このサイトは、私(@mifsee)が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その過程を記録としてまとめているものです。
あくまで個人の調査・整理を目的とした内容であり、誤りや実際と異なる情報が含まれる可能性があります。
また、MifseeではAI技術を活用した運用や、技術習得を目的とした実験的な取り組みも行っています。ご覧いただく際には、その点をご理解のうえご利用ください。
- はじめに
- クリーンスパーク(CLSK)はどのような企業ですか?
- クリーンスパークの主な事業内容は何?
- クリーンスパークのビジネスモデルは?
- クリーンスパークは何がすごい?
- ビットコインマイニングとは具体的にどのようなもの?
- クリーンスパンの競合企業は?
- クリーンスパークが持つビットコインの総量は?
- CSLKと競合他社のマイニング量と比較すると?
- 投資銘柄を選択するに当たり時価総額が低いことのメリットは?
- クリーンスパークの配当は?
- クリーンスパークのセクター、業種、属するテーマは?
- 仮想通貨におけるビットコインの位置付けは?
- 投資対象としてのビットコインの見方や変化は?
- ビットコインの今後の価格動向は?
- ビットコインの将来性は?
- ビットコインの半減期とは?価格にどのように影響を与える?
- クリーンスパーク(CSLK)の現在株価
- クリーンスパークの業績について
- クリーンスパークの今後の展開と将来性は?
- クリーンスパーク(CLSK)の2024年度Q1の決算ハイライト
- クリーンスパーク(CLSK)の2024年度Q2の決算ハイライト
- クリーンスパーク(CLSK)の2024年度通期の決算ハイライト
- クリーンスパーク(CLSK)の株を買える証券会社は?
- CLSK 2026年Q3決算:売上高は前年同期比30.5%減、ビットコイン価格下落が響くも大型データセンター賃貸契約で収益多角化に一歩
- CLSK 2026年Q2決算:ビットコイン評価損が響き最終赤字3.8億ドル、成長投資は継続
- クリーンスパーク(CLSK)の2023年度の決算サマリー
- まとめ
はじめに
ビットコインをはじめとする仮想通貨や暗号資産は、長い低迷期を経て再び活気を取り戻しつつあります。
個人的には、これまでビットコインを少量購入し、保有する程度に留めていましたが、一過性のブームやバブルとは異なる、着実な資産防衛手段としてのデジタル資産の可能性に注目しています。
ただし、日本におけるビットコインの利益に関する税制の不透明さや複雑さは、本格的な資への躊躇を生んでいます。
しかし、投資戦略として、直接ゴールドに投資するのではなく、金鉱山株を保有することでゴールド価格の上昇から恩恵を受けるように、ビットコインに直接投資するのではなく、マイニング企業への投資を検討しています。
このアプローチは、米国株投資の一環として理解しやすく、私にとっても魅力的な選択肢です。
そこで、ビットコインマイニング企業の中でも特にクリーンスパークに焦点を当て、その潜在的な価値と投資機会について詳細な調査を行いたいと思います。
クリーンスパーク(CLSK)はどのような企業ですか?
クリーンスパーク(CleanSpark, Inc.)は、ビットコインマイニングとエネルギーテクノロジーに特化したアメリカの企業。
会社概要
- 会社名:CleanSpark, Inc.(クリーンスパーク)
- 設立年: 1987年
- 本社所在地: ネバダ州ヘンダーソン
- 創業者: アーウィン・M・ジェイコブス、アンドリュー・ヴィタービ
- CEO:Mr. Zachary K. Bradford
- NASDAQ上場: CLSK
クリーンスパークの主な事業内容は何?
クリーンスパーク(CLSK)の主な事業内容は以下の通り。
ビットコインマイニング
クリーンスパークの主要事業はビットコインマイニング。
低炭素エネルギーを使用するデータセンターを所有・運営し、ビットコインのマイニングを行っている。この事業を通じて、ビットコインのセキュリティとブロックチェーン技術のサポートを目指している。
クリーンエネルギーと持続可能性
クリーンスパークは、クリーンエネルギーと持続可能性に重点を置いている。
風力、太陽光、原子力、水力などの低炭素エネルギー源を活用することで、環境への影響を最小限に抑えることを目指している。
エネルギーテクノロジーの開発
クリーンスパークは、エネルギー効率の高いマイニングオペレーションと、再生可能エネルギー源への投資を通じて、エネルギーテクノロジーの開発にも取り組んでいる。
これらの事業を通じて、クリーンスパークは金融の独立性と包摂をサポートし、豊かで手頃な価格のクリーンエネルギーを促進することを目指している。
また、ビットコインマイニングを革新の領域として特定し、この分野でのリーダーシップを確立することを目標としている。
クリーンスパークのビジネスモデルは?
クリーンスパークのビジネスモデルは、ビットコインマイニングとクリーンエネルギーの統合に重点を置いている。以下は、その主要な要素。
- クリーンスパークは、ビットコインのマイニングを行うことで収益を生み出している。高効率のマイニング機器を使用し、ビットコインのブロックチェーンを維持するための計算処理を提供している。
マイニングによって新たに生成されたビットコインや、マイニングプロセスで得られるトランザクション手数料が収益源となる。 - クリーンスパークは、ビットコインマイニングを行う際に、低炭素エネルギー源を積極的に利用し、環境への影響を最小限に抑えつつ、エネルギー効率の高いマイニングを実現している。
- エネルギー効率を最適化するために、最新の技術と手法を採用している。これには、マイニング機器の選定、運用の効率化、エネルギー管理システムの導入などが含まれる。
- クリーンスパークは、持続可能なビジネスモデルを追求するとともに、コミュニティへの貢献にも注力し、クリーンエネルギーへの投資や、地域社会との協力関係の構築が含まれる。
これらのビジネスモデルにより、クリーンスパークはビットコインマイニングの分野で競争力を持ちながら、環境への配慮と持続可能性を重視している。
また、ビットコインのデジタル資産としても成長とともに、そのビジネスも拡大していく可能性がある。
クリーンスパークは何がすごい?
