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クレド・テクノロジー(CRDO)とは?将来性と今後の株価見通し

crdo 01 米国投資
更新日:

このサイトは、私(@mifsee)が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その過程を記録としてまとめているものです。

あくまで個人の調査・整理を目的とした内容であり、誤りや実際と異なる情報が含まれる可能性があります。
また、MifseeではAI技術を活用した運用や、技術習得を目的とした実験的な取り組みも行っています。ご覧いただく際には、その点をご理解のうえご利用ください。

はじめに

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)は、データセンターや通信ネットワーク向けの高速接続ソリューションを提供する企業です。特にAI関連市場での需要増加を背景に、成長が期待されています。

高速接続技術の分野においては、独自の技術革新と競争優位性を活かし、業界内での存在感を高めています。

2025年度第2四半期の決算発表後に、業績の好調を受けて株価が急成長を遂げ、私もこの企業に注目しました。

ここでは、クレド・テクノロジー(CRDO)の事業内容、強み、そして将来の成長可能性について詳しく探っていきます。

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)とは何の会社、どのような事業をしている?

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)は、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置く高速接続技術企業。
2014年に設立され、データセンターや通信ネットワーク向けの次世代接続ソリューションを提供している。

クレド・テクノロジーは、「高性能接続技術」を基盤として事業を展開し、主に以下の3つの分野に注力している

  1. データセンター向けソリューション
    高速・大容量通信を実現する低消費電力のインターフェース技術を開発。データセンターの効率化とコスト削減を支援。
  2. クラウド・コネクティビティ
    クラウドサービスプロバイダー向けに、信頼性の高い高速ネットワークソリューションを提供。次世代インターネットの基盤を支える技術を提供している。
  3. AIとマシンラーニング向けソリューション
    AIモデルのトレーニングや推論に必要な膨大なデータ転送を効率化するための技術を開発。特にAI市場での需要に対応した専用製品が注目されている。

クレド・テクノロジーの強みは、データ転送速度とエネルギー効率に優れた製品群と、急成長中のデータ通信市場における存在感にある。

同社のソリューションは、クラウドやデータセンター業界におけるパフォーマンス向上とコスト最適化に大きく貢献している。

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングの企業情報は以下。

  • 会社名: クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(Credo Technology Group Holding Ltd.)
  • 設立年: 2014年
  • 本社所在地: 米国カリフォルニア州サンノゼ
  • 代表者: ビル・ブレンネン(Bill Brennan)
  • 公式サイト: https://credosemi.com/
  • 主な事業内容: データセンター、クラウド、AI向けの高速接続ソリューションの提供

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)の主力サービスは?

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)は、データインフラストラクチャー市場において、以下の主力サービスを提供している。

高速接続ソリューションの提供

同社は、100ギガビット/秒(G)から1.6テラビット/秒(T)までの速度に対応する光および電気イーサネットアプリケーション向けに最適化された高速接続ソリューションを提供。

製品ファミリーの展開

  • 集積回路(IC):光およびラインカード市場向けのIC。
  • アクティブ電気ケーブル(AEC):高性能なデータ伝送を実現するAEC。
  • SerDesチップレット:高効率なデータシリアライゼーション/デシリアライゼーションを行うチップレット。

知的財産(IP)ソリューションの提供

主にSerDes IPライセンスで構成される知的財産ソリューションを提供し、他社の製品開発を支援している。

これらのサービスを通じて、クレド・テクノロジーはデータインフラストラクチャー市場における帯域幅の課題を解決し、高速かつ電力効率の高い接続を実現している。

高速接続ソリューションの特長や技術力は?

