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【VIAV】ヴィアヴィ・ソリューションズの決算まとめ|2026年Q4

最新 2026:Q4 引け後

2026:Q4 2026/08/05 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+4.34%寄付 -2.31%
  • 5営業日+10.82%

VIAV 2026年Q4決算:売上高が前年同期比52.5%増と急伸、データセンターと航空宇宙・防衛への多角化戦略が結実

本決算のポイント

ヴィアヴィ・ソリューションズの2026年第4四半期は、売上高が前年同期比52.5%増の4.431億ドルとなり、四半期として大幅な成長を記録した。前四半期比でも8.9%の増収と、成長ペースが加速している。

収益性の改善も鮮明で、GAAP営業利益率は13.8%と前年同期から850bp上昇、non-GAAP営業利益率も24.0%と960bp改善した。
GAAP純利益は3270万ドル(前年同期比308.8%増)、GAAP希薄化後EPSは0.13ドルとなり、non-GAAP EPSも0.34ドルへと大きく伸びている。

通期でも売上高は15.18億ドルと前年比40.0%増を達成したが、GAAP通期純損益は3040万ドルの損失となり、前年の3480万ドルの純利益から悪化した。一方でnon-GAAP通期純利益は2.438億ドル(前年比128.5%増)と好調で、GAAPとnon-GAAPの差は金融費用や無形資産償却など一時的・非現金項目の影響が大きいことを示している。

抑えておくべきKPI

  • 売上高(Q4): 4.431億ドル(前年同期比52.5%増、前四半期比8.9%増)
  • Network and Service Enablement部門売上高(Q4): 3.539億ドル(前年同期比69.2%増)
  • non-GAAP営業利益率(Q4): 24.0%(前年同期比960bp改善)
  • 通期フリーキャッシュフロー創出力: 通期の営業活動によるキャッシュフローは1.139億ドル(うちQ4は6670万ドル)

投資家目線のインサイト

今回の決算で最も目を引くのは、Network and Service Enablement部門が前年同期比69.2%増の3.539億ドルと、会社全体の成長を牽引した点だ。経営陣はデータセンターエコシステムと航空宇宙・防衛市場への多角化戦略がこの成長の主因だとしており、今後数四半期にわたって同様の効果が続くとの見通しを示している。一方でOptical Security and Performance Products部門は前年同期比9.6%増と、成長率に明確な差がある。

GAAPベースでは通期が純損失となっている点はローライトとして無視できない。負債の借換に伴う一時的な損失(四半期で1050万ドル、通期で5670万ドル)や、偶発対価の公正価値変動(通期で3300万ドルの費用)といった非現金・非定常的な項目が響いている。業績の実態を捉えるにはGAAPの損益だけでなく、こうした一時要因を除いたnon-GAAP指標との併読が欠かせない決算といえる。

現金及び短期投資等の合計は6.567億ドルとバランスシートも安定しており、成長投資と財務健全性の両立が進んでいる印象だ。

今後の見どころ

会社は2027年度第1四半期(2026年10月3日終了)について、売上高4.5億〜4.6億ドル、non-GAAP EPS 0.40〜0.42ドルという見通しを示した。今四半期の売上高4.431億ドルからさらに伸びる計画であり、成長の持続性が試される最初の四半期となる。

データセンターエコシステムおよび航空宇宙・防衛分野への多角化戦略が「今後数四半期の成長を牽引する」と経営陣が明言している以上、次回以降もNetwork and Service Enablement部門の成長ペースが持続するかが最大の注目点になる。GAAP純損益が通期で赤字だったことを踏まえ、一時的費用の減少ペースにも目を配りたい。

出典

VIAVI Announces Fiscal Fourth Quarter and Fiscal Year 2026 Results

2026:Q3 2026/04/29 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+15.09%寄付 +31.76%
  • 5営業日+16.41%

VIAV 2026年Q3決算:データセンター需要が押し上げ、売上高が前年比42.8%増の4.068億ドル

本決算のポイント

ヴィアヴィ・ソリューションズの2026年度第3四半期は、売上高が前年同期比42.8%増の4.068億ドルとなり、データセンターと航空宇宙・防衛市場の強い需要が成長を牽引した。
経営陣も「四半期の業績は予想を上回った」とコメントしており、想定以上の伸びだったことがうかがえる。