クリーンスパークが特に注目される点をまとめると、
クリーンスパークは、ビットコインマイニング業界で重要な役割を果たし、低炭素エネルギーを使用して効率的なマイニングを行い、持続可能なビジネスモデルを追求している。また、2023年度の財務成績は前年比で28%増加し、ビットコイン生産量も倍増している。
クリーンスパークはビットコインマイニング業界における革新的かつ持続可能な企業として位置づけられ、環境への配慮と効率的なビジネス運営を両立させることで、将来的な成長と業界内でのリーダーシップを目指している。
ビットコインマイニングとは具体的にどのようなもの?
ビットコインマイニングは、新しいビットコインを生成し、トランザクションを検証し、ブロックチェーンを維持するプロセスのこと。
ビットコインマイニングの具体的なプロセスは以下。
- トランザクションの検証: ビットコインマイニングの最初のステップは、ネットワーク上で行われたトランザクションを検証すること。
※トランザクションとは、ビットコインネットワーク上で行われる送金や支払いのことで、ビットコインのブロックチェーンに永続的に記録される。
マイナーは、ビットコインのユーザーが行ったトランザクションが有効であることを確認し、それらをトランザクションプールに集める。 - 新しいブロックの作成: 検証されたトランザクションは、新しいブロックにまとめられる。このブロックには、複数のトランザクションと、前のブロックのハッシュ(一意の識別子)が含まれる。
- プルーフ・オブ・ワークの計算: マイナーは、新しいブロックに対して「プルーフ・オブ・ワーク」と呼ばれる複雑な数学的問題を解く必要がある。これは、特定の条件を満たすハッシュ値を見つけることを意味し、非常に計算量が多く、高い処理能力が要求される。
- ブロックの追加と報酬の獲得: プルーフ・オブ・ワークを最初に解いたマイナーは、そのブロックをブロックチェーンに追加する権利を得る。
ブロックがブロックチェーンに追加されると、マイナーは新しく生成されたビットコイン(ブロック報酬)とトランザクション手数料を報酬として受け取る。
ビットコインマイニングは、高度な計算能力を要求するため、大規模なデータセンターや専用のマイニングハードウェアが必要とされる。
また、大量の電力を消費するため、エネルギー効率と環境への影響が重要な懸念事項となっている。
クリーンスパンの競合企業は?
ビットコインマイニング業界におけるクリーンスパークの主な競合企業は以下。
- ライオット・プラットフォームズ(RIOT): テキサス州とニューヨーク州にビットコインマイニングオペレーションを持つデジタルインフラストラクチャ企業。
- ハイブ・デジタル・テクノロジーズ(HIVE): カナダ、スウェーデン、アイスランドにデータセンターを持ち、ビットコインやイーサリアムなどのデジタル通貨をマイニングしている。
- マラソン・パテント・グループ(MARA): デジタルアセットテクノロジー企業で、主にビットコインのマイニングに注力している。
- ビットファームズ(BITF): ビットコインマイニングに特化した企業。Bitfarmsは、高効率のマイニング施設を運営し、大規模なビットコインマイニングオペレーションを展開している。
これらの企業は、ビットコインマイニングにおいてクリーンスパーク(CLSK)と競合しており、それぞれ独自の戦略と資源を持っている。
ビットコインマイニング業界は、高いエネルギー消費と技術的な要求が特徴であり、これらの企業はそれぞれ異なる方法でこれらの課題に対処している。
クリーンスパークが持つビットコインの総量は?