クレド・テクノロジー(CRDO)は、データインフラ市場における帯域幅の課題を解決するため、高速かつ電力効率の高い接続ソリューションを提供している。

主な特長と技術力

  • HiWireアクティブ電気ケーブル(AEC)
    高性能データ伝送を実現する技術。100G、200G、400G、800Gのデータ速度に対応し、低消費電力で運用可能。柔軟な構成オプションを備え、データセンターやAIネットワークの多様なニーズに対応。従来のアクティブ光ケーブル(AOC)と比較し、信頼性と信号整合性が強化されている。
  • SerDesチップレット技術
    高速なデータ伝送を可能にする設計。インターコネクトの数を最小限に抑えつつ、高速かつ効率的な通信を実現。高性能ながら低消費電力を実現する設計で、エネルギー効率を向上。
  • 光デジタルシグナルプロセッサ(DSP)
    高帯域幅に対応する技術。100Gから800Gのモジュールをサポートし、クラウドスケールやハイパースケールのデータセンター構築を支援。
    次世代ネットワークにも対応しており、5G無線サービスプロバイダー向け光インターコネクトをサポートする。

これらの技術を活用し、データレートの急激な増加に対応し、安全性と高速性を備えた接続ソリューションを提供している。

取引市場は?

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングは、米国のNASDAQ市場に上場している。ティッカーシンボルは「CRDO」。

クレド・テクノロジー(CRDO)のセクター、業種、属するテーマは?

セクター

情報技術(Information Technology):CRDOは情報技術セクターに属する企業。データセンターや通信ネットワーク向けの高速接続ソリューションを提供する。同社の技術は、データレートの増加や帯域幅要件の高まりに対応し、電力効率の向上に寄与する。

業種

半導体(Semiconductors):CRDOは、シリアライザ・デシリアライザ(SerDes)やデジタルシグナルプロセッサ(DSP)技術に基づく集積回路(IC)やアクティブ電気ケーブル(AEC)などの製品を開発・提供する企業。データセンターや通信ネットワークにおいて、高速かつ電力効率の高い接続を実現する。

属するテーマ

クラウド・コネクティビティとAIインフラの強化:CRDOはクラウドサービスプロバイダーやAIアプリケーション向けに、高速で信頼性の高い接続ソリューションを提供する。次世代のデータインフラストラクチャー構築とAI市場での成長を支援する。

配当は?

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)は現在、配当を支払っていない。

クレド・テクノロジー(CRDO)の競合企業は?

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)の主要な競合企業は以下の通り。

  • ブロードコム(AVGO):米国を拠点とする半導体企業。データセンターやネットワーキング市場向けに多様な接続ソリューションを提供する。特に高速データ転送技術でCRDOと競合する。
  • マーベル・テクノロジー(MRVL):米国の半導体企業。ストレージ、ネットワーキング、コネクティビティソリューションを展開する。データセンターやクラウド市場における高速接続技術でCRDOと競合する。
  • モンテージ・テクノロジー:中国の半導体企業。メモリインターフェースチップや高速インターコネクトソリューションを提供する。データセンター市場における高速接続技術でCRDOと競合する。
  • パレード・テクノロジーズ:台湾の半導体企業。ディスプレイおよび高帯域幅データ転送ソリューションを提供する。高速インターフェース技術でCRDOと競合する。
  • マイクロチップ・テクノロジー(MCHP):米国の半導体企業。マイクロコントローラやアナログ半導体製品を提供する。データセンターや通信市場向けの接続ソリューションでCRDOと競合する。
  • ラムバス(RMBS):米国の半導体企業。マイクロコントローラやアナログ半導体製品を提供する。データセンターや通信市場向けの接続ソリューションでCRDOと競合する。

これらの企業は、データセンターやクラウドサービスプロバイダー向けに高速接続ソリューションを提供する競合相手。CRDOと同様の市場で競争を繰り広げる。

クレド・テクノロジー(CRDO)が属する業界の規模と成長性は?

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)が属するデータセンターおよび高速相互接続ソリューション業界は、近年著しい成長を遂げている。

データセンター市場の規模と成長性

世界のデータセンター市場規模は、2023年に約3,410億ドルと推定され、2024年には3,670億ドルに達すると予測されている。 さらに、2032年までに4,646億ドルに拡大し、予測期間中の年平均成長率(CAGR)は10.30%と見込まれている。

高速相互接続ソリューション市場の規模と成長性

高速相互接続製品市場は、2022年に約19億8,720万ドルの規模。2029年には約58億9,200万ドルに達すると予測。この期間中のCAGRは16.5%。

成長要因

これらの市場の成長は、AIやクラウドコンピューティングの普及に伴うデータ需要の増加が主な要因。 特に、AI関連のデータ処理能力向上により、データセンターの新設や拡張が進んでいる。 しかし、データセンターの建設には設備や土地、電力の確保が課題となっており、供給が需要に追いついていない状況。

これらの市場動向が、クレド・テクノロジーの事業展開に有利な環境を提供。同社の高速接続ソリューションは、増大するデータ需要に対応するための重要な技術として位置付けられている。

クレド・テクノロジー(CRDO)の競合との差別化要素と優位性は?

