このサイトは、私(@mifsee)が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その過程を記録としてまとめているものです。
あくまで個人の調査・整理を目的とした内容であり、誤りや実際と異なる情報が含まれる可能性があります。
また、MifseeではAI技術を活用した運用や、技術習得を目的とした実験的な取り組みも行っています。ご覧いただく際には、その点をご理解のうえご利用ください。
- はじめに
- ゼータ・グローバル(ZETA)とは何の会社、どのような事業をしている?
- ゼータ・グローバル(ZETA)の主力製品やサービスは?
- ゼータ・グローバル(ZETA)のビジネスモデルは?
- ゼータ・グローバル(ZETA)の顧客層は?
- ゼータ・グローバルの成長性を示す「50の法則」とは?
- ゼータ・グローバルの製品やサービスにAI技術はどのように活用されている?
- ゼータ・グローバル(ZETA)が買収したライブインテント社とは?
- 取引市場は?
- ゼータ・グローバル(ZETA)のセクター、業種、属するテーマは?
- 配当は?
- ゼータ・グローバル(ZETA)の競合企業は?
- ゼータ・グローバル(ZETA)が属する業界の規模と成長性は?
- ゼータ・グローバル(ZETA)の競合との差別化要素と優位性は?
- ゼータ・グローバル(ZETA)の業績について
- ゼータ・グローバル(ZETA)の株価
- ゼータ・グローバル(ZETA)の将来生と今後の見通しは?
- ゼータ(ZETA)のQ3決算後、大幅に株価下落している要因は?
- ゼータ・グローバル(ZETA)の株を買える証券会社は?
- ZETA 2026年Q2決算:売上高44%増で「Rule of 64」達成、GAAP純利益も黒字転換
- ZETA 2026年Q1決算:売上成長が50%へ加速、19四半期連続の「ビート・アンド・レイズ」で通期見通しも再び上乗せ
- ZETA 2025年Q4決算:18四半期連続の「beat and raise」、GAAP黒字化と2026年ガイダンス上乗せで通期最高収益を確認
- ゼータ・グローバル(ZETA)の2025年Q2決算サマリー
- まとめ
はじめに
ゼータ・グローバル・ホールディングス(ZETA)は、AIとビッグデータを活用したマーケティングクラウド分野で急成長を遂げる企業です。
エンタープライズ顧客向けのパーソナライズされたソリューションにより、幅広い業界で顧客の収益向上と効率化を支援しています。
特にジェネレーティブAIの導入により、マーケティング自動化の新たな可能性を開拓し続けているゼータの事業内容、強み、そして将来の成長戦略について詳しく探っていきます。
ゼータ・グローバル(ZETA)とは何の会社、どのような事業をしている?
ゼータ・グローバル・ホールディングス(Zeta Global Holdings Corp.、ティッカー:ZETA)は、米国ニューヨークに本社を置くデータ主導型のクラウドマーケティング企業。
企業向けに消費者インテリジェンスとマーケティング自動化ソフトウェアを提供し、顧客のマーケティング活動を支援する。
同社の主力製品である「ゼータ・マーケティング・プラットフォーム(ZMP)」は、アイデンティティデータを中核としたオムニチャネルマーケティングプラットフォーム。
ZMPは、構造化および非構造化データを分析し、機械学習アルゴリズムとオプトインデータセットを活用して消費者の意図を予測する。
企業は電子メール、ソーシャルメディア、ウェブ、チャット、コネクテッドテレビ(CTV)、ビデオなど、さまざまなチャネルでパーソナライズされたマーケティングを実現できる。
ゼータ・グローバルは、金融サービス、保険、通信、自動車、旅行・ホスピタリティ、小売など、多岐にわたる業界の企業顧客にサービスを提供している。
同社の強みは、独自のデータ資産とAI技術を活用した高度なマーケティングソリューションにあり、競合他社との差別化を図っている。
近年、ゼータ・グローバルはアマゾンのBedrockプラットフォームとの提携や、ゼータ経済指数(ZEI)の発表など、AI機能の強化に注力している。
これらの取り組みは、同社の技術力と市場での競争力をさらに高めるものと期待されている。
ゼータ・グローバルの企業情報は以下。
- 会社名: ゼータ・グローバル・ホールディングス(Zeta Global Holdings Corp.)