クリーンスパーク(CLSK)のビットコインの総量は2023年11月30日時点で、合計2,575ビットコインを保有している。
この情報は、クリーンスパークが2023年11月に666ビットコインをマイニングし、同月に402ビットコインを売却したことを反映。また、同社のビットコインマイニングの効率は26.4 J/Th(ジュール毎テラハッシュ)であり、現在のハッシュレートは10.08 EH/s(エクサハッシュ毎秒)です。
これらのデータは、クリーンスパークがビットコインマイニングにおいて高い効率と生産性を維持していることを示し、同社のビットコイン保有量はそのビジネスの成果の一部と言える。
マイニングに関する専門用語の解説
効率 – 26.4 J/Th (ジュール毎テラハッシュ):
- 「効率」とは、マイニング機器が消費する電力量に対してどれだけの計算処理を行えるかを示す。
- 「J/Th」は、1テラハッシュの計算を行うのに必要なエネルギー量(ジュール)を表し、テラハッシュは、1秒間に1兆回のハッシュ計算ができることを意味する。
- この場合、26.4 J/Thは、1テラハッシュの計算を行うのに26.4ジュールのエネルギーが必要であることを意味し、この数値が低いほど、マイニング機器はエネルギー効率が良いと言える。
ハッシュレート – 10.08 EH/s (エクサハッシュ毎秒):
- 「ハッシュレート」とは、マイニング機器やネットワークが1秒間に行えるハッシュ計算の回数を示す。
- 「EH/s」は、1秒間に1エクサハッシュ(1エクサハッシュは1京回のハッシュ計算)を行えることを意味する。
- この場合、10.08 EH/sは、マイニング機器やネットワークが1秒間に約10京回のハッシュ計算を行えることを示し、ハッシュレートが高いほど、より多くの計算処理が可能であり、ビットコインのマイニングにおいて有利とされる。
つまり、効率が良く(低いJ/Th)、ハッシュレートが高い(高いEH/s)ほど、そのマイニング機器は優れていると言える。
これらの表現は、ビットコインを効率的にマイニングする能力が高いことを意味する。
参考:2023年11月のビットコイン マイニング アップデート
- 11月に採掘されたビットコイン: 666
- 2023 年に採掘されたビットコイン: 6,671
- 11月30日現在のBTC保有総数:2,575
- 11月に販売されたBTCの合計: 402
- 配備された艦隊: 88,825
- 月末のフリート効率: 26.4 J/Th
- 現在のハッシュレート: 10.08 EH/s
2023年11月に402BTCを1BTCあたり平均約36,600ドルで売却。
BTC の販売は約 1,470 万ドルの収益に相当。
11 月に毎日採掘された BTC は平均 22.2 ビットで、最高値は 26.1 ビットに達した。
CSLKと競合他社のマイニング量と比較すると?
クリーンスパークの生産量のレベルを測るため、競合他社とのマイニング量を比較した。
ビットコインマイニング量の比較
この表は、2023年11月のデータに基づいている。
| 項目 | CSLK (クリーンスパーク) | MARA (マラソンデジタル) | RIOT (ライオットブロックチェーン) | BITF (ビットファームズ) |
|---|---|---|---|---|
| ビットコインの生産・発掘 | 666 | 1,187 | 552 | 392 |
| 1日あたりの生産量 | 22.2 | 38.4 | 18.4 | 13.1 |
| ビットコイン保有量 | 2,575 | 14,025 | 7,358 | – |
| 販売したビットコイン | 402 | 700 | 540 | 350 |
| 時価総額 | $1.91億 | $3.74億 | $3.27億 | $0.58億 |
この表から、クリーンスパークは時価総額が小さいながらも、マイニング生産量においては競合他社の中で2番目に大きいことがわかる。
また、ビットコインの保有量においても、クリーンスパークは競合他社と比較して高い数値を示している。
これらのデータから、クリーンスパークのビットコインマイニング事業の規模と効率がわかる。
投資銘柄を選択するに当たり時価総額が低いことのメリットは?
時価総額が低い投資銘柄を選択する際のメリットはいくつかあるが、それらは投資戦略や市場状況によって異なる。
以下に主なメリット。
- 成長の潜在力: 一般的に、時価総額が小さい企業は成長の余地が大きいと考えられる。これらの企業はしばしば新興市場や新技術に関連しており、大きな成功を収める可能性がある。
- 株価の上昇余地: 小型株は、大型株に比べて株価が大きく上昇する可能性がある。市場での認知度が上がったり、業績が改善したりすると、株価は比較的短期間で大きく上昇することがある。
- 低い評価: 時価総額が低い企業は、しばしば市場に過小評価されていることがある。これらの企業は、市場の注目を集める前に投資することで、高いリターンを得るチャンスがある。
- 買収の可能性: 小型株の企業は、大企業による買収の対象となることがある。買収が行われると、通常、株価は買収価格に向けて上昇する。
- 市場の動きに敏感: 小型株は市場の変動に敏感であり、経済環境や業界の動向に応じて迅速に反応することがある。
ただし、これらのメリットにはリスクも伴う。
小型株は流動性が低いことが多く、株価の変動が大きいため、投資リスクも高くなる。
また、小型企業は財務的に不安定であることが多く、市場の変動に弱い場合があるため、小型株への投資は、リスク許容度と投資目的を慎重に考慮した上で行うことが重要。
以上を踏まえると、BITF(ビットファーム)は時価総額が非常に小さい分、ビットコインの価格上昇による株価成長度合いは期待できると言えるが、他の銘柄に比べリスクも高いことを考慮する必要がある。
クリーンスパークの配当は?
クリーンスパーク(CLSK)は配当を支払っていない。
ビジネスモデルと成長戦略を考慮すると、利益を再投資して事業拡大に注力していると考えられる。
クリーンスパークのセクター、業種、属するテーマは?
セクター
- クリーンスパークは主に「テクノロジー」セクターに分類される。このセクターには、革新的な技術やサービスを提供する企業が含まれており、高い成長潜在力を持つことが特徴。
業種
- クリーンスパークの主要な業種は「ソフトウェア・サービス」と「エネルギー・テクノロジー」。
同社は、エネルギー管理ソフトウェアの開発と提供に加えて、ビットコインマイニング事業に注力している。
属するテーマ
- クリーンエネルギー: 低炭素エネルギー源を利用したビットコインマイニングにより、クリーンエネルギーと持続可能性に貢献。
- ブロックチェーン・暗号通貨: ビットコインマイニング事業を通じて、ブロックチェーン技術と暗号通貨市場に深く関与。
- エネルギー効率: エネルギー管理ソフトウェアを通じて、エネルギー効率の向上とコスト削減を目指している。
仮想通貨におけるビットコインの位置付けは?