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)は、以下の点で競合他社と差別化を図っている。

 AIインフラへの注力

同社はAIインフラ市場に積極的に参入し、特に企業やハイパースケールデータセンターの顧客基盤を拡大。この戦略により、AI関連の収益が増加しており、2025会計年度末までに前年比で倍増することが予測されている。

高性能かつ低消費電力のソリューション

クレド・テクノロジーは、100Gから1.6Tまでの速度に対応する光および電気イーサネットアプリケーション向けに最適化された高速接続ソリューションを提供している。これらの製品は高性能でありながら、低消費電力を実現しており、データセンターや通信ネットワークの効率化に寄与している。

多様な製品ポートフォリオ

同社は、集積回路(IC)、アクティブ電気ケーブル(AEC)、SerDesチップレットなど、多様な製品群を展開しており、顧客の多様なニーズに対応し、柔軟なソリューションを提供している。

これらの差別化要素により、クレド・テクノロジーは競合他社に対して優位性を持ち、データインフラ市場での地位を強化している。

クレド・テクノロジー(CRDO)の業績について

クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(CRDO)の財務年度は4月30日に終了する。

四半期ごとの決算発表スケジュールは以下の通り。

  • 第1四半期決算:8月下旬
  • 第2四半期決算:11月下旬
  • 第3四半期決算:2月下旬
  • 第4四半期および通期決算:5月下旬

まずは、最低限の業績分析を行なうための、以下の4つの指標を確認していきます。

  1. 売上(売上高): 企業が商品やサービスを提供して得た「収入の総額」。
  2. 営業利益: 売上から必要経費を差し引いた、本業で稼いだ純粋な「儲け」。
  3. キャッシュフロー: 帳簿上の数字ではなく、実際に企業の手元で動いた「現金の出入り」。
  4. EPS(1株当たり純利益): 企業が発行している株1株あたり、どれだけの「最終的な利益」を出したかを示す数値。

クレド・テクノロジー(CRDO)の2026年Q1決算(2026/09/01 発表)は、売上479.0百万ドル(アナリストコンセンサス473.3百万ドルに対し+1.2%)、EPS 1.2ドル(同1.17ドルに対し+0.03ドル)でした。

売上の前年同期比は+114.7%です。

直近8四半期では、売上が8回、EPSが8回コンセンサスを上回っています。

直近決算:2026年Q1
売上479.0 百万ドル予想比 +1.2%前年同期比 +114.7%
EPS1.2 ドル予想差 +0.03 ドル
予想超え売上 8回/8期 / EPS 8回/8期直近8四半期
※予想はTradingView掲載のアナリストコンセンサス(2026-09-03 取得時点)。

四半期:売上高の推移

クレド・テクノロジー(CRDO)の四半期:売上推移グラフ

四半期:営業利益の推移

  • 営業利益: 本業で稼ぐチカラを示す最重要の利益。

クレド・テクノロジー(CRDO)の四半期:営業利益推移グラフ

四半期:EPSの推移

  • EPS: 1株あたりの純利益。この数値が毎年右肩上がりかどうかが、企業の成長性を判断する最大の指標。

クレド・テクノロジー(CRDO)の四半期:EPS推移グラフ

四半期:業績サマリー

四半期 売上 前年同期比 予想比 EPS 予想差 営業利益率
2024:Q2 72.03 +63.6% +7.8% 0.07 +0.02 -11.7%
2024:Q3 135.00 +154.4% +12.2% 0.25 +0.07 19.4%
2024:Q4 170.03 +179.7% +6.5% 0.35 +0.08 19.9%
2025:Q1 223.07 +273.6% +17.0% 0.52 +0.16 27.2%
2025:Q2 268.03 +272.1% +14.1% 0.67 +0.18 29.4%
2025:Q3 407.01 +201.5% +0.2% 1.07 +0.16 36.8%
2025:Q4 437.00 +157.0% +1.2% 1.16 +0.14 35.7%
2026:Q1 479.00 +114.7% +1.2% 1.20 +0.03 25.2%
2026:Q2(予想) 531.56 +98.3% 1.28
2026:Q3(予想) 645.25 +58.5% 1.61
単位:百万ドル(売上)、ドル(EPS) ※予想はTradingView掲載のアナリストコンセンサス(2026-09-03 取得時点)。

