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【BFLY】バタフライ・ネットワークの決算まとめ|2026年Q2

最新 2026:Q2 寄り前

2026:Q2 2026/07/30 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日+15.07%寄付 +0.28%
  • 5営業日+18.59%

BFLY 2026年Q2決算:売上高39%増で最高益ペース、通期ガイダンスを増額

BFLYの決算ハイライト

バタフライ・ネットワークの2026年第2四半期は、売上高が前年同期比39%増の3260万ドルとなり、四半期として過去最高を更新した。ガイダンス上限を上回る着地となり、Butterfly Embedded事業のライセンス収入拡大が牽引役となっている。

粗利益率は71.4%と前年同期の63.7%から770ベーシスポイント改善し、収益性の質が明確に変わってきた。純損失は1290万ドル(前年同期1380万ドル)、Adjusted EBITDA損失は140万ドルにとどまり、前年同期の620万ドル損失から78%の改善を見せている。

こうした流れを受け、会社は通期売上ガイダンスを1.19億〜1.23億ドル(前年比22〜26%成長)へ、Adjusted EBITDA損失ガイダンスも1900万〜2300万ドルへと改善させた。第3四半期は売上高2600万〜3000万ドル(中間値で前年比約30%成長)、Adjusted EBITDA損失600万〜900万ドルを見込んでいる。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 3261.2万ドル(前年同期比39%増)
  • 粗利益率: 71.4%(前年同期63.7%から770bps改善)
  • Adjusted EBITDA: 損失137.8万ドル(前年同期615.3万ドルの損失から78%改善)
  • 現金及び現金同等物: 1億2465.9万ドル(2025年12月末の1億5048.9万ドルから減少)

インサイト

米国売上高は前年同期比57%増の2760万ドルとなり、Midjourneyとの共同開発を含むButterfly Embeddedパートナーシップと、医療機関・医学校・eコマース向けプローブ販売の増加が支えた。一方、国際売上高は14%減の500万ドルにとどまり、国際販売代理店向けプローブ販売の減少が響いた形で、ブラジル市場への展開開始による下支えはあったものの、全体を相殺するには至っていない。

粗利益率の改善は、コア事業に比べて相対的に利益率の高いButterfly Embeddedのライセンス収入の伸びと、過去のソフトウェア開発投資に係る償却費の減少が主因であり、一過性ではなく事業構成の変化を反映した動きと読める。営業費用は前年同期比19%増の3700万ドルとなり、人員増加や製品・ソフトウェア開発への投資が背景にある点は、成長投資局面が続いていることを示す。

キャッシュポジションは6月末時点で1億2466万ドルと、2025年12月末の1億5049万ドルから減少しており、営業活動によるキャッシュ使用額は上半期で3016万ドルに拡大している。増収・利益率改善という好材料の裏で、資金消費のペースはやや加速している点はローライトとして留意したい。

今後の見どころ

Home & Community Care事業は2026年下半期に初の商用導入を予定しており、売上計上は第4四半期から見込まれているため、実際の立ち上がりペースが次の焦点になる。またFedRAMP認証取得を第3四半期中に予定しており、退役軍人省(VA)向け販売の暫定認可を既に取得している点も、政府向け展開の進捗を測る材料になる。

Butterfly Embeddedはパートナー数が11社に拡大し、MidjourneyやAleph Neuroが具体的なアプリケーションを公表するなど存在感を高めている。今後もパートナー数や収益貢献の広がりが、同事業が一時的な特需か持続的な成長エンジンかを見極める鍵となりそうだ。

出典

Butterfly Network Reports Second Quarter 2026 Financial Results

2025:Q3 2025/10/31 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日+31.86%寄付 +18.14%
  • 5営業日+10.29%