ビットコインは、2009年に登場した最初の仮想通貨であり、仮想通貨市場における基準通貨としての地位を確立している。
ビットコインは、分散型台帳技術であるブロックチェーンを使用し、中央機関の介入なしに取引が可能。
その限定された供給量(最大2100万コイン)と、分散型の特性により、デジタルゴールドとしての価値を持ち、インフレや通貨価値の下落からの保護手段として注目されている。
投資対象としてのビットコインの見方や変化は?
ビットコインは、黎明期から現在の成熟期まで投資対象として様々な見方がされてきた。
以下はその変化の変遷。
- 初期の段階:
- ビットコインは初期には技術愛好家やリバタリアンによって主に支持されていた。
- 投機的な要素が強く、その価値や将来性については広く認識されていなかった。
- 認知度と受容の増加:
- 時間が経つにつれ、ビットコインはより広く認知されるようになる。
- 価格の急激な上昇により、メディアの注目を集め、一般の投資家にも知られるようになる。
- 機関投資家の参入:
- 近年、ビットコインは機関投資家や大企業によっても投資対象として認められるようになった。
- 多くの企業がビットコインを財務報告の一部として保有し、投資ポートフォリオの多様化手段として利用している。
- 規制と法的枠組みの進展:
- 各国政府や金融機関は、ビットコインを含む仮想通貨に対する規制や法的枠組みを整備し始めている。
- これにより、ビットコインはより正式な金融資産としての地位を確立しつつある。
- 市場の成熟:
- ビットコイン市場は成熟し、より安定した取引プラットフォームや金融商品が提供されるようになった。
- ETFの承認など、ビットコインを基にした金融商品も登場している。
ビットコインは、仮想通貨市場において依然として主要な地位を占めており、投資対象としてのその役割は時間とともに進化している。
初期の投機的な特性から、現在では多くの投資家や企業にとって重要な資産クラスの一つと見なされている。
しかし、ビットコインは依然として高い価格変動性を持ち、投資にはリスクが伴う。
そのため、投資家はビットコインへの投資を検討する際には、市場の動向、規制の変化、および自身のリスク許容度を慎重に考慮する必要がある。
ビットコインの今後の価格動向は?
2023年の価格動向
- 2023年に入り、ビットコインの価格は急上昇し、一時は400万円を超える。
- その後、若干の下落基調が見られましたが、2023年6月後半から再び価格が上昇傾向にあり、7月には450万円台に突入。
- 2023年10月24日には、年初来の高値更新となる500万円を突破。
直近の価格動向
- 2023年12月までは高値圏で停滞していましたが、12月4日から再び高騰を見せ、現在は610万円まで上昇。
価格上昇の要因
- 直近の上昇は、ビットコイン現物のETFが承認期待によるもの。
- また、2023年12月の急騰は、米利上げサイクルの終了観測による市場のリスクオンの流れが後押ししていると考えられている。
ビットコインの将来性は?
- ビットコインは、決済手段や投資対象として世界中で利用されており、その普及率は高い。
- 今後訪れる半減期によるマイニング報酬の減少により、価格が不安定になる可能性がある。
- 現物ビットコインETFの承認が期待されており、これが実現すれば市場に大きな影響を与える可能性がある。
ビットコインの価格は、2023年に入ってから大きな変動を見せており、特に最近の上昇は市場のリスクオンの流れやETF承認の期待によるものと考えられる。
ビットコインの将来性には、決済手段としての普及やマイニング報酬の減少、ETF承認の可能性など、さまざまな要因が影響している。
ビットコインの半減期とは?価格にどのように影響を与える?
ビットコインの半減期とは、ビットコインの新規発行量(マイニングによって報酬として得られるビットコインの量)が半分に減少するイベントのこと。
この半減期はビットコインのプロトコルによって約4年ごとに設定されており、ビットコインの供給量の増加ペースを減速させることを目的としている。
半減期の影響
- 供給量の減少
- 半減期が起こると、新規にマイニングされるビットコインの量が半分になる。これにより、新たに市場に流入するビットコインの量が減少する。
- 価格への影響:
- 経済学の基本原則によれば、供給量が減少し、需要が同じか増加する場合、価格は上昇する傾向がある。
- 過去の半減期イベントでは、ビットコインの価格が半減期前後で大きく上昇する傾向が見られた。
- 市場の期待と投機:
- 半減期は予定されたイベントであるため、多くの投資家や市場参加者はこのイベントを前もって知っている。
- その結果、半減期に向けて価格が上昇することが多く、これは市場の期待や投機的な購入によるもの。
半減期のイベントで注意する点
- 市場の反応は不確実: 半減期が必ずしも短期的な価格上昇を保証するわけではない。市場の他の要因や外部環境も価格に影響を与える。
- 長期的な影響: 半減期の影響は短期的なものだけでなく、長期的な供給減少による価格の安定化や上昇にも寄与する可能性があります。
ビットコインの半減期は、その希少性を高め、長期的には価格の上昇に寄与する重要な要素となる。
しかし、投資家は半減期だけでなく、市場の全体的な動向や他の経済的要因も考慮する必要がある。
次のビットコインの半減期はいつ頃?
