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【SOFI】ソーファイ・テクノロジーズの決算まとめ|2026年Q2

最新 2026:Q2 寄り前

2026:Q2 2026/07/29 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日-8.90%寄付 -7.41%
  • 5営業日+11.71%

SOFI 2026年Q2決算:純利益1.57億ドルへと拡大、通期売上ガイダンスも増額

SOFIの決算ハイライト

SoFiの2026年第2四半期は、GAAP純利益が1.57億ドルと前年同期比61%増加し、純利益率も13%まで改善した四半期になった。GAAP売上高は12.2億ドルで前年同期比43%増、調整後売上高も12.1億ドルで40%増と、いずれも過去最高を更新している。

会員数は前年同期比35%増の1,580万人、プロダクト数は42%増の2,440万件に達し、四半期として初めてプロダクト純増数(220万件)が会員純増数(110万人)の2倍に達するという節目を迎えた。既存会員による新規プロダクト開設比率(クロスバイ)も51%まで上昇し、前四半期の43%から加速している。

会社は好調な業績を受け、通期の調整後売上ガイダンスを47.5億〜48.5億ドル(前年比32〜35%成長)へと増額した。一方、調整後EBITDA約16億ドル、調整後純利益約8.25億ドル、調整後EPS約60セントの見通しは据え置いている。

抑えておくべきKPI

  • 調整後EBITDA: 3.58億ドル(前年同期比44%増、マージン30%)
  • 貸出組成額: 過去最高の148億ドル(前年同期比69%増、個人ローン・学生ローン・住宅ローンいずれも過去最高)
  • 手数料ベース収益: 4.72億ドルで総収益の39%を占め、前四半期比22%増
  • 有形簿価(Tangible Book Value): 95億ドル、1株あたり7.34ドル(前年同期の4.72ドルから56%増)

インサイト

今回の決算で目を引くのは、成長の質が変わりつつある点だ。会員・プロダクトの拡大に加え、SoFi PlusやSoFi Coachといった新サービスが既存会員のエンゲージメントを深め、クロスバイ比率を押し上げている。有料サブスクリプション化したSoFi Plusは20万人を突破し、加入者の25%がその後さらに別プロダクトを追加しており、単なる会員数の積み上げから「ひとりあたり収益」の底上げへと重心が移っている様子がうかがえる。

貸出面では、個人ローンの与信パフォーマンスが改善している点も安心材料だ。個人ローンの年率チャージオフ率は2.62%と前年同期の2.83%から低下し、遅延債権売却の影響を除いたベースでも前四半期比0.7ポイント改善した。ローンプラットフォームビジネス経由の第三者向け組成が31億ドルに達するなど、資本効率の高いフィー収益への分散も進んでいる。

一方でテクノロジープラットフォームセグメントは、大口クライアントの契約終了の影響で総口座数が前年同期比16%減となり、貢献利益率も30%から14%へと大きく低下した。全社の成長を牽引するレンディングとファイナンシャルサービスの好調さが、テクノロジープラットフォームの構造的な逆風を打ち消している構図であり、この点は今後も注視が必要だろう。

今後の見どころ

次四半期以降は、通期ガイダンスで示された調整後売上高47.5億〜48.5億ドルの達成ペースと、据え置かれた調整後EBITDAマージン33〜34%が計画通り推移するかが焦点になる。会員数についても「前年比30%以上の増加」という通期目標に対する進捗を確認したい。

また、個人ローンの累積損失率については、7〜8%という許容上限に対し直近コホートが4.68%にとどまっていると説明されており、与信の健全性が今後も維持されるかどうかは、金利環境や貸出残高の拡大ペースと合わせて継続的に見ておく価値がある。テクノロジープラットフォームの口座数が今後反転できるかも一つの観察点だ。

出典

SoFi Reports Second Quarter 2026 with Record Net Revenue of $1.2 Billion, Record Member and Product Growth, Net Income of $157 Million

2026:Q1 2026/04/29 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日-15.44%寄付 -9.86%
  • 5営業日-12.75%

SOFI 2026年Q1決算:純利益が前年同期比134%増、デジタル資産領域へ踏み出す

SOFIの決算ハイライト

SoFiの2026年第1四半期は、GAAP純利益が1.67億ドルと前年同期比134%増となり、希薄化後EPSも0.12ドルへ倍増した四半期になった。GAAP売上高は11.0億ドルで43%増、調整後売上高も10.9億ドルで41%増と、いずれも過去最高を更新している。調整後EBITDAは3.40億ドル(62%増、マージン31%)で、GAAP黒字はこれで10四半期連続となった。

会員数は四半期として過去最高の105.5万人が純増して1,470万人(35%増)に、プロダクト数も過去最高の180万件増で2,220万件(39%増)へ達した。貸出組成額は過去最高の122億ドル(68%増)で、個人ローン83億ドル・学生ローン26億ドル・住宅ローン12億ドルと3つの貸出部門すべてが過去最高を記録している。

