBITDAは37.6%増の6170万ドルとなり、利益率も14.1%へ改善した。一方で純利益は2360万ドルと前年同期の2570万ドルから減少しており、これは実効税率上昇や減価償却費の増加が影響したためだ。会社は通期ガイダンスを引き上げ、既存店売上高予想を3.0〜5.0%から4.5〜6.5%へ、調整後EBITDA予想を1.76億〜1.84億ドルから1.81億〜1.91億ドルへ改定した。

抑えておくべきKPI

  • CAVA売上高: 4.34億ドル(前年同期比32.2%増)
  • 既存店売上高: 9.7%増(客数6.8%増、価格・商品構成2.9%増)
  • レストランレベル利益率: 25.1%(前年同期と同水準)
  • 調整後EBITDA: 6170万ドル(前年同期比37.6%増、利益率14.1%)

重要なインサイト

今回の決算で最も注目すべきは、既存店売上の伸びの大半が客数増によって生まれている点だ。価格やミックスによる押し上げは2.9ポイントに過ぎず、値上げに頼らず実際の来客数で成長している構図は、ブランドの需要が持続的である可能性を示している。前四半期までの既存店売上は0.5〜2.1%程度で推移していたため、今回の9.7%は明確な加速と言える。

一方で、レストランレベル利益率は前年同期と変わらず25.1%に留まった。第三者デリバリーの比重増加や賃金投資といったコスト圧力が、売上増によるレバレッジで完全に打ち消された形であり、利益率自体の拡大余地は限られていることも示唆される。純利益が前年同期より減少した点も、税負担や減価償却費の増加という要因があり、実態としての事業成長とは分けて見る必要がある。

新規出店20店舗はシンシナティ、セントルイス、コロンバスといった中西部への新規市場進出を含み、地理的な拡張フェーズが着実に進んでいることが確認できる。

今後の見どころ

会社は通期の既存店売上高ガイダンスと調整後EBITDAガイダンスをいずれも上方に改定しており、今回の四半期の勢いが一時的なものではなく、通期を通じて継続すると経営陣が見ていることが伝わる。新規出店数のガイダンスも75〜77店舗へわずかに上積みされており、出店ペースの持続性も注視点となる。

一方で、前年同期の高い比較対象(同社が「strong prior year comparisons」と言及)をラップした結果である点や、フリーキャッシュフローが1550万ドルと前年の270万ドルから改善したものの絶対額としてはまだ小さい点は、今後の四半期でも確認しておきたい要素だ。

出典

CAVA GROUP REPORTS FIRST QUARTER 2026 RESULTS

2024:Q3

CAVAグループの2024年度Q3決算サマリー

売上と収益

  • 総売上: 前年同期比39.0%増の2億4,150万ドル。既存店舗の売上成長や新規店舗の開店が寄与。
  • 既存店売上成長率: 18.1%の増加、うち顧客数の増加によるものが12.9%を占め、メニュー価格や商品構成の変更による増加は5.2%。
  • レストランレベル利益率: 25.6%で前年同期の25.1%から改善。売上増に伴うスケールメリットが要因。

キャッシュフロー

  • 営業キャッシュフロー: 4,390万ドル、前年同期比大幅増加。主に業績改善によるもの。
  • フリーキャッシュフロー: 2,340万ドル、前年同期のキャッシュフローマイナスから大幅に改善。

経費と利益

  • 一般管理費: 売上の12.2%を占め、前年同期の13.9%から低下。経費の抑制と収益向上が効率改善に寄与。
  • 純利益: 1,800万ドル、前年同期の680万ドルから大幅増加。単位経済が改善し、コスト効率化が進展。

将来ガイダンス

カバ・グループは、2024年度の年間ガイダンスを引き上げ、売上増と利益率の向上を見込む。新規店舗の拡大やデジタル顧客への対応を強化し、2024年通年の成長を維持する計画。また、メニューの多様化や従業員の新たな労働モデルの導入を通じて効率を最大化し、今後の事業拡大を支える。

2024:Q2

CAVAグループの2024年度Q2決算サマリー

  • 売上高: 2億3,149万ドルで、前年同期の1億7,189万ドルから約35.2%増加。
  • 純利益: 1,974万ドル、前年同期の653万ドルから増加し、収益性が向上している​。
  • 調整後EBITDA: 3,434万ドルで、前年同期の2,160万ドルから約59%増加。

業績の詳細

  • 同店売上高の増加: 同店売上高は14.4%増加し、その内訳は客数の増加が9.5%、メニュー価格や製品ミックスの変更によるものが4.9%​。
  • 新規レストランの開設: 第2四半期中に18店舗を新たにオープンし、合計341店舗に達した。前年同期比で22.2%の増加​。
  • レストランレベルの利益率: レストランレベルの利益率は26.5%で、前年同期の26.1%から増加した。これは、売上増加によるレバレッジ効果によるもの​。

キャッシュフロー

  • 営業キャッシュフロー: 4,890万ドルで、前年同期の2,143万ドルから大幅に改善​。
  • フリーキャッシュフロー: 2,271万ドル、前年同期の-1,195万ドルから大きく改善​。

今後の見通し

  • 2024年通年のガイダンス: カバ・グループは、年間50から54の新規店舗開設を予定しており、同店売上高の成長率を8.5%から9.5%に引き上げる見込み。
  • 調整後EBITDA: 1億900万ドルから1億1400万ドルの範囲で予測されている​。

カバ・グループは、第2四半期において堅調な業績を記録し、特に同店売上高と新規店舗開設の増加が収益に貢献した。今後も成長を続け、業績のさらなる改善が期待されている。