収益性の面では、GAAP営業利益率が6.1%と前年同期の3.0%から改善し、non-GAAP営業利益率も21.0%まで拡大した。
一方でGAAP純利益は640万ドルと前年同期の1950万ドルから減少し、GAAPベースの利益は税負担の増加などで前年を下回ったものの、non-GAAP純利益は6760万ドルと前年同期比99.4%増と大きく伸びている。この差はストックベースの報酬や偶発対価の公正価値変動、リストラ費用など一時的な項目の影響が大きい。

会社は2026年度第4四半期について、売上高4.27億〜4.37億ドル、non-GAAP EPSは0.29〜0.31ドルとする見通しを示した。前四半期からの増収が続く計画となっている。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 4.068億ドル(前年同期比42.8%増、前四半期比10.2%増)
  • non-GAAP営業利益率: 21.0%(前年同期の16.7%から430bp改善)
  • Network and Service Enablement部門売上高: 3.215億ドル(前年同期比54.4%増)
  • non-GAAP EPS: 0.27ドル(前年同期の0.15ドルから80.0%増)

インサイト

今回の決算で目を引くのは、主力のNetwork and Service Enablement部門が前年同期比54.4%増と大きく伸び、全社成長を主導した点だ。データセンターや航空宇宙・防衛といった需要の強い分野への売上構成が効いており、Optical Security and Performance Products部門の11.4%増と比べても差が大きい。

一方でGAAP純利益は前年同期比67.2%減の640万ドルにとどまった。リストラ関連費用が1730万ドル発生したほか、偶発対価の公正価値変動や買収・統合関連費用も重荷となり、GAAPとnon-GAAPの差が大きく開いている。九ヶ月累計でもGAAPは6310万ドルの純損失であり、一時的な費用の多さが利益の見え方を複雑にしている点は留意が必要だ。

営業活動によるキャッシュフローは四半期で2630万ドルのマイナスとなったが、これは偶発対価の支払いの一部が営業キャッシュフローに分類されたことが主因と説明されている。キャッシュの動きは一時的な支払いの影響が大きく、本業の悪化を示すものではないとみられる。

今後の見どころ

次四半期のガイダンスでは売上高が4.27億〜4.37億ドル、non-GAAP EPSが0.29〜0.31ドルと示され、成長ペースの持続がまず注目点となる。データセンターと航空宇宙・防衛という2つの成長ドライバーが今後も続くと経営陣が述べている点は、事業の質を判断する上で重要な材料だ。

一方で、リストラ費用や買収関連の一時費用がGAAP収益性を圧迫し続けている構図は変わっていない。GAAPベースの利益改善が実現するかどうかが、次の四半期以降の焦点になりそうだ。

出典

VIAVI Announces Third Quarter Fiscal 2026 Results

2026:Q2 2026/01/28 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+17.45%寄付 +9.42%
  • 5営業日+16.50%

ヴィアヴィ・ソリューションズ(VIAV)の2026年度第2四半期決算サマリー

売上高と収益

  • 四半期売上高:36,930万ドル(前年比+36.4%)
  • GAAP営業利益率:3.1%(前年同期比▲5.1pt)
  • Non-GAAP営業利益率:19.3%(前年同期比+4.4pt)(会社定義)
  • GAAP純損失:▲4,810万ドル(前年同期は純利益910万ドル)
  • Non-GAAP純利益:5,150万ドル(前年比+75.2%)(会社定義)
  • GAAP EPS:▲0.21ドル(前年同期は0.04ドル)
  • Non-GAAP EPS:0.22ドル(前年比+69.2%)(会社定義)

営業費用と利益

  • 研究開発費:6,590万ドル(前年同期比+26.5%)
  • 販管費:1億2,710万ドル(前年同期比+50.8%)
  • 株式報酬費用(Non-GAAP調整項目):1,390万ドル
  • その他一時費用(火災・資産売却等含む):620万ドル

キャッシュと財務状況

  • 営業キャッシュフロー:4,250万ドル
  • 現金・短期投資・制限付現金合計:7億7,210万ドル
  • 短期負債:5,340万ドル
  • 長期負債:12億2,170万ドル
  • 純資産(自己資本):8億3,430万ドル

技術・事業ハイライト

  • 主力セグメント別売上高

ネットワーク&サービスイネーブルメント:2億9,150万ドル(前年比+45.8%)
光学セキュリティ&パフォーマンス製品:7,780万ドル(前年比+9.7%)
– 地域別売上構成比:アメリカ46.3%、アジア太平洋29.3%、EMEA24.4%
– 高速イーサネット等の買収企業の統合開始