ビットコインの次の半減期は、2024年に予定されている。
具体的な時期については、2024年2月から6月の間に発生する可能性が高いとされている
この半減期では、ビットコインマイナー(採掘者)に与えられる報酬が現在の6.25ビットコインから3.125ビットコインに減少する。
2024年の半減期への期待
- 価格上昇の可能性: 2024年の半減期に向けて、ビットコインの価格が上昇する可能性がある。これは、供給量の減少による希少性の高まりと市場の期待によるもの。
- 市場の変動性: 半減期に向けて市場の変動性が高まる可能性がある。この期間中の価格変動に注意を払う必要がある。
- 長期的な影響: 半減期はビットコインの長期的な価値に影響を与える可能性がある。供給量の減少は、ビットコインの希少性を高め、長期的な価格上昇に寄与する可能性がある。
ビットコインの次の半減期は、市場における重要なイベントであり、ビットコインの価格動向に大きな影響を与える可能性がある。
クリーンスパーク(CSLK)の現在株価
クリーンスパーク(CLSK)の株価チャート(TradingView)を表示しています。
チャートには、RSI(Relative Strength Index)を表示しています。相場の過熱感の指標として参考。
※RSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、反対に20%~30%を割り込むと売られ過ぎの目安。
クリーンスパークの業績について
まずは、最低限の業績分析を行なうための、以下の4つの指標を確認していきます。
- 売上(売上高): 企業が商品やサービスを提供して得た「収入の総額」。
- 営業利益: 売上から必要経費を差し引いた、本業で稼いだ純粋な「儲け」。
- キャッシュフロー: 帳簿上の数字ではなく、実際に企業の手元で動いた「現金の出入り」。
- EPS(1株当たり純利益): 企業が発行している株1株あたり、どれだけの「最終的な利益」を出したかを示す数値。
クリーンスパーク(CLSK)の2026年Q3決算(2026/08/06 発表)は、EPS -0.89ドル(同-0.47ドルに対し-0.42ドル)でした。
直近8四半期では、売上が1回、EPSが2回コンセンサスを上回っています。
四半期:売上高の推移

四半期:営業利益の推移
- 営業利益: 本業で稼ぐチカラを示す最重要の利益。

四半期:EPSの推移
- EPS: 1株あたりの純利益。この数値が毎年右肩上がりかどうかが、企業の成長性を判断する最大の指標。

四半期:業績サマリー
| 四半期 | 売上 | 前年同期比 | 予想比 | EPS | 予想差 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024:Q4 | 89.28 | +70.0% | +0.6% | -0.29 | -0.11 | -73.5% |
| 2025:Q1 | – | – | – | 0.83 | +0.46 | – |
| 2025:Q2 | – | – | – | -0.49 | -0.38 | – |
| 2025:Q3 | – | – | – | 0.78 | +0.48 | – |
| 2025:Q4 | – | – | – | 0.00 | -0.26 | – |
| 2026:Q1 | – | – | – | -1.35 | -1.57 | – |
| 2026:Q2 | – | – | – | -1.52 | -0.96 | – |
| 2026:Q3 | – | – | – | -0.89 | -0.42 | – |
| 2026:Q4(予想) | 138.85 | -40.4% | – | -0.30 | – | – |
| 2027:Q1(予想) | 151.84 | -21.0% | – | -0.37 | – | – |
| 単位:百万ドル(売上)、ドル(EPS) ※予想はTradingView掲載のアナリストコンセンサス(2026-08-16 取得時点)。 | ||||||
通期:売上高の推移

通期:営業利益の推移
- 営業利益: 本業で稼ぐチカラを示す最重要の利益。

通期:キャッシュフローの推移
- 営業CF: 本業で稼いだ現金の総額。
- フリーCF: 企業が自由に使えるお金。事業維持に必要な投資を差し引いた、企業の本当の稼ぐ力。
- 営業CFマージン:稼ぐ効率を示す指標。売上の何%が現金として残るか。(通期15%以上で優良)

通期:EPSの推移
- EPS: 1株あたりの純利益。この数値が毎年右肩上がりかどうかが、企業の成長性を判断する最大の指標。

通期:業績サマリー
| 年度 | 売上 | 前年比 | EPS | 営業利益率 | 営業CFマージン | フリーCF |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 39.29 | +291.7% | -0.14 | -30.3% | -61.0% | -163.22 |
| 2022年 | 131.53 | +234.8% | 1.38 | -28.8% | 55.9% | 54.17 |
| 2023年 | 168.41 | +28.0% | 0.17 | -77.8% | -10.2% | -78.71 |
| 2024年 | 378.97 | +125.0% | -0.69 | -39.3% | -61.7% | -299.76 |
| 2025年 | 766.31 | +102.2% | 1.12 | 41.6% | -60.2% | -605.69 |
| 2026年(予想) | 603.23 | -21.3% | -3.59 | – | – | – |
| 2027年(予想) | 657.19 | +8.9% | -1.49 | – | – | – |
| 2028年(予想) | 783.86 | +19.3% | -1.00 | – | – | – |
| 単位:百万ドル(売上・フリーCF)、ドル(EPS) ※予想はTradingView掲載のアナリストコンセンサス(2026-08-16 取得時点)。 | ||||||
クリーンスパークの今後の展開と将来性は?