- 設立年月: 2007年
- 本社所在地: 米国ニューヨーク州ニューヨーク市
- 代表者名: デイビッド・A・スタインバーグ(David A. Steinberg)
- 公式サイト: https://www.zetaglobal.com/
- 主な事業内容: 消費者インテリジェンスとマーケティング自動化ソフトウェアの提供。企業がオムニチャネルでパーソナライズされたマーケティングを実現するためのプラットフォームを提供。
ゼータ・グローバル(ZETA)の主力製品やサービスは?
ゼータ・グローバル・ホールディングスの主力製品は、「ゼータ・マーケティング・プラットフォーム(ZMP)」である。
ZMPは、企業が顧客との関係を強化し、効果的なマーケティング活動を展開するための統合型プラットフォームである。
ゼータ・マーケティング・プラットフォーム(ZMP)の主な機能
- データ統合と分析: 多様なデータソースからの情報を統合し、顧客の行動や嗜好を深く理解する。
- AI駆動のインサイト: 機械学習アルゴリズムを活用し、顧客の意図や将来の行動を予測する。
- オムニチャネル対応: 電子メール、ソーシャルメディア、ウェブ、チャット、コネクテッドテレビ(CTV)、ビデオなど、複数のチャネルでのマーケティング活動を一元管理する。
- パーソナライズドマーケティング: 各顧客に最適化されたメッセージやオファーを提供し、エンゲージメントを高める。
これらの機能により、企業は顧客との関係を強化し、マーケティング活動の効果を最大化することが可能となる。
ゼータ・グローバル(ZETA)のビジネスモデルは?
ゼータ・グローバル・ホールディングスのビジネスモデルは、データ主導型のクラウドベースマーケティングプラットフォームを提供し、企業のマーケティング活動を支援することにある。
主な収益源
- ソフトウェアライセンス収入: ゼータ・マーケティング・プラットフォーム(ZMP)の利用に対するサブスクリプション料金。
- プロフェッショナルサービス収入: プラットフォームの導入支援、カスタマイズ、コンサルティングなどのサービス提供による収益。
- メディアサービス収入: 顧客企業の広告キャンペーンの企画・運用支援を通じた収益。
ビジネスモデルの特徴
- データ活用: 独自のデータ資産とAI技術を活用し、顧客の行動や嗜好を分析。
- オムニチャネル対応: 電子メール、ソーシャルメディア、ウェブ、チャット、コネクテッドテレビ(CTV)、ビデオなど、複数のチャネルでのマーケティング活動を一元管理。
- パーソナライズドマーケティング: 各顧客に最適化されたメッセージやオファーを提供し、エンゲージメントを高める。
これらの要素を組み合わせることで、ゼータ・グローバルは企業のマーケティング効率を向上させ、収益増加を支援するビジネスモデルを構築している。
ゼータ・グローバル(ZETA)の顧客層は?
ゼータ・グローバル・ホールディングスの顧客層は、多様な業界にわたる企業で構成されている。
主な業界として、金融サービス、保険、通信、自動車、旅行・ホスピタリティ、小売などが挙げられる。
同社は、これらの業界の企業に対し、消費者インテリジェンスとマーケティング自動化ソフトウェアを提供し、顧客とのエンゲージメント強化やマーケティング活動の最適化を支援している。
ゼータ・グローバルの成長性を示す「50の法則」とは?
ゼータ・グローバルの成長性を示す「50の法則」とは、企業の売上成長率と調整後EBITDA率の合計が50%以上であることを目指す指標である。
この法則は、企業が成長率と収益性のバランスを取れているかを判断するための基準として広く使われている。
ゼータ・グローバルは2024年第2四半期に、売上高が前年同期比で33%増加し、調整後EBITDAが44%増加するなど、この法則を初めてクリア。
同社は成長性と収益性の両方で健全なバランスを保ちながら、持続可能な成長を実現していると評価される。
ゼータ・グローバルの製品やサービスにAI技術はどのように活用されている?