会社は通期見通しを据え置き、2026年通期で調整後売上高約46.55億ドル(年率約30%成長)、調整後EBITDA約16億ドル、調整後EPS約60セントを見込む。会員数についても通期で30%以上の増加を予想している。

抑えておくべきKPI

  • 調整後EBITDA: 3.40億ドル(前年同期比62%増、マージン31%)
  • 貸出組成額: 過去最高の122億ドル(前年同期比68%増、前四半期比で約17億ドル増)
  • 手数料ベース収益: 3.868億ドル(前年同期比23%増)
  • 有形簿価(Tangible Book Value): 92億ドル、1株あたり7.21ドル(前年同期の4.58ドルから57%増)

投資家目線のインサイト

今回の決算で目を引くのは、成長がリテール基盤の厚みから生まれている点だ。ファイナンシャルサービスのプロダクト数は40%増の1,930万件で、全社のプロダクト増加の89%を占めた。クロスバイ比率は43%へ上昇し、総預金も27億ドル増えて402億ドルとなっている。預金中心の資金構成への移行は、年換算で約6.218億ドルの利息費用削減に相当すると説明されている。

新領域では、米ドル準備型ステーブルコイン「SoFiUSD」の発行を開始し、Mastercardなどと決済網での利用に向けた連携を進めた。ただし暗号資産の取引収益1.216億ドルに対して原価が1.207億ドルかかっており、純額では85万ドルにとどまる。取扱高は立ち上がったものの、利益への貢献はこれからの段階といえる。

一方、テクノロジープラットフォームは売上高7,510万ドルで27%減、貢献利益率も前年の30%から16%へ低下した。大口クライアントの完全離脱が響いている。個人ローンの年率チャージオフ率は3.03%と前年同期比28ベーシスポイント低下したが、前四半期の2.80%からは上昇しており、延滞債権売却の影響を除いた実質ベースでは約4.4%で前四半期並みと補足されている。

今後の見どころ

次四半期のガイダンスは、調整後売上高成長率が約30%、調整後EBITDAマージンが約30%、調整後純利益率が約12〜13%とされている。今期の41%成長からは減速する前提が置かれており、通期の調整後売上高約46.55億ドルに向けた進捗ペースが確認どころになる。

事業別では、テクノロジープラットフォームが反転できるかが焦点になる。口座数は前年同期比16%減の1億3,300万件だが、前四半期比では400万件増えており、2026年に統一ブランド「SoFi Technology Solutions」を立ち上げる計画も示されている。与信面では、直近ヴィンテージの累積純損失率4.64%が許容上限の7〜8%に対してどう推移するかを引き続き見ておきたい。

出典

SoFi Reports First Quarter 2026 with Record Net Revenue of $1.1 Billion, Record Member and Product Growth, Net Income of $167 Million

2025:Q1

ソーファイ(SOFI)の2025年のQ1決算サマリー

売上高と収益

  • 四半期売上高: 7億7,180万ドル(前年同期比 +20%)
  • 調整後売上高(Non-GAAP): 7億7,070万ドル(前年同期比 +33%)
  • GAAP純利益: 7,110万ドル(前年8,800万ドル)
  • 調整後EBITDA: 2億1,030万ドル(前年1億4,440万ドル、+46%)
  • 希薄化後1株当たり調整後EPS: 0.06ドル(前年0.02ドル、+200%)

営業費用と利益

  • 営業費用合計(GAAPベース): 6億8,630万ドル(前年5億4,360万ドル)
  • 営業利益(GAAPベース): 7,980万ドル(前年9,420万ドル)
  • 費用増加要因: 販売・マーケティング費用およびオペレーションコストの増加による

契約と受注(Bookings)

  • 新規会員増加: 四半期で80万人増加、総会員数1,091万人(前年比 +34%)
  • 新規商品増加: 四半期で120万件追加、総商品数1,591万件(前年比 +35%)
  • Loan Platform事業拡大: サードパーティ向けローンオリジネーション16億ドル、総オリジネーション額72億ドル(前年比 +66%)

キャッシュと財務状況

  • 現金・現金同等物: 20億8,570万ドル(前年25億3,800万ドルから減少)
  • 総預金残高: 272億ドル(前年258億ドル)
  • 自己資本: 66億8,000万ドル(前年58億3,000万ドル)
  • 有利子負債残高: 約30億ドル(前年約31億ドル)

