このサイトは、私(@mifsee)が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その成果をまとめたものです。
あくまで私の個人的な分析記録であり、内容には誤りや実際と異なる情報が含まれているかもしれません。ご覧になる場合は予めご了承ください。
- はじめに
- ジョビー・アビエーション(JOBY)とは何の会社、どのような事業をしている?
- ジョビー・アビエーションが開発しているeVTOL航空機とは?その特徴は?
- ジョビー・アビエーションの企業情報をまとめると
- 取引市場は?
- 配当は?
- eVTOL(電気式垂直離着陸機)の市場規模と成長率
- eVTOLの主な市場動向
- ジョビー・アビエーションのセクター、業種、属するテーマは?
- ジョビー・アビエーションの競合企業は?
- ジョビー・アビエーションの競合との差別化要素と優位性は?
- ジョビー・アビエーションの主要な提携とパートナーシップは?
- ジョビー・アビエーションの将来性は?
- ジョビー・アビエーション(JOBY)の業績について
- ジョビー・アビエーション(JOBY)の現在株価
- ジョビー・アビエーション(JOBY)の2023年Q3の決算報告の内容
- ジョビー・アビエーション(JOBY)の株を買える証券会社は?
- まとめ
はじめに
投資や財務、決算に関する基礎知識がない方(私も含め)にも理解しやすい内容で、ジョビー・アビエーション/Joby Aviation(JOBY)の企業情報と事業内容、将来性について詳しく見ていきます。
この記事で、ジョビー・アビエーション(JOBY)の事業内容や特徴、今後の株価の見通しの参考として確認していただけます。
ジョビー・アビエーション(JOBY)とは何の会社、どのような事業をしている?
- ジョビー・アビエーション(JOBY Aviation)は、アメリカ合衆国に拠点を置く航空機メーカー。
- 同社は、都市間の短距離輸送を効率的に行うための、電動垂直離着陸(eVTOL)航空機の開発に特化している。
- JOBY Aviationの目標は、持続可能な都市航空モビリティを実現すること、そのための革新的な航空機と技術を開発している。
主な事業内容は、以下のとおり。
eVTOL航空機の設計と製造
電動垂直離着陸機(eVTOL)とは、ヘリコプターや小型飛行機の代わりとなる新しい形態の航空機。
ジョビーアビエーションは、独自のeVTOLを開発・製造を行っている。
eVTOLを活用することで、都市部での交通渋滞を緩和し、効率的な航空移動手段を提供することが可能となる。
テクノロジーの開発
eVTOLにおける航空機の安全性、効率性、持続可能性を高めるための各種技術を開発している。
規制環境の整備
航空当局や関連企業と連携し、eVTOL航空機が安全かつ効率的に運用できるように規制環境を整えている。
商業化とサービス展開
ジョビー・アビエーション(JOBY Aviation)は、一般消費者向けにエアタクシーサービス(航空移動サービス)などの商業運用を開始する計画がある。
このように、JOBY Aviationは、未来の都市交通の新しい形を作るための先進的な航空技術とサービス(商業エアタクシー)を提供しようとしている。
ジョビー・アビエーションが開発しているeVTOL航空機とは?その特徴は?
- eVTOLとは、Electric Vertical Take-Off and Landingの頭文字を取った略称で、「イーブイトール」と読む。
- eVTOL航空機は、電動の垂直離着陸が可能な新型航空機。
- ヘリコプターやドローン、小型航空機の特徴を併せ持ち、都市内や都市間の短距離移動を効率的に行うことを目的としている。
以下は、JOBYが開発中のeVTOL航空機の主な特徴と機能。
ジョビー・アビエーションが開発しているeVTOL航空機の主な特徴
- 電動プロペラ:燃料を必要としない電動プロペラを使用しているため、環境に優しく、持続可能な運用が可能。
- 垂直離着陸:ヘリポートや特別なランウェイが不要で、狭いスペースでも離着陸が可能。
- 高速飛行:従来のヘリコプターや小型飛行機よりも高速で飛行できる設計。
- 静音設計:電動プロペラと特別な設計により、従来の航空機よりもはるかに静かである。
- 安全性:多数のプロペラと冗長性を持たせた設計により、一部のプロペラが故障しても安全に着陸できるようになっている。
ジョビー・アビエーションが開発しているeVTOL航空機の機能と用途
- 空飛ぶタクシー:都市内の短距離移動用として、空飛ぶタクシー(エアタクシー)としての運用が考えられている。
- 緊急輸送:緊急時には医療機関への高速輸送などにも使用可能。
- 貨物輸送:小型の貨物を効率的に輸送する用途も考慮されている。