通期:売上高の推移

クレド・テクノロジー(CRDO)の通期:売上推移グラフ

通期:営業利益の推移

  • 営業利益: 本業で稼ぐチカラを示す最重要の利益。

クレド・テクノロジー(CRDO)の通期:営業利益推移グラフ

通期:キャッシュフローの推移

  • 営業CF: 本業で稼いだ現金の総額。
  • フリーCF: 企業が自由に使えるお金。事業維持に必要な投資を差し引いた、企業の本当の稼ぐ力。
  • 営業CFマージン:稼ぐ効率を示す指標。売上の何%が現金として残るか。(通期15%以上で優良)

クレド・テクノロジー(CRDO)の通期:キャッシュフロー推移グラフ

通期:EPSの推移

  • EPS: 1株あたりの純利益。この数値が毎年右肩上がりかどうかが、企業の成長性を判断する最大の指標。

クレド・テクノロジー(CRDO)の通期:EPS推移グラフ

通期:業績サマリー

年度 売上 前年比 EPS 営業利益率 営業CFマージン フリーCF
2021年 106.48 -0.12 -20.6% -29.0% -48.41
2022年 184.19 +73.0% 0.05 -11.5% -13.4% -46.33
2023年 192.97 +4.8% 0.09 -19.2% 17.0% 17.09
2024年 436.77 +126.3% 0.70 8.5% 14.9% 29.02
2025年 1,335.12 +205.7% 3.46 33.3% 34.8% 407.00
2026年(予想) 2,500.00 +87.2% 6.27
2027年(予想) 3,840.00 +53.6% 9.57
2028年(予想) 4,990.00 +29.9% 12.16
単位:百万ドル(売上・フリーCF)、ドル(EPS) ※予想はTradingView掲載のアナリストコンセンサス(2026-09-03 取得時点)。

クレド・テクノロジー(CRDO)の株価

クレド・テクノロジー(CRDO)の現在のリアルタイム株価チャート(TradingView)を表示しています。

チャートには、RSI(Relative Strength Index)を表示しています。相場の過熱感の指標として参考。

※RSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、反対に20%~30%を割り込むと売られ過ぎの目安。

クレド・テクノロジー(CRDO)の将来生と今後の見通しは?

クレド・テクノロジーは、特にAI関連市場での需要増加に伴い、将来性が期待されている。

業績の好調

2025会計年度第2四半期において、同社は調整後1株当たり利益(EPS)0.07ドル、売上高7,200万ドルを計上し、前年同期比で64%の増加を示した。 この成長は、AI対応製品の需要拡大によるもの。

AI市場での需要拡大

AI関連製品の需要増加により、同社の株価は過去最高値を記録。 特に、AIインフラ市場への積極的な参入が、企業やハイパースケールデータセンターの顧客基盤拡大に寄与している。

将来の見通し

CRDOは、100Gから1.6Tまでのポート速度に対応する革新的なイーサネット接続ソリューションを提供。特に、AIクラスターアーキテクチャの進化に伴い、同社のアクティブ電気ケーブル(AEC)は、信号の整合性維持、電力効率の最適化、信頼性の提供において優れている。

これらの要因から、クレド・テクノロジーは今後も成長が期待されていると言える。

クレド・テクノロジー(CRDO)の株を買える証券会社は?