技術・事業ハイライト

  • Financial Servicesセグメント: 収益3億310万ドル(前年比 +101%)、うち金利収入1億7,320万ドル(+45%)
  • Technology Platformセグメント: 収益1億340万ドル(前年比 +10%)、Galileoプラットフォームアカウント1億5,843万件(前年比 +5%)
  • Lendingセグメント: 調整後収益4億1,230万ドル(前年比 +27%)、調整後貢献利益率58%
  • ブランド認知向上施策: SoFi Plusサブスクリプション導入、Country Music Associationとの新たな提携発表

2025年ガイダンス

  • 通期売上見通し(調整後): 32億3,500万〜33億1,000万ドル(前年比 +24〜27%)
  • 通期調整後EBITDA見通し: 8億7,500万〜8億9,500万ドル(上方修正)
  • 通期GAAP純利益見通し: 3億2,000万〜3億3,000万ドル(上方修正)
  • 通期GAAP EPS見通し: 0.27〜0.28ドル(上方修正)
  • 新規会員増加見込み: 280万人以上(前年比 +28%)
  • 第2四半期売上見通し: 7億8,500万〜8億500万ドル
  • 第2四半期調整後EBITDA見通し: 2億〜2億1,000万ドル

ソーファイは2025年第1四半期において、収益・調整後EBITDAともに過去最高を達成し、強固な会員・商品成長を維持。金融サービス収益の急拡大と、ローンプラットフォーム事業の好調により、収益モデルの多様化も進展。通期見通しを上方修正しており、2025年はさらなる高成長と黒字拡大が期待される。

2024:Q4 2025/01/27 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日-10.27%寄付 -11.10%
  • 5営業日-11.94%

ソーファイ(SOFI)の2024年のQ4決算サマリー

売上高と収益
  • Q4売上高:7億3,400万ドル(前年同期比19%増
  • 通期売上高:26億7,500万ドル(前年比26%増
  • 調整後純収益:26億600万ドル(前年比26%増
  • 手数料収益:9億6,900万ドル(前年比74%増
利益
  • Q4純利益:3億3,200万ドル(前年同期比594%増
  • 通期純利益:4億9,900万ドル(前年の赤字3億700万ドルから黒字転換)
  • GAAP EPS(1株当たり利益)

Q4:$0.29
通期:$0.39
調整後EBITDA

Q4:1億9,800万ドル(前年同期比9%増
通期:6億6,600万ドル(前年比54%増
調整後純利益(通期):2億2,722万ドル(前年の赤字5,357万ドルから黒字転換)
調整後EPS(通期・希薄化後):$0.15(前年 ▲$0.10)
営業費用合計(通期):24億980万ドル(前年 23億6,900万ドル)

キャッシュフローと財務状況
  • 現金および現金同等物:25億3,800万ドル
  • 純金利収入(NII)

Q4:4億7,000万ドル(前年同期比21%増
通期:17億1,600万ドル(前年比36%増
貸出総額:232億ドル(前年比33%増

事業の進展

融資(Lending)
  • 個人ローンの新規発行額:Q4で53億ドル(前年比63%増
  • 学生ローンの新規発行額:13億ドル(前年比71%増、2021年以降で最高)
  • 住宅ローンの新規発行額:5億7,700万ドル(前年比87%増
  • ローンプラットフォーム事業

2024年通期で21億ドルのパーソナルローンを販売・移転

金融サービス(Financial Services)
  • 金融サービス部門の純収益

Q4:2億5,600万ドル(前年同期比84%増
通期:8億2,100万ドル(前年比88%増
総預金額:260億ドル
会員数:1,012万人(前年比34%増
提供商品数:1,475万件(前年比32%増
SoFi Money:口座数510万件(前年比51%増
SoFi Invest:口座数250万件(前年比6%増

テクノロジープラットフォーム(Technology Platform)
  • Q4純収益:1億300万ドル(前年比6%増
  • 通期純収益:3億9,500万ドル(前年比12%増
  • 取引可能なクライアント口座数:1億6,770万件(前年同期の1億4,540万件から15%増
  • 主要な契約締結

米財務省(US Treasury):政府給付金支払いプラットフォーム「Direct Express」の処理パートナーに選定
大手ホテルブランド共同デビットカードプログラムを2025年上半期に開始予定

2025年の見通し
  • Q1売上予想:7億2,500万~7億4,500万ドル
  • Q1 GAAP純利益予想:3,000万~4,000万ドル(EPS $0.03)
  • 2025年通期売上予想:32億~32億7,500万ドル(前年比23~26%成長
  • 2025年通期GAAP純利益予想:2億8,500万~3億500万ドル(EPS $0.25~$0.27)
  • EBITDA予想:8億4,500万~8億6,500万ドル

ソーファイは、5四半期連続の黒字を達成し、2024年通期で初のGAAPベース黒字を記録。金融サービス部門とテクノロジープラットフォームが急成長し、特に預金とローン発行額が大幅増加。2025年もさらなる利益成長と、会員数・商品数の拡大が期待される。