- 観光:観光地間の移動や、新しい観光体験としての運用も可能。
JOBY AviationのeVTOL航空機は、これらの特徴と機能を持ち合わせており、新しい空の交通手段として非常に大きな期待が寄せられている。
ジョビー・アビエーションの企業情報をまとめると
- 設立: 2009年9月11日
- 本社: カリフォルニア州サンタクルーズ
- 業界: 航空、先進航空移動(Advanced Air Mobility)
- 製品: 電動航空機(eVTOL)
- 従業員数: 1,422人(2023年時点)
- 資産: 約12.9億米ドル(2022年)
- 営業損益: 約-3.92億米ドル(2022年)
- 事業内容:電動垂直離着陸(eVTOL)航空機を開発し、これをエアタクシーサービスとして運営する計画
ジョビー・アビエーションの企業沿革
- 2009年:創業
ジョビー・アビエーションは、2009年にカリフォルニア州サンタクルーズの山間部にある「The Barn」と呼ばれる作業場で、7人のエンジニアによって設立。当初から電動モーター、飛行ソフトウェア、リチウムイオンバッテリーなどの先端技術を研究。 - 2012年:NASAとの提携
NASAといくつかの革新的な電動飛行プロジェクトで協力を開始。 - 2015年:サブスケールデモンストレータ
多年にわたるテストと分析の結果、2015年に初めてサブスケールの技術デモンストレータを飛行させる。 - 2017年:フルスケールデモンストレータ
初めてフルスケールのデモンストレータが飛行。 - 2019年:トヨタとの提携
トヨタが戦略的な投資家となり、製造プロセスや高量生産に関する専門知識を提供。 - 2020年:U.S. Air Forceとの認証
U.S. Air Forceから航空適性認証を受け、商業運行に向けた運用能力の開発が進む。 - 2021年:NYSE上場
ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場。 - 2022年:商業エアタクシーサービスへ
Part 135 Air Carrier Certificateを取得し、商業エアタクシーサービスの運行が可能となる。
ジョビー・アビエーションは短期間で多くの進展を遂げている。
各企業や団体との提携やパートナーシップの詳細については後述する。
取引市場は?
- 2021年に、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場。
- ジョビー・アビエーション(Joby Aviation)は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引されている。
- ティッカーシンボルは「JOBY」。
配当は?
現時点では、ジョビー・アビエーション(Joby Aviation)は配当を支払っていない。
これは、多くの成長段階にあるテクノロジー企業が利益を再投資し、事業の拡大を優先するために配当を支払わないという一般的な傾向に一致。
eVTOL(電気式垂直離着陸機)の市場規模と成長率
eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing)航空機の市場規模は、2020年には11億ドルであり、2021年から2028年までの期間で年間成長率(CAGR)23.13%で成長し、2028年には約232億ドルに達すると予測されている。
eVTOLの主な市場動向
- eVTOLの需要は、炭素足跡の削減、航空機の運用コストの削減、都市型航空移動(Urban Air Mobility)の需要増加などによって推進されている。
- COVID-19の影響で2020年は市場が苦境に陥ったが、2021年末までには回復が見込まれています。
ジョビー・アビエーションのセクター、業種、属するテーマは?
セクター
- 産業セクター:ジョビー・アビエーションは主に「産業」セクターに分類される。
- サブセクター:さらに詳細には「航空・宇宙」サブセクターに属する。
業種
- 航空機製造業:ジョビー・アビエーションは、eVTOL(電気式垂直離着陸機)を開発しているため、航空機製造業に分類される。
属するテーマ
- 持続可能な交通:ジョビー・アビエーションは、環境に優しい電動飛行機を開発しているため、持続可能な交通のテーマに属している。
- 都市型航空移動(UAM):都市部での新しい形態の交通手段として注目されてる。
- スマートシティ:eVTOLが普及すれば、スマートシティの概念にも貢献する可能性がある。
- テクノロジー・イノベーション:高度な技術を用いた航空機の開発を行っているため、テクノロジー・イノベーションのテーマにも該当。
ジョビー・アビエーションの競合企業は?