クリーンスパーク(CLSK)の今後の展開と将来性については、以下の要素が重要な役割を果たす。
ビットコインマイニング事業の拡大
- クリーンスパークはビットコインマイニング事業に注力し、マイニング能力の拡張を進めている。今後も、効率的なマイニング機器の導入やマイニング施設を拡大し効率を高めることが重要。
- 低炭素エネルギー源を利用してマイニングを行うことで、環境への影響を最小限に抑えるとともに、エネルギー効率を高めることが重要。
技術革新と市場の動向
- ブロックチェーン技術の進化は、クリーンスパークのビジネスモデルに影響を与える可能性がある。新しい技術の採用や革新的なアプローチが、競争力を高める鍵となる。
- ビットコイン価格の変動性や仮想通貨市場の規制動向は、クリーンスパークの業績に直接的な影響を与える。市場の安定性や成長が、長期的な成功につながる需要な要素となる。
制と政策の影響
- 仮想通貨とブロックチェーンに関する政府の規制は、クリーンスパークの事業運営に影響を与える。特に、エネルギー消費に関する規制は、マイニング事業の運営に直接的な影響を及ぼす可能性がある。
財務健全性と成長戦略
- 企業の成長と拡大には、健全な財務状況の維持が不可欠となる。効率的な資本配分とリスク管理が、持続可能な成長への重要な要素。
- 新しい市場への進出や技術革新に向けた戦略的なパートナーシップの構築も、クリーンスパークの将来性に貢献する可能性がある。
クリーンスパークの将来性は、ビットコインマイニング事業の拡大、クリーンエネルギーへの取り組み、市場および技術の動向、規制環境、および財務戦略に大きく依存する。
これらの要素が、同社の長期的な成功と成長に大きく影響を与えると見られる。
ただし、仮想通貨市場の変動性や規制の不確実性など、リスク要因も存在するため注意が必要。
クリーンスパーク(CLSK)の2024年度Q1の決算ハイライト
- 収益: 第1四半期の収益は7,380万ドルで、前年同期の2,780万ドルから166%の急増。ビットコイン価格の大幅な上昇と、ビットコインマイニング収入の増加が影響。
- 1株利益(GAAP EPS): 0.14ドルで、平均予想(-0.24ドル)を上回り、前四半期の0.57ドル、前年同期の0.46ドルから改善。
- 調整後EBITDA: 6,910万ドルで、前年同期の-200万ドルから大幅に改善。
- 運転資本金: 1億3,930万ドル、負債は1,450万ドルだった。貸借対照表には1億2,700万ドル相当のビットコインと4,850万ドルの現金が保持されている。
現在のハッシュレートは、12.5 EH/sを超え、業界でのリーダーシップを強化している。
この決算を受け、株価は時間外で大幅な上昇を見せている。
クリーンスパーク(CLSK)の2024年度Q2の決算ハイライト
- 売上高: 1億1180万ドルで、前年同期の4250万ドルから163%増加。
- 純利益: 1億2670万ドルで、前年同期は1850万ドルの損失。
- 一株当たりの純利益 (EPS): 基本収益で0.59ドル。
- 調整後EBITDA: 1億8180万ドルで、前年同期の1270万ドルから大幅に増加。
ビジネスの成長と展開
- ハッシュレート: 現在のハッシュレートは17 EH/s(エクサハッシュ/秒)を超えている。
- 施設の拡張: ミシシッピ州とジョージア州に新しい施設を設立し、運用能力を60%以上拡大。
財務の安定性
- 現金及びビットコイン: 四半期末にはほぼ7億ドルの現金及びビットコインを保有しており、ほぼ無借金状態。
- 電力コスト: 自社所有のサイトではキロワット時あたり最低1.3セントの卸電力コストを実現している。
戦略的焦点
- ビットコイン価格の上昇と利幅の拡大が収益の増加に貢献。
- 革新、計測された成長、そして市場での独特な地位の強化にフォーカスし、株主への持続的な価値提供を目指している。
クリーンスパークがビットコインマイニングの領域で顕著な収益成長を達成しており、技術的な拡張と戦略的な市場展開により業界のトップオペレーターに成長していることがわかる。強固な財務基盤を背景に、今後も成長を継続していく体制が整っている。
クリーンスパーク(CLSK)の2024年度通期の決算ハイライト
発表日:24/12/03
売上と収益
- 総売上高:3億7,896万ドル。前年同期比125%増。
- 主要収益源はビットコインのマイニング収入。
- 調整後EBITDA:2億4,584万ドル。前年同期の2,502万ドルから大幅増加。
- 純損失:1億4,577万ドル。前年同期の1億3,814万ドルから若干拡大。
- 1株当たり損失:0.69ドル。
コストと利益率
- コストの増加:
- ビットコイン採掘関連コスト:1億6,552万ドル。前年同期比増加。
- 減価償却費:1億5,460万ドル。
- 固定資産の減損費用:1億9,704万ドル。
- 調整後利益率:収益性の向上を示すが、純損失が依然として課題。
キャッシュフローと財務状況
- キャッシュとビットコイン保有:
- 現金:1億2,222万ドル。
- ビットコイン評価額:5億9,548万ドル。
- 総資産:19億6,266万ドル。前年同期の7億6,157万ドルから大幅増加。
- 負債:2億182万ドル。前年同期比増加。
ビジネスハイライト
- ビットコインマイニングの成長:
- ハッシュレート:33.5 EH/s。2025年末までに50 EH/sを目指す。
- 採掘したビットコイン:7,100 BTC。
- M&Aと拡大戦略:
- 稼働中のポートフォリオに423 MWを追加。
- 運用効率の向上により市場シェアを拡大。
- 競争力強化:
- 固有のインフラを基盤にビットコイン採掘コストを最適化。
将来ガイダンス
- 2025年度にはさらなるハッシュレートの向上を計画。AIおよび電力効率の高い採掘技術を導入。
- 多様な資金調達戦略を活用し、事業拡大を加速。
クリーンスパークは、ビットコインマイニング市場におけるトップランナーとして、競争力のあるポジションを確立しています。増加するビットコイン需要を背景に、効率的な運営と収益成長を期待される状況です。
クリーンスパーク(CLSK)の株を買える証券会社は?