ゼータ・グローバルは、AI技術を活用してマーケティングソリューションを強化している。同社のゼータ・マーケティング・プラットフォーム(ZMP)は、機械学習アルゴリズムを用いて顧客データを分析し、消費者の行動や嗜好を予測する。
企業はパーソナライズされたマーケティングキャンペーンを展開し、顧客エンゲージメントを向上させることが可能となる。
さらに、ゼータ・グローバルはジェネレーティブAIを活用した新たなツールを開発し、モバイルマーケティング向けのAIソリューションを提供している。
これらのツールは、マーケティング担当者がモバイルを含むすべてのタッチポイントでAIを統合し、効果的なマーケティング戦略を実行することを支援する。
また、同社は独自のデータとジェネレーティブAIに基づき、米国経済の健全性を測るゼータ経済指数(ZEI)を発表している。
この指数は、オンラインとオフラインでの消費者行動を追跡し、自動車や飲食、金融サービス、ヘルスケア、旅行などの分野における関心と購入意欲を測定するものである。
これらの取り組みにより、ゼータ・グローバルはAI技術を活用してマーケティングソリューションの精度と効果を高め、顧客企業のマーケティング活動を支援している。
ゼータ・グローバル(ZETA)が買収したライブインテント社とは?
ライブインテント(LiveIntent)は、2009年に設立された米国のマーケティングテクノロジー企業である。
同社は、電子メールを中心とした人ベースのマーケティング技術を専門とし、広告主と出版社を結びつけるプラットフォームを提供している。
ライブインテントの技術は、月間2億3,500万以上のユニークなハッシュ化されたメールアドレスを活用し、消費者の行動データを基にしたターゲティング広告を可能にしている。
2024年10月、ゼータ・グローバルはライブインテントを2億5,000万ドルで買収することで合意した。
この買収により、ゼータ・グローバルはライブインテントのデータ資産や出版社ネットワークを統合し、AI駆動のマーケティングプラットフォームを強化することを目指している。
取引市場は?
ゼータ・グローバル・ホールディングス(ZETA)は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している。
ゼータ・グローバル(ZETA)のセクター、業種、属するテーマは?
セクター
テクノロジー(Technology): ゼータ・グローバルは、テクノロジーセクターに属する企業である。同社は、データ主導型のクラウドベースマーケティングプラットフォームを提供し、企業のマーケティング活動を支援している。
業種
EDP(Electronic Data Processing)サービス: ゼータ・グローバルは、EDP(Electronic Data Processing)サービス業に分類される。具体的には、消費者インテリジェンスとマーケティング自動化ソフトウェアを提供し、企業が顧客とのエンゲージメントを強化するためのデータ分析やマーケティングソリューションを展開している。
属するテーマ
ゼータ・グローバルは、以下のテーマに関連している。
- AIとデータ分析: 同社は、機械学習アルゴリズムを活用して消費者の意図を予測し、パーソナライズされたマーケティングを実現している。
- デジタルマーケティング: 電子メール、ソーシャルメディア、ウェブ、チャット、コネクテッドテレビ(CTV)、ビデオなど、複数のチャネルでのマーケティング活動を一元管理するオムニチャネルマーケティングを提供している。
- クラウドソリューション: クラウドベースのプラットフォームを通じて、企業のマーケティング活動を効率化し、スケーラビリティと柔軟性を提供している。
これらのテーマを通じて、ゼータ・グローバルは企業のデジタルマーケティング戦略を支援し、顧客エンゲージメントの向上に寄与している。
配当は?
ゼータ・グローバル(ZETA)は現在、配当を支払っていない。
ゼータ・グローバル(ZETA)の競合企業は?