ジョビー・アビエーションは、eVTOL(電気式垂直離着陸機)市場で活動している企業ですが、この分野では他にもいくつかの競合企業が存在する。
以下は、その主要な競合企業。
- Archer Aviation:Archerは、都市型航空移動(UAM)を目指してeVTOL航空機を開発している。JP Morganによれば、Archerはジョビーに対して一定の優位性を持つ可能性がある。非上場企業。
- Lilium(LILM): ドイツに拠点を置くこの企業も、eVTOL市場で注目されている。Liliumは、より多くの乗客を運べる航空機の開発に焦点を当てている。SPAC(特別買収目的会社)を通じて上場している。
- Ehan(EH):中国の企業で、一人乗りのeVTOLを開発している。Ehangは、特にアジア市場での展開を強化している。
- Volocopter:このドイツ企業は、特に短距離の都市間移動に適した小型のeVTOLを開発している。非上場企業。
- Bell Helicopter(TXT):既存のヘリコプターメーカーでありながら、eVTOL市場への参入を進めている。Bell HelicopterはTextron Inc.の一部である。
ジョビー・アビエーションの競合との差別化要素と優位性は?
ジョビー・アビエーションはeVTOL(電気式垂直離着陸機)産業で非常に有望なプレーヤーであり、以下は、競合企業とどのように差別化され、何がその優位性かを示す要点です。
高度な技術
ジョビーのeVTOLは、最高速度は時速200マイル(約321キロメートル)で、一回の充電で最大150マイル(約241キロメートル)飛行できる。これは、一般的な民間ヘリコプターの最高速度(時速160マイル)よりも高速となる。
低騒音
ジョビーの飛行タクシーは非常に低い騒音レベルを持っており、都市部でのピックアップとドロップオフに理想的。
安全性
ジョビーは、自動飛行制御システムを用いて、将来のリスクを軽減またはガイド付き飛行支援を提供することで、航空旅行をこれまで以上に安全にすることに注力している。
強力な投資家基盤
ジョビーは、Toyota、JetBlue Airways、Baillie Giffordなど、多くの有力な投資家から資金を調達している。
規制対応
ジョビーは、商業運航を開始する前に必要なFAA(連邦航空局)の承認を順調に進めています。
Uberとの提携
ジョビーはUberの飛行タクシー開発部門を買収し、Uberアプリから直接ジョビーの飛行を予約できるようになるという戦略的パートナーシップを結んでいる。
ジョビー・アビエーションの主要な提携とパートナーシップは?
ジョビー・アビエーション(Joby Aviation)は、そのビジョンと技術を実現するために、いくつかの重要な提携とパートナーシップを結んでいる。
ジョビー・アビエーションとトヨタの提携詳細
ジョビー・アビエーションとトヨタは、長期的な提携を結んでおり、この提携は両社が多くのプロジェクトで協力してきた成果をさらに拡大するもの。
具体的には以下のような点が挙げられます。
- 長期供給契約:ジョビー・アビエーションは、トヨタと長期的な供給契約を結び、ジョビーの航空機の生産に必要な主要な動力系と作動部品を供給する。
- 設計と生産:トヨタは、ジョビーの航空機の生産と組み立てを支援するため、多くのプロジェクトで協力している。これには、ジョビーのパイロット生産ラインの設計に対するアドバイスも含まれる。
- 大株主:トヨタはジョビー・アビエーションの最大の外部株主であり、約4億ドルを投資している。
- 共同開発:ジョビーによって設計され、トヨタによって製造される部品は、カリフォルニア州サンカルロスにあるジョビーの動力系と電子機器製造施設に届けられ、その後マリーナのパイロット生産ラインで組み立てられる。
- 品質と信頼性:トヨタは、ジョビーが高品質、信頼性、安全性、および厳格なコスト基準を満たすためのトヨタ生産方式のベストプラクティスを適用する手助けをしている。
- 日本での展開:ジョビーは、トヨタの子会社であるAero Asahiと協力して、日本でトヨタ関連の乗客向けのエアタクシーシャトルサービスを開始する計画がある。
ジョビー・アビエーションとANAの提携詳細
ジョビー・アビエーションとANA(全日本空輸)は、日本で空中相乗り(aerial ridesharing)サービスを開始するための提携を結んでいる。
以下は、この提携の主要な要点。
- サービスエリア:大阪駅から関西国際空港までの31マイル(約50km)の距離を、車で1時間かかるところを15分で移動できるようにする計画がある。
- 全面協力: ANAとジョビーは、この新しい交通手段を日本で確立するために、インフラの開発、パイロットの訓練、飛行運用、航空交通管理、公衆の受け入れ、および運用に必要な規制対応など、あらゆる側面で協力する予定。
- 地上交通との連携:トヨタもこの努力を支援し、地上交通との統合も考慮される。