クレド・テクノロジー(CRDO)の株を取り扱っている主要な証券会社をリストアップしました。これらの証券会社では、外国株として直接の株取引のほか、CFD(差金決済取引)としての投資も選択できます。

私自身はSBI証券を主に使用していますが、取り扱い銘柄によっては購入できない場合があります。その際は、サクソバンク証券やIG証券などでCFDを利用することもあります。

人気の証券会社株取引CFD取引
SBI証券
松井証券
楽天証券
マネックス証券
三菱UFJ eスマート証券(旧社名:auカブコム証券)
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クレド・テクノロジー(CRDO)の株を取り扱っている主要な証券会社

CRDO 2026年Q1決算:売上高が前年同期比115%増の4.79億ドル、AI関連需要で高成長続く

発表日:2026/09/01

CRDOの決算ハイライト

クレド・テクノロジーの2026年度第1四半期(2026年8月1日締め)は、売上高が前年同期比114.7%増、前四半期比9.6%増の4.79億ドルとなり、依然として高成長を維持した。AIインフラ向けの光・銅接続製品への需要が、成長の中心にあることがうかがえる内容だ。

収益性の面でも改善が目立ち、GAAP純利益は1.29億ドル、non-GAAP純利益は2.36億ドルに達した。会社側は前年同期比でnon-GAAP純利益が140%増加したとしており、売上成長を上回るペースで利益が拡大している点が今回の決算の特徴と言える。GAAP粗利率は64.5%、non-GAAP粗利率は68.0%だった。

会社は次期(2026年10月31日締め)の見通しとして、売上高525〜535百万ドル、non-GAAP粗利率67.0〜69.0%を提示しており、成長ペースの継続を見込んでいる。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 4.79億ドル(前年同期比114.7%増、前四半期比9.6%増)
  • GAAP純利益: 1.29億ドル(前年同期は6,340万ドル)/non-GAAP純利益は2.36億ドル(前年同期比140%増)
  • GAAP希薄化後EPS: 0.67ドル/non-GAAP希薄化後EPSは1.20ドル
  • 期末現金・短期投資残高: 7.64億ドル

投資家目線のインサイト

前四半期(2026年5月2日締め)と比較すると、売上高は4.37億ドルから4.79億ドルへと伸びた一方、GAAP純利益は1.69億ドルから1.29億ドルへ減少しており、GAAP粗利率も68.2%から64.5%へ低下している。この背景には、買収に伴う無形資産の償却が売上原価に1,100万ドル計上されたことや、株式報酬費用の増加が影響しているとみられる。

貸借対照表を見ると、のれんが9,280万ドルから9.86億ドルへ、無形資産純額も2,926万ドルから3.79億ドルへ急増しており、期中に大型買収を実施した可能性が数字に表れている。一方で現金及び現金同等物は11.65億ドルから4.67億ドルへ大きく減少しており、買収資金や短期投資への振替が関係していると考えられる。

このように、トップラインの勢いは非常に強い一方、買収関連コストが四半期ごとの利益率変動要因になっている点は、今後の四半期でも注視すべきポイントだ。

今後の見どころ

次四半期の会社見通しでは、売上高525〜535百万ドルという、今期からさらに一段の増収を見込むガイダンスが示されている。GAAP営業費用は199〜204百万ドル、non-GAAP営業費用は100〜105百万ドルと、引き続き研究開発・買収統合関連費用の動向が注目される。

また、GAAP粗利率のガイダンス(62.9〜64.9%)には無形資産償却の影響が2.8ポイント分含まれており、買収による会計上の重石が今後数四半期にわたって粗利率に影響を与える構図が続く見込みだ。この償却効果がどの程度剥落していくかが、実質的な収益性改善を判断する材料になる。

出典

Credo Technology Group Holding Ltd Reports First Quarter of Fiscal Year 2027

CRDO 2025年Q4決算:売上高が前年同期比157%増の4.37億ドル、通期では売上3倍・非GAAP純利益5倍超の飛躍的成長

発表日:2026/06/01

本決算のポイント

クレド・テクノロジーの2026年度第4四半期(2026年5月2日期)は、売上高が前年同期比157.0%増、前四半期比7.4%増の4.37億ドルとなり、成長ペースが一段と加速した。GAAP粗利率は68.2%、非GAAP粗利率は68.3%と高水準を維持している。

GAAP純利益は1.69億ドル、非GAAP純利益は2.27億ドルに達し、GAAP希薄化後EPSは0.88ドル、非GAAP希薄化後EPSは1.16ドルとなった。四半期末の現金・短期投資残高は14億ドルに積み上がっている。