ゼータ・グローバル(ZETA)の主要な競合企業は以下の通り。
- アドビ【ADBE】: アドビは「Adobe Experience Cloud」を通じて、デジタルマーケティングと顧客体験管理のソリューションを提供している。
ゼータ・グローバルと同様に、データを活用したパーソナライズドマーケティングや顧客エンゲージメントの向上を支援しており、マーケティングオートメーションや分析ツールの分野で競合している。 - セールスフォース・ドットコム【CRM】: セールスフォースは「Salesforce Marketing Cloud」を含むクラウドベースのCRMソリューションを提供。
顧客データの統合管理やパーソナライゼーション、マーケティング自動化機能において、ゼータ・グローバルと直接競合している。 - オラクル【ORCL】: オラクルは「Oracle Marketing Cloud」を通じて統合されたマーケティングソリューションを提供している。
データ管理プラットフォーム(DMP)や顧客体験の最適化に注力しており、ゼータ・グローバルと市場シェアを争っている。 - IBM【IBM】: IBMは「IBM Watson Marketing」を通じてAI駆動のマーケティングソリューションを提供。機械学習とデータ分析を活用したマーケティング最適化において、ゼータ・グローバルと競合関係にある。
- ハブスポット【HUBS】: ハブスポットは、マーケティング、営業、カスタマーサービス向けのソフトウェアを統合的に提供するクラウドベースのプラットフォームを提供している。同社のCRM(顧客関係管理)システムは、企業が顧客との関係を一元管理し、マーケティングオートメーションやセールスパイプラインの管理、カスタマーサポートの効率化を支援する。
特に中小企業向けに使いやすいインターフェースと柔軟な機能を提供しており、ゼータ・グローバルと同様にデジタルマーケティング分野で競合している。
ゼータ・グローバル(ZETA)が属する業界の規模と成長性は?
ゼータ・グローバルが属するデジタルマーケティング業界は、近年急速な成長を遂げている。
世界市場規模は2024年に4,107億ドルに達し、2025年から2033年にかけて年平均成長率(CAGR)11.22%で拡大し、2033年には1兆1,895億ドルに達すると予測されている。
日本国内においても、デジタルマーケティング市場は拡大傾向にある。
2023年の市場規模は3,019億9,000万円と推計され、2024年には前年比14.0%増の3,442億5,000万円に成長すると見込まれている。
特に、CRM(顧客関係管理)やMA(マーケティングオートメーション)ツールの導入が進み、中小企業による活用も増加している。
このような市場環境の中、ゼータ・グローバルは独自のデータ資産とAI技術を活用したマーケティングソリューションを提供し、競争力を高めている。
同社の成長は、デジタルマーケティング業界全体の拡大と密接に関連している。
ゼータ・グローバル(ZETA)の競合との差別化要素と優位性は?
ゼータ・グローバルは、独自のデータ資産と高度なAI技術を活用し、競合他社との差別化を図っている。
差別化要素
- 独自のデータ資産: ゼータ・グローバルは、2.5億以上の消費者プロファイルを保有し、これらのデータを基に精緻なターゲティングとパーソナライズドマーケティングを実現している。
- AI駆動のマーケティングプラットフォーム: 同社のゼータ・マーケティング・プラットフォーム(ZMP)は、機械学習アルゴリズムを活用し、消費者の行動予測や最適なマーケティング施策の提案を行う。
- オムニチャネル対応: 電子メール、ソーシャルメディア、ウェブ、チャット、コネクテッドテレビ(CTV)、ビデオなど、複数のチャネルでのマーケティング活動を一元管理し、統合的な顧客体験を提供する。
競争優位性
- 高精度なターゲティング: 豊富なデータとAI技術により、顧客のニーズや行動を的確に把握し、効果的なマーケティング施策を展開できる。
- スケーラビリティ: クラウドベースのプラットフォームにより、企業の規模や業種を問わず柔軟に対応し、迅速な導入と拡張が可能である。
- 統合的なソリューション: データ収集から分析、施策実行までを一貫して提供し、企業のマーケティング活動を効率化する。
これらの要素により、ゼータ・グローバルは競合他社と差別化し、マーケティング分野での強固な地位を築いている。
ゼータ・グローバル(ZETA)の業績について
ゼータ・グローバル・ホールディングスの財務年度は12月31日に終了する。
同社の四半期ごとの決算発表スケジュールは以下の通りである。
- 第1四半期決算: 5月上旬
- 第2四半期決算: 8月上旬
- 第3四半期決算: 11月上旬
- 第4四半期および通期決算: 翌年の2月下旬