- 関連企業との協議:両社は、関連する民間企業や地方・国家政府とも共同で協議を行う。
- 日本の公共・民間会議のメンバー:両社は、日本の未来の空中移動革命に関する公共・民間会議の既存のメンバーであり、この提携を通じて空中相乗りの採用を加速させる計画。
ジョビー・アビエーションとUberの提携詳細
ジョビー・アビエーションとUberは、2020年12月に提携を発表した。
この提携により、ジョビー・アビエーションはUberの飛行タクシー開発部門「Uber Elevate」を買収。以下は、この提携の主要な要点。
- 買収:ジョビー・アビエーションはUber Elevateを買収。これにより、ジョビーは飛行タクシーの開発と商業化において一歩前進した。
- アプリ統合:両社の親会社は、それぞれのサービスを相互に統合することで合意。これにより、将来の顧客は地上と空中の移動をシームレスに行えるようになる。
- 加速化:この提携により、Uberはジョビーとのパートナーシップを深化させ、これらの技術の市場投入を加速させることができる。
- Elevateチームの移動:Uber Elevateのチームはジョビー・アビエーションに移動し、ジョビーの開発を支援する。
ジョビー・アビエーションとJetBlue Airwaysの提携詳細
ジョビー・アビエーション、JetBlue Airways、およびSignature Flight Supportは、電気および水素推進技術を使用した航空クレジットのシステムを開発するために提携している。
この提携は、電気および水素技術の商業化を促進し、持続可能な解決策の開発で航空会社と運営者をつなぐことを目的としている。
以下は、この提携の主要な要点。
- 航空クレジット: 電気または水素で動く商業フライトによって排出量を削減することで、航空会社はこれらのクレジットを獲得できる。
- 持続可能なエネルギーへの移行:ジョビー、JetBlue、およびSignatureは、航空業界が持続可能なエネルギー源により迅速に移行するための新しい道を開くと述べている。
- エネルギー消費の分析:ジョビーは、新しいエアタクシーのエネルギー消費に関する分析を行い、この努力を支援している。
ジョビー・アビエーションとBaillie Giffordの提携詳細
- ジョビー・アビエーションは、英国の投資管理会社「Baillie Gifford」から1億8000万ドルの投資を受ける。
- この発表は、ジョビーが米国空軍に最大9機のエアタクシーを納入するための5500万ドルの契約延長を獲得した数日後に行われた。
- ジョビーのビジネスモデルは、他のeVTOL(電気式垂直離着陸機)メーカーとは異なり、ライドシェアアプリに似ている。
- Baillie Giffordは、テスラやAmazon.comなどの企業にも投資していることで知られる。
この投資は、ジョビーが第一四半期末に9億7800万ドルの現金と短期売買可能な証券を保有していたことを考慮すると、さらに注目されている。
ジョビー・アビエーションとIntel Capitalの提携詳細
- ジョビー・アビエーションは、2024年からエアタクシーサービスを開始する予定。
- Intel Capitalは、この急成長しているUrban Air Mobility(UAM)セクターに投資している。
- Intelの自動運転技術、ネットワーク接続、エッジコンピューティングは、電動VTOLとUAMの分野と相補的。
- 2018年の投資以降、Intelはジョビーに対して、技術スタック(自動運転、接続性)、規制政策、戦略的パートナーへの紹介などで戦略的なガイダンスを提供している。
FAA(Federal Aviation Administration:連邦航空局)からの認証
- ジョビー・アビエーションは、FAA(Federal Aviation Administration:連保航空局)から特別な航空適性証明書(Special Airworthiness Certificate)を受けている。
- この証明書は、カリフォルニア州マリナにあるジョビーのパイロットプロダクションラインで最初に製造された航空機の飛行試験を開始する許可を与えている。
- この航空機は、2024年にエドワーズ空軍基地に移動し、ジョビーがU.S. Air ForceとのAgility Prime契約の一環として運用する予定。
- この契約は最大で1億3100万ドルに達する可能性がある。
- ジョビーは、2017年からフルサイズの航空機を飛ばしており、2019年以降には3万マイル以上を飛行。
これらの提携とパートナーシップは、Jobyが市場で成功を収めるための重要なステップとなっている。
特に、Uberとの提携やToyotaとの製造パートナーシップは、Jobyが大規模な商業運航を開始する際の大きな優位点となる。
ジョビー・アビエーションの将来性は?