クリーンスパークの株を取り扱っている主要な証券会社をリストアップしました。これらの証券会社では、外国株として直接の株取引のほか、CFD(差金決済取引)としての投資も選択できます。
私自身はSBI証券を主に使用していますが、取り扱い銘柄によっては購入できない場合があります。その際は、サクソバンク証券やIG証券などでCFDを利用することもあります。
| 人気の証券会社 | 株取引 | CFD取引 |
|---|---|---|
| SBI証券 | ◯ | ✕ |
| 松井証券 | ◯ | ✕ |
| 楽天証券 | ◯ | ✕ |
| マネックス証券 | ◯ | ✕ |
| 三菱UFJ eスマート証券(旧社名:auカブコム証券) | ✕ | ✕ |
| DMM株 | ✕ | ✕ |
| サクソバンク証券 | ◯ | ◯ |
| IG証券 | ✕ | ◯ |
| GMOクリック証券 | ✕ | ✕ |
| moomoo証券 | ◯ | ✕ |
CLSK 2026年Q3決算:売上高は前年同期比30.5%減、ビットコイン価格下落が響くも大型データセンター賃貸契約で収益多角化に一歩
発表日:2026/08/06
CLSKの決算ハイライト
CleanSparkの2026年度第3四半期は、売上高が1.38億ドルと前年同期の1.986億ドルから30.5%減少し、ビットコインマイニング事業の厳しい採算環境が数字に表れた四半期となった。純損益は2.398億ドルの損失(1株当たり0.89ドルの損失)で、前年同期の2.574億ドルの純利益(1株当たり0.90ドル)から大きく反転している。
損益悪化の主因はビットコインの公正価値評価損1.163億ドルで、前年同期は逆にビットコイン価格上昇による2.687億ドルの評価益が計上されていた点が対照的だ。調整後EBITDAは1.13億ドルの損失となり、前年同期の3.777億ドルの利益から大きく落ち込んでいる。
一方で会社は、Sandersvilleにおいて高格付けテナントとの20年契約・総額66億ドルというトリプルネットリース契約を締結し、データセンター開発事業者としての多角化戦略を前進させた。同プロジェクトに必要な長納期機材の発注・前払いを完了し、想定されるエクイティ部分の資金調達も完了済みとしている。
抑えておくべきKPI
- 売上高: 1.38億ドル(前年同期の1.986億ドルから30.5%減)
- 純損益: 2.398億ドルの損失(前年同期は2.574億ドルの純利益)
- 調整後EBITDA: 1.13億ドルの損失(前年同期は3.777億ドルの利益)
- 現金及び現金同等物: 2.026億ドル(2025年9月30日時点の4297万ドルから大幅増)
- ビットコイン保有総額(HODL): 8.149億ドル(現在・非現在および担保として保有中のものを含む)
投資家目線のインサイト
今回の損失拡大は、ビットコイン価格の変動を四半期ごとに公正価値で評価する会計方針に起因する部分が大きく、事業運営そのものの急激な悪化とは分けて見る必要がある。前年同期は同じ会計処理で評価益が出ていたため、比較上のギャップが際立って見える構造だ。
ただし調整後EBITDAも損失に転じており、マイニング事業単体の採算性が悪化していることも事実だ。CFOのGary Vecchiarelli氏も「現在のビットコインマイニング経済性は厳しい」と明言しており、同社自身がマイニング単独モデルからの脱却を急ぐ理由がここにある。
Sandersvilleの66億ドル規模の長期リース契約は、ビットコイン価格に左右されない安定的なキャッシュフローを取り込む動きとして重要だ。長納期機材の前払いとエクイティ資金の確保が完了している点は、プロジェクト実行リスクを事前に減らす動きとして評価できる要素と言える。
今後の見どころ
今後は、Sandersvilleプロジェクトの建設進捗とRFS(Ready-For-Service)達成時期が、データセンター事業への転換が絵に描いた餅で終わらないかを判断する最初の試金石になる。長期リース契約による収益化がいつ財務諸表に反映され始めるかを注視したい。
同時に、既存のビットコインマイニング資産の商業化(データセンターやHPC用途への転用など)がどこまで進むかも重要な論点だ。会社は「希少でグリッド接続された電力資産」という強みを繰り返し強調しており、その電力資産をどう収益化パスに変換していくかが次の四半期以降の注目点となる。
出典
CleanSpark Reports Third Fiscal Quarter 2026 Results
CLSK 2026年Q2決算:ビットコイン評価損が響き最終赤字3.8億ドル、成長投資は継続
発表日:2026/05/11
本決算のポイント
CleanSparkの2026年度第2四半期は、売上高が1.36億ドルと前年同期の1.82億ドルから25%減少し、ビットコインマイニング収益の伸び悩みが目立つ内容となった。
最終損益はさらに厳しく、純損失が3.78億ドル(1株当たり1.52ドルの損失)に拡大し、前年同期の1.39億ドルの損失から大きく悪化した。主因はビットコインの公正価値評価損2.24億ドルと、ビットコイン担保に絡む損失0.39億ドルという非現金項目の膨張で、調整後EBITDAも前年同期のマイナス0.58億ドルからマイナス2.41億ドルへと悪化している。