ゼータ・グローバル(ZETA)の最低限の業績分析を行なうための、以下の4つの指標を確認していきます。
- 売上:企業の業績と成長しているかを見る指標。
- 営業キャッシュフローと営業キャッシュフローマージン:企業がサービスからどれくらい現金を生み出しているかを見る指標。マージンはその比率で15%あると優良とされる。
- 営業利益:企業が主力の事業で稼いだ利益。企業の業績を評価する指標。
- フリーキャッシュ・フロー:企業が手元に残す自由に使える現金。財務的な柔軟性や、経営の安定性を示す。
- EPS:1株当たり純利益で企業の稼ぐ力「収益力」と「成長性」を見る指標。数値が高いほど収益力が高い。
各データは、Investing.com、TradingViewより参照。
ゼータ・グローバル(ZETA)の株価
ゼータ・グローバル(ZETA)の現在のリアルタイム株価チャート(TradingView)を表示しています。
チャートには、RSI(Relative Strength Index)を表示しています。相場の過熱感の指標として参考。
※RSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、反対に20%~30%を割り込むと売られ過ぎの目安。
ゼータ・グローバル(ZETA)の四半期:売上推移
四半期ごとの売上予測と実績値、対前年比の推移です。
| 年度(四半期) | 発表日 | 売上予測 | 売上実績 | 対前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 2021:Q1 | — | — | 101.46 | — |
| 2021:Q2 | 100.05 | 106.9 | — | |
| 2021:Q3 | 109.73 | 115.13 | — | |
| 2021:Q4 | 122.86 | 135 | — | |
| 2022:Q1 | 119.86 | 126.27 | 24.45% | |
| 2022:Q2 | 130.03 | 137.3 | 28.44% | |
| 2022:Q3 | 141.05 | 152.25 | 32.24% | |
| 2022:Q4 | 160.39 | 175.14 | 29.73% | |
| 2023:Q1 | 150.25 | 157.6 | 24.81% | |
| 2023:Q2 | 161.97 | 171.82 | 25.14% | |
| 2023:Q3 | 178.89 | 188.98 | 24.12% | |
| 2023:Q4 | 207.53 | 210.32 | 20.09% | |
| 2024:Q1 | 187.16 | 194.95 | 23.70% | |
| 2024:Q2 | 212.44 | 227.84 | 32.60% | |
| 2024:Q3 | 252.68 | 268.3 | 41.97% | |
| 2024:Q4 | 294.86 | 314.67 | 49.61% | |
| 2025:Q1 | 254.19 | 264.42 | 35.63% | |
| 2025:Q2 | 296.69 | 308.44 | 35.38% | |
| 2025:Q3 | — | 328.08 | — | — |
| 2025:Q4 | — | 362.56 | — | — |
| 単位:百万ドル | ||||
ゼータ・グローバル(ZETA)の四半期:キャッシュフロー推移
四半期ごとの営業CFと、営業CFマージン、フリーCFの推移です。
- 営業CF: 本業で稼いだ現金の総額。
- フリーCF: 企業が自由に使えるお金。企業の本当の稼ぐ力。
- 営業CFマージン: 稼ぐ効率を示す指標。売上の何%が現金として残るか。(15%以上で優良)
| 年度(四半期) | 発表日 | 営業CF | 営業CFマージン | フリーCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021:Q1 | — | 5.61 | 5.53% | 5.41 |
| 2021:Q2 | 7.59 | 7.10% | 3.41 | |
| 2021:Q3 | 10.16 | 8.82% | 7.66 | |
| 2021:Q4 | 20.93 | 15.50% | 18.33 | |
| 2022:Q1 | 21.18 | 16.77% | 14.44 | |
| 2022:Q2 | 14.67 | 10.68% | 9.9 | |
| 2022:Q3 | 19.54 | 12.83% | 13.88 | |
| 2022:Q4 | 23.1 | 13.19% | 18.03 | |