ジョビー・アビエーションは、全電動の垂直離着陸(eVTOL)航空機を開発し、商業旅客サービスを提供することを目指しており、同社は、FAA(Federal Aviation Administration)から特別な航空適性証明書を取得し、飛行試験を開始している。
さらに、U.S. Air Forceと最大1億3100万ドルに達する可能性のあるAgility Prime契約を締結している。
2025年には商業旅客運行を開始する計画であり、Delta Air Linesとの提携により、空港への往復でシームレスで排出ゼロの旅を提供する可能性がある。
ジョビー・アビエーションの将来性のポイント
- 規制と認証: FAAからの認証が成功した場合、商業運行が可能になり、市場での地位を確立できる。
- 戦略的提携:U.S. Air ForceやDelta Air Linesとの提携は、ビジネスの拡大と収益の増加に寄与する可能性が高い。
- 持続可能性:全電動の航空機は環境に優しく、今後の持続可能な交通手段として注目されている。
- 市場の成長: Urban Air Mobility(UAM)市場は急成長しており、ジョビー・アビエーションはその先駆者となる可能性がある。
ジョビー・アビエーション(JOBY)の業績について
ジョビー・アビエーション(JOBY)の決算期は、毎年12月31日。
四半期決算は、Q1:3月、Q2:6月、Q3:9月、Q4:12月となります。
しかし、ジョビー・アビエーションは開発段階のスタートアップ企業のため、業績分析はここでは割愛します。
ジョビー・アビエーション(JOBY)の現在株価
EXAIの株価チャート(TradingView)を表示しています。
チャートには、RSI(Relative Strength Index)を表示しています。相場の過熱感の指標として参考。
※RSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、反対に20%~30%を割り込むと売られ過ぎの目安。
ジョビー・アビエーション(JOBY)の2023年Q3の決算報告の内容
- 認証進捗状況:FAAによって承認された認証計画が84%に達し、エネルギー貯蔵および配電システム計画を含む。
- 納品: 米国空軍への最初の電動エアタクシーをスケジュールより数ヶ月早く納入。これは国防総省との1億3100万ドルの契約の一環。
- パイロット搭乗テスト: パイロットを乗せた飛行テストプログラムを拡大し、4人のジョビーのパイロットが前方遷移を含む飛行を完了。
- 生産能力:カリフォルニア州マリーナのパイロット生産施設で3機の航空機が生産中。オハイオ州デイトンが最初の大規模製造施設の立地として選ばれ、州および地方機関から最大3億2500万ドルのインセンティブと支援が提供される。
- 財務基盤:2023年第3四半期末には、ジョビーは11億ドルの現金および短期投資を保有。
これらのハイライトは、ジョビーアビエーションが電動航空機の開発と商業的旅客サービスの提供に向けて進捗を遂げていることを示している。
特に、FAAの認証計画の大部分が承認され、米国空軍への納品が成功したこと、そして強固な財務基盤が確立されていることが重要なポイント。
ジョビー・アビエーション(JOBY)の株を買える証券会社は?
ジョビー・アビエーション(JOBY)の株を取り扱っている主要な証券会社をリストアップしました。これらの証券会社では、外国株として直接の株取引のほか、CFD(差金決済取引)としての投資も選択できます。
私自身はSBI証券を主に使用していますが、取り扱い銘柄によっては購入できない場合があります。その際は、サクソバンク証券やIG証券などでCFDを利用することもあります。
人気の証券会社 | 株取引 | CFD取引 |
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サクソバンク証券 | ◯ | ◯ |
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まとめ
ジョビー・アビエーションは、全電動の垂直離着陸(eVTOL)航空機を開発することで、都市部の交通渋滞解消に向けた革新的な取り組みを進めています。
同社は、FAA(Federal Aviation Administration)から特別な航空適性証明書を取得し、U.S. Air ForceとのAgility Prime契約も締結しています。
これにより、新しい形態の移動手段が現実化する可能性が高まっています。
さらに、トヨタをはじめとする日本企業との戦略的パートナーシップや、多数の関連企業との提携を通じて、製造から運用、規制環境に至るまでの多様な課題を効率的に解決しています。
ジョビー・アビエーションは、新しい交通手段の提供によって都市の持続可能な発展に大きく貢献する可能性を秘めています。
現在の株価は10ドル以下であり、将来的に注目すべき投資先と言えるでしょう。
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私がmoomoo証券を使っていて最も気に入っている点は、アプリが使いやすく、投資において重要となる深い情報収集が簡単にできること。
さらに、大口や中口投資家の動向を確認できる機能があり、銘柄の先行きを考える上でとても助かっています。各銘柄のニュースや決算関連情報が豊富で、日本語自動翻訳もサポートしているため、海外の情報を即座にチェックできるのが嬉しいポイント。
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