一方で会社は成長投資を止めておらず、ERCOT承認済みの300MW追加やジョージア州でのリース進展、サンダーズビルの新拠点開発など、AI/HPC領域への布石を四半期を通じて着実に積み重ねた格好だ。
抑えておくべきKPI
- 売上高: 1.36億ドル(前年同期1.82億ドルから25%減)
- 純損失: 3.78億ドル、1株当たり1.52ドルの損失(前年同期は1.39億ドルの損失)
- 調整後EBITDA: マイナス2.41億ドル(前年同期はマイナス0.58億ドル)
- 現金: 2.60億ドル(2025年9月末の430万ドルから大幅増)、ビットコイン保有総額9.25億ドル
投資家目線のインサイト
今回の赤字拡大は、事業そのものの悪化というよりビットコイン価格変動に伴う会計上の評価損が主因である点に注意したい。ビットコインの公正価値評価損とビットコイン担保関連損失を合わせると2.6億ドル超に達し、純損失の大部分を占めている。マイニング事業自体のコストは売上比で見ても大きく崩れておらず、キャッシュベースでの事業運営には引き続き規律が保たれている印象だ。
バランスシート面では、長期債務が6.4億ドルから17.9億ドルへと大幅に増加した一方、現金は430万ドルから2.6億ドルへと大きく積み上がり、資金調達を積極化させながら流動性を厚くする戦略が読み取れる。株主資本は21.8億ドルから9.9億ドルへと大きく減少しており、評価損計上とトレジャリーストック(自己株式)取得の影響が重なった格好だ。
会社側は「バランスシートは競争優位の中核」とコメントしているが、希薄化や評価損リスクを抱えながらAI/HPCシフトを進める過渡期特有の財務体質が今回の数字に色濃く反映されていると言える。
今後の見どころ
次の四半期以降は、ERCOT承認済みの585MWやジョージア州のリース契約が実際の収益化にどこまで結びつくかが最大の注目点になる。会社は「マイニング資産のAI/HPC転用の商業化」を明言しており、その進捗が株価評価の軸になりそうだ。
またビットコイン価格の変動が引き続き損益を大きく左右する構造は変わらないため、保有ビットコインの評価動向と、それに紐づく担保関連の損益変化を四半期ごとに追いかける必要がある。長期債務の増加ペースと資本配分の優先順位も、成長投資の持続性を測る鍵となる。
出典
CleanSpark Reports Second Fiscal Quarter 2026 Results
クリーンスパーク(CLSK)の2023年度の決算サマリー
クリーンスパーク(CLSK.)の2023年度の財務結果に関する重要なポイント。
財務ハイライト(2023年度)
- 売上の増加
年間売上は$168.4百万で、前年度の$131.5百万から28%増加。
– 純損失の増加
純損失は$136.6百万で、前年度の$57.3百万から138%増加。
– 調整後EBITDAの減少
調整後EBITDAは$25.0百万で、前年度の$56.1百万から55%減少。
– バランスシートのハイライト(2023年9月30日時点)
現金: $29百万
ビットコイン: $56百万
現在資産合計: $102百万
採掘資産合計(前払金額と展開済みマイナーを含む、累積減価償却後): $485百万
総資産: $762百万
– 負債と株主資本
現在負債: $74百万
総負債: $84百万
株主資本合計: $677百万
– 現金とビットコインの保有
2023年9月30日時点で、現金とビットコインの合計保有額は$85百万、負債は$16百万。
2023年11月30日時点で、現金とビットコインの合計保有額は約$168百万、負債は$14.8百万。
投資家としての注目ポイント
- 売上の成長:売上の増加は、ビジネスの拡大と市場でのポジショニングを示している。
- 純損失の増加:損失の増加は、投資や運営コストの増加を示唆しており、将来の収益性に影響を与える可能性がある。
- 資産と負債のバランス:総資産と株主資本の増加は、会社の財務的な健全性を示すが、純損失の増加と組み合わせると、将来の財務戦略に関する懸念が生じる可能性がある。
- ビットコインの価格変動:ビットコインの保有量とその価値は、ビットコイン市場の価格変動に大きく影響される。これは、会社の財務状況に直接的な影響を与える重要な要素。
まとめ
クリーンスパークとビットコインの将来性を考慮すると、期待値が高い銘柄であると言えます。
クリーンスパークは、ビットコインマイニング事業において、エネルギー効率の高い運営とクリーンエネルギーへの注力を強みとし、このアプローチは、ビットコインマイニングの持続可能性とコスト効率を高めることで、長期的な競争力を確保する可能性があります。
一方で、ビットコイン自体も、2024年の半減期を控え、その希少性と価値が高まることが予想されます。
過去の半減期の例を見ると、ビットコインの価格は半減期を境に大きく上昇する傾向があり、これはビットコインの価格動向と密接に関連するクリーンスパークのビジネスに好影響を与える可能性があります。
また、クリーンエネルギーへの取り組みは、環境意識の高まりという社会的トレンドにも適応しており、将来的にはさらなるビジネスチャンスを生み出す可能性もあります。
ただし、財務健全性など含め総合的に評価する必要はあるが、短期的には魅力的な銘柄と言えるでしょう。
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