2026年度ガイダンス(または通期ガイダンス)

  • 第3四半期(2026年3月終了)予想

売上高:3億8,600万~4億ドル
Non-GAAP EPS:0.22~0.24ドル(会社定義)

決算まとめ

売上は過去最高水準に達し、ネットワーク関連セグメントが大きく牽引。Non-GAAPベースでは収益性も大幅に改善し黒字を確保。一方でGAAPベースでは火災や買収関連費用など一時要因が影響し赤字転落。キャッシュポジションは潤沢だが、負債総額も増加傾向。今後の成長はデータセンターおよび防衛・航空市場での需要継続が鍵。

出典(一次情報)

2026:Q1 2025/10/29 発表(引け後)

  • 発表翌営業日+22.32%寄付 +13.38%
  • 5営業日+24.75%

VIAV 2026年Q1決算:データセンターと防衛需要が牽引、売上高が前年同期比25.6%増と会社想定を上回る

本決算のポイント

ヴィアヴィ・ソリューションズの2026年度第1四半期(2025年9月27日終了)は、売上高が2.991億ドルとなり、前年同期比25.6%増(6090万ドル増)と大きく伸びた。CEOのオレグ・カイキン氏は、データセンターエコシステムおよび航空宇宙・防衛顧客からの旺盛な需要が業績を押し上げたと説明し、この勢いは今年度を通じて続くとの見通しを示している。

利益面では明暗が分かれた。GAAP営業利益率は2.5%(前年同期比230bp低下)、GAAP純損失は2140万ドル(前年同期の180万ドルの損失から拡大)となった一方、non-GAAP営業利益率は15.7%(同570bp改善)、non-GAAP純利益は3310万ドル(同166.9%増)と収益性の実態は大きく向上している。GAAP損益の悪化は、偶発対価の公正価値変動(1090万ドル)や買収・統合関連費用の増加など一時的要因が主因とみられる。

会社は2026年度第2四半期の業績見通しとして、売上高3.60億〜3.70億ドル、non-GAAP EPS0.18〜0.20ドルを提示した。第1四半期の売上高は前四半期比でも3.0%増と、四半期を通じて成長が続いている点が確認できる。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 2.991億ドル(前年同期比25.6%増、前四半期比3.0%増)
  • non-GAAP営業利益率: 15.7%(前年同期比570bp改善)
  • Network and Service Enablement事業売上高: 2.16億ドル(前年同期比35.5%増)
  • 営業活動によるキャッシュフロー: 3100万ドル

投資家目線のインサイト

今回の増収は一時的な特需ではなく、データセンターエコシステムと航空宇宙・防衛という2つの成長領域における構造的な需要拡大を反映している可能性が高い。特にNetwork and Service Enablement事業は前年同期比35.5%増と、全社成長を牽引する主力セグメントとして存在感を増した。一方Optical Security and Performance Products事業は同5.5%増に留まり、成長のけん引役が明確に分かれている。

GAAPベースでの純損失拡大は懸念材料だが、内訳を見ると偶発対価の公正価値変動や買収・統合関連費用、非現金の転換社債償還損失(380万ドル)といった非事業性の要因が大きい。non-GAAPベースでの実態収益性はむしろ大きく改善しており、GAAPの数字だけを見て事業が悪化したと判断するのは早計だろう。

同時に発表されたKeysightからのSpirent製品ライン取得については、データセンターエコシステムでの事業基盤拡大を狙ったものとCEOが説明しており、今後の成長ドライバーとしての位置づけが今後の決算で問われることになる。

今後の見どころ

次四半期のガイダンスは売上高3.60億〜3.70億ドルと、今四半期の2.991億ドルから大きく跳ね上がる水準を示しており、Spirent製品ライン取得の影響を含む成長加速が数字にどう反映されるかが最大の注目点となる。

一方で、GAAP営業利益率の低下傾向や買収統合コストの継続的な発生が、GAAPベースの収益性にどこまで影響を与え続けるかも注視すべきポイントだ。会社側は本決算が未監査かつ暫定的な数値であることを明示しており、Form 10-Q提出時の調整可能性にも留意が必要である。

出典

VIAVI Announces First Quarter Fiscal 2026 Results