バタフライ・ネットワーク(BFLY)の2025年度Q3決算サマリー

売上高と収益

  • 四半期売上高: 2,150万ドル(前年同期比5%増)、ガイダンスの上限で着地
  • 調整後粗利益率: 63.9%(前年同期60%から改善)、平均販売価格の上昇とソフトウェア償却コスト低減が寄与
  • GAAP純損失: ▲892万ドル(在庫評価損除く)

営業費用と利益

  • 在庫の非現金評価損: 1,740万ドル(旧型iQ+チップ関連、iQ3への移行が予想以上に進展したため)
  • 調整後EBITDA: 通年ガイダンスを3,200万〜3,500万ドルの損失に縮小(従来の3,700万〜4,200万ドルから改善)

キャッシュと財務状況

  • 正常化した四半期キャッシュバーン: 390万ドル(過去最低水準を更新)
  • 現金残高: 1億4,800万ドル

技術・事業ハイライト

  • Compass AI発表: Q3終了後の11月に次世代POCUSプログラム管理プラットフォームを発表
  • Midjourneyライセンス契約: 5年間で最低6,500万ドルの技術ライセンス契約を締結
  • 大型案件パイプライン: 病院・エンタープライズの大型案件は遅延があるものの、パイプラインは拡大中
  • AI新製品: Compass AI、P5.1チップ(2026年後半デビュー予定)、Apollo AIの開発が進行中

2025年度ガイダンス

  • 通年売上見通し: 9,100万〜9,500万ドル(再確認)
  • 調整後EBITDA見通し: ▲3,200万〜▲3,500万ドル(縮小)

決算まとめ

季節的に弱い四半期ながら前年の記録的Q3を上回る成長を達成。キャッシュバーンの大幅削減と粗利益率の改善が進む一方、大型エンタープライズ案件の成約遅延が課題として残る。Midjourneyとの契約やCompass AIの発表により、技術ライセンスとエンタープライズソフトウェアという新たな成長軸が確立されつつある。

出典(一次情報)

Butterfly Network Reports Third Quarter 2025 Financial Results, October 31, 2025

2025:Q2 2025/08/01 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日-18.13%寄付 -7.60%
  • 5営業日-18.71%

バタフライ・ネットワーク(BFLY)の2025年度Q2決算サマリー

売上高と収益

  • 四半期売上高: 2,340万ドル(過去最高、前年同期比9%増)
  • GAAP粗利益率: 64%(過去最高)
  • GAAP純損失: ▲3,220万ドル(前年同期▲3,340万ドルから改善)
  • 調整後純損失(Non-GAAP): ▲2,720万ドル(前年同期▲2,850万ドルから改善)

営業費用と利益

  • 研究開発費: 1,080万ドル(前年同期比▲33%)
  • 販売・一般管理費: 2,170万ドル(前年同期比▲14%)
  • 四半期キャッシュ使用額: 700万ドル(過去最低水準)

キャッシュと財務状況

  • 現金残高(期末): 約1億4,600万ドル

技術・事業ハイライト

  • iQ3の好調: 第3世代プローブの販売が引き続き好調
  • 国際展開: 国際売上が堅調に推移
  • Gates財団との協力: グローバル医療アクセス向上プロジェクト継続

2025年度ガイダンス

  • 通年売上見通し: 9,100万〜9,500万ドル(マクロ経済環境と大型案件遅延を考慮し調整)
  • 調整後EBITDA見通し: ▲3,700万〜▲4,200万ドル

決算まとめ

過去最高の四半期売上と粗利益率を達成。研究開発費と販管費の削減を通じて損失幅を着実に縮小し、キャッシュバーンも過去最低を更新。マクロ経済の不確実性と大型案件のセールスサイクル長期化が短期的な課題だが、財務規律を維持しながら成長を継続している。

出典(一次情報)

Butterfly Network Reports Second Quarter 2025 Financial Results, August 1, 2025

2025:Q1 2025/05/02 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日-0.43%寄付 +8.97%
  • 5営業日-2.99%