通期で見ると、売上高は前年度から3倍超の13.4億ドルに拡大し、非GAAP純利益は5倍超の6.62億ドルに達した。経営陣はこの勢いを踏まえ、2027年度第1四半期の売上高を4.65億〜4.75億ドルと、四半期進行ベースでさらなる成長を見込むガイダンスを示している。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 4.37億ドル(前年同期比157.0%増、前四半期比7.4%増)
  • 非GAAP粗利率: 68.3%(前年同期67.4%から改善)
  • 非GAAP純利益: 2.27億ドル(前年同期の6,525万ドルから大幅増)
  • 通期売上高: 13.4億ドル(前年度4.37億ドルから3倍超に拡大)

投資家目線のインサイト

四半期売上高が前年同期比157%増という成長率は、単発の需要急増ではなく複数四半期にわたる連続的な拡大の延長線上にある点が重要だ。前四半期比でも7.4%増と、高い成長率を維持したまま積み上げが続いており、AI関連インフラ需要を取り込む構造的な成長軌道にあることが読み取れる

利益面では、GAAP営業利益率が35.7%、非GAAP営業利益率が49.6%まで拡大し、規模拡大に伴う収益性の改善が明確に表れている。一方でGAAP営業費用は前四半期の1.29億ドルから1.42億ドルに増加し、その中には買収・統合関連費用927.9万ドルが新たに含まれており、M&Aによる事業拡張がコスト構造に影響を与え始めている点は留意しておきたい。

バランスシートでは、買収に伴いのれん9,280万ドルと無形資産2,926万ドルが新たに計上され、在庫も9,003万ドルから2.51億ドルへ急増した。需要拡大に対応した供給体制の強化とみられるが、在庫積み増しのペースは今後の需要動向を確認する材料になる。

今後の見どころ

2027年度第1四半期のガイダンスは売上高4.65億〜4.75億ドルとなっており、今期の4.37億ドルから前四半期比で6〜9%程度の増収が見込まれている。非GAAP粗利率のガイダンスは67.0〜69.0%と今期並みの水準を想定している。

一方、同四半期のGAAP営業費用は1.676億〜1.716億ドルと今期からさらに増加する見通しで、非GAAP営業費用も8,600万〜9,000万ドルへ拡大する計画だ。買収効果に伴う一時費用がどこまで収益性を圧迫するか、そして高成長がどの四半期まで持続するかが次の注目点になる。

出典

Credo Technology Group Holding Ltd Reports Fourth Quarter and Fiscal Year 2026

CRDO 2025年Q3決算:売上高4億700万ドルで四半期最高を更新

発表日:2026/03/02

本決算のポイント

2026会計年度第3四半期(2026年1月31日締め)の売上高は4億700万ドルとなり、前四半期比51.9%増、前年同期比201.5%増と大幅な伸びを記録した。GAAP粗利益率は68.5%、Non-GAAP粗利益率は68.6%で、前年同期のGAAP63.6%・Non-GAAP63.8%から改善した。トップラインの急拡大が利益率の改善にもつながっている

GAAP純利益は1億5,714万ドル(希薄化後1株当たり利益0.82ドル)、Non-GAAP純利益は2億879万ドル(同1.07ドル)で、いずれも前年同期の2,936万ドル(GAAP EPS0.16ドル)・4,538万ドル(Non-GAAP EPS0.25ドル)から大幅に増加した。利益額・利益率とも前年同期から大きく積み上がった。四半期末の現金及び短期投資残高は13億ドルとなった。

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 4億700万ドル(前四半期比+51.9%、前年同期比+201.5%)
  • Non-GAAP粗利益率: 68.6%(前年同期63.8%)
  • Non-GAAP純利益: 2億879万ドル(前年同期4,538万ドル)
  • 現金及び短期投資残高: 13億ドル

インサイト

会社が示した2026会計年度第4四半期の売上高ガイダンスは4億2,500万〜4億3,500万ドルで、今四半期の4億700万ドルから伸びは続くものの、前四半期比51.9%増だった今回ほどの伸び率は想定されていない。急拡大していた成長ペースは次四半期にかけて落ち着く見通しだ。

粗利益率のガイダンスも、GAAPで63.9%〜65.9%、Non-GAAPで64.0%〜66.0%と、今四半期のGAAP68.5%・Non-GAAP68.6%から低下する水準が示されている。CEOはAEC・IC製品の成長継続に加え、ZeroFlap光学製品、ALC、OmniConnectという3つの新たな数十億ドル規模のTAM(獲得可能市場)拡大を発表しており、目先の利益率低下と中長期の市場拡大機会の両方が同時に示された決算といえる。

今後の見どころ

次四半期のガイダンスは売上高4億2,500万〜4億3,500万ドル、GAAP営業費用1億2,550万〜1億2,950万ドル、Non-GAAP営業費用7,600万〜8,000万ドルとなっている。売上の伸び率と粗利益率の両方が今四半期から低下する見通しである点が、次の決算での確認ポイントになる。

新たに発表されたZeroFlap光学製品、ALC、OmniConnectの3分野が、実際の売上にどの程度寄与し始めるかも注目される。

出典

Credo Technology Group Holding Ltd Reports Third Quarter of Fiscal Year 2026

CRDO 2025年Q2決算:売上高272.1%増で黒字転換

発表日:2025/12/02

CRDOの決算ハイライト

クレド・テクノロジーの2025年度Q2(11月1日締め四半期)は、総売上高が2億6,802万ドルと前年同期の7,203万ドルから272.1%増加した。伸びの中心は製品売上で、ハイパースケール型データセンター顧客向けのAEC(アクティブ電気ケーブル)製品の出荷数量が急増し、製品売上高は2億6,129万ドル(前年同期比278.3%増)となった。粗利率は67.5%と前年同期の63.2%から4.3ポイント改善し、規模の経済が効いた。営業利益は7,880万ドル(営業利益率29.4%)となり、前年同期の840万ドルの営業損失から黒字転換。純利益も8,264万ドルを計上し、前年同期の423万ドルの純損失から大きく好転した

抑えておくべきKPI

  • 売上高: 2億6,802万ドル(前年同期7,203万ドルから272.1%増)
  • 粗利率: 67.5%(前年同期63.2%から4.3ポイント改善)
  • 純利益: 8,264万ドル(前年同期は423万ドルの純損失)
  • 営業活動によるキャッシュフロー(6ヶ月累計): 1億1,583万ドル(前年同期は305万ドル)

重要なインサイト

今回の急拡大は一時的な特需ではなく、AEC製品のハイパースケーラー向け採用拡大という構造的な変化が主因とみられる。会社は製品売上高の増加分の95%超をAECの出荷数量増が占めたと説明しており、需要の裾野が広がっている様子がうかがえる。一方で顧客集中度は依然として高く、単一顧客(Customer A)が四半期売上の64%を占めるなど、前年同期の40%から集中がむしろ強まった。研究開発費は前年同期比82.5%増の5,792万ドルとなったが、売上高比では21.6%と前年同期の44.1%から低下しており、増収が費用増を吸収する形になっている。9月には光インターコネクト技術を持つHyperlume社を92.0百万ドルで買収し、事業ポートフォリオの拡張にも動いた。

今後の見どころ

CRDOは10月にゴールドマン・サックスと最大7.5億ドルのATMプログラムを結び、四半期中に3億8,460万ドルを調達した。現金及び現金同等物は5億6,758万ドルまで積み上がり、財務基盤は厚みを増している。一方で、売上の6割超を占める顧客への依存度、および買収したHyperlume事業の統合進捗は、今後の四半期で注視すべき点になる。

出典

SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION

まとめ

クレド・テクノロジー(CRDO)の事業内容、独自の強み、競争優位性、業績成長について詳しく掘り下げてきました。

クレド・テクノロジー(CRDO)は、高速接続ソリューション分野において独自の技術革新を進め、特にAIデータセンターの需要増加を背景に成長を加速させています。

AI通信技術では、高速性だけでなく電力効率など、あらゆる側面で最先端の技術が求められる中、クレド・テクノロジーはその分野で競争優位性を持つ企業として注目されています。

業績も着実に成長しており、今後の収益拡大が期待されています。

営業キャッシュ・フローもプラスに転じており、今後の利益拡大に期待したいと思います。

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IT企業でマーケティングをしています。興味分野について調べたことや知識をアウトプットしています。

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