バタフライ・ネットワーク(BFLY)の2025年度Q1決算サマリー

売上高と収益

  • 四半期売上高: 2,120万ドル(前年同期比20%増、前年同期1,770万ドル)
  • 米国売上: 1,660万ドル(前年同期比24%増)
  • 国際売上: 460万ドル(前年同期比9%増)
  • GAAP純損失: 前年同期比36%減少
  • EPS: ▲0.04ドル(予想▲0.07ドルを上回る)

営業費用と利益

  • 営業活動の純現金使用: 前年同期比43%減少
  • 調整後EBITDA: ガイダンス通りの水準で推移

キャッシュと財務状況

  • 公募による資金調達: 2025年1月31日に8,170万ドルの純収益を調達(オーバーアロットメント含む)
  • 現金残高: 潤沢な水準を維持

技術・事業ハイライト

  • iQ3の好調継続: 高い販売価格と好調な販売数量が売上成長を牽引
  • 半導体チップ出荷: 新規パートナー向けチップ出荷を開始
  • Butterfly HomeCare: うっ血性心不全パイロットプログラムの臨床フェーズを開始
  • メディア露出: HBOの医療ドラマ「The Pitt」でiQ3が使用される場面が放映

2025年度ガイダンス

  • 通年売上見通し: 再確認(後に9,100万〜9,500万ドルに調整)
  • 調整後EBITDA見通し: 再確認

決算まとめ

2025年は好調なスタートを切り、20%の売上成長を達成。公募による資金調達でバランスシートを強化し、キャッシュフロー独立に向けた道筋を確保。iQ3の商業的成功とパートナーへのチップ供給開始により、多角的な成長戦略が形になりつつある。

出典(一次情報)

Butterfly Network Reports First Quarter 2025 Financial Results, May 2, 2025

これより前の決算を表示(1期分)

2024:Q4 2025/02/28 発表(寄り前)

  • 発表翌営業日-2.95%寄付 -19.57%
  • 5営業日-22.52%

バタフライ・ネットワーク(BFLY)の2024年度Q4決算サマリー

売上高と収益

  • 四半期売上高: 2,240万ドル(前年同期比35%増、前年同期1,650万ドル)
  • 通年売上高(2024年度): 8,210万ドル(前年比25%増)
  • 調整後EBITDA: 前年比42%改善

営業費用と利益

  • コスト削減: 研究開発費・販管費の効率化が進展
  • iQ3販売比率: 2024年度売上の50%をiQ3が占める

キャッシュと財務状況

  • 資金調達: 2025年1月31日に公募で8,170万ドルの純収益を調達
  • 財務体力: キャッシュフロー独立に向けた明確な道筋を確保

技術・事業ハイライト

  • iQ3受賞: 2024 Prix Galien USA AwardsでBest Medical Technologyを受賞
  • EU MDR認証: iQ+およびiQ3がEU MDR認証を取得、欧州・アジア市場への展開を促進
  • Octiv™パートナーシップ: Sonic Incytes(肝疾患)、神経科学、生成AI分野の新規パートナーを発表
  • Butterfly Garden: 第4四半期に4社の新規AIパートナーを獲得(初の獣医AI含む)、ポートフォリオは21社に拡大
  • 臨床エビデンス: ラトガース大学との研究でうっ血性心不全管理におけるButterfly使用時の入院期間短縮・コスト削減効果を発表

2025年度ガイダンス

  • 通年売上見通し: 強い売上成長を継続見込み
  • 調整後EBITDA見通し: ▲3,700万〜▲4,200万ドル

決算まとめ

2024年度は5カ年戦略計画の初年度として、25%の売上成長と42%のEBITDA改善を達成。iQ3の商業的成功、国際展開の加速、Octiv™やHomeCareなど新規事業の基盤構築が進んだ。公募による資金調達で財務基盤を強化し、2025年以降のさらなる成長に向けた体制が整った。

出典(一次情報)

Butterfly Network Reports Fourth Quarter 2024 Financial Results, February 28, 2025