| 2023:Q1 | 20.1 | 12.75% | 14.94 | |
| 2023:Q2 | 20.63 | 12.01% | 16.84 | |
| 2023:Q3 | 22.83 | 12.08% | 16.89 | |
| 2023:Q4 | 26.96 | 12.82% | 21.36 | |
| 2024:Q1 | 24.67 | 12.65% | 18.86 | |
| 2024:Q2 | 31.11 | 13.65% | 24.36 | |
| 2024:Q3 | 34.4 | 12.82% | 29.51 | |
| 2024:Q4 | 43.68 | 13.88% | 35.41 | |
| 2025:Q1 | 34.8 | 13.16% | 32.06 | |
| 2025:Q2 | 42.05 | 13.63% | 39.7 | |
| 単位:百万ドル | ||||
ゼータ・グローバル(ZETA)の四半期:営業利益推移
四半期ごとの営業利益と営業利益率の推移です。
- 営業利益: 本業で稼ぐチカラを示す最重要の利益。
| 年度(四半期) | 発表日 | 営業利益 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021:Q1 | — | 2.89 | 2.85% |
| 2021:Q2 | -121.81 | -113.95% | |
| 2021:Q3 | -66.35 | -57.63% | |
| 2021:Q4 | -60.46 | -44.79% | |
| 2022:Q1 | -67.72 | -53.63% | |
| 2022:Q2 | -77.09 | -56.15% | |
| 2022:Q3 | -66.17 | -43.46% | |
| 2022:Q4 | -47.71 | -27.24% | |
| 2023:Q1 | -52.24 | -33.15% | |
| 2023:Q2 | -43.37 | -25.24% | |
| 2023:Q3 | -37.17 | -19.67% | |
| 2023:Q4 | -31.86 | -15.15% | |
| 2024:Q1 | -35.87 | -18.40% | |
| 2024:Q2 | -26.58 | -11.67% | |
| 2024:Q3 | -7.8 | -2.91% | |
| 2024:Q4 | 10.57 | 3.36% | |
| 2025:Q1 | -12.96 | -4.90% | |
| 2025:Q2 | -5.11 | -1.66% | |
| 単位:百万ドル | |||
ゼータ・グローバル(ZETA)の四半期:EPS推移
四半期ごとのEPS予測とEPS実績値の推移です。
| 年度(四半期) | 発表日 | EPS予測 | EPS実績 | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 2021:Q1 | — | — | 0.02 | 0.02 |
| 2021:Q2 | 0 | -1.92 | -1.92 | |
| 2021:Q3 | 0.06 | 0.02 | -0.04 | |
| 2021:Q4 | 0.06 | 0.07 | 0.01 | |
| 2022:Q1 | -0.01 | 0.01 | 0.02 | |
| 2022:Q2 | 0.03 | 0.02 | -0.01 | |
| 2022:Q3 | 0.04 | -0.49 | -0.53 | |
| 2022:Q4 | -0.38 | -0.36 | 0.02 | |
| 2023:Q1 | -0.3 | -0.38 | -0.08 | |
| 2023:Q2 | -0.28 | -0.34 | -0.06 | |
| 2023:Q3 | -0.28 | -0.27 | 0.01 | |
| 2023:Q4 | -0.18 | -0.22 | -0.04 | |
| 2024:Q1 | -0.25 | -0.23 | 0.02 | |
| 2024:Q2 | -0.16 | -0.16 | 0 | |
| 2024:Q3 | -0.06 | 0.18 | 0.24 | |
| 2024:Q4 | 0.22 | 0.24 | 0.02 | |
| 2025:Q1 | 0.11 | 0.1 | -0.01 | |
| 2025:Q2 | 0.12 | 0.14 | 0.02 | |
| 2025:Q3 | — | 0.18 | — | — |
| 2025:Q4 | — | 0.24 | — | — |
| 単位:百万ドル | ||||
ゼータ・グローバル(ZETA)の通期:売上推移
通期の売上予測と実績値、対前年比の推移です。
| 年度(通期) | 発表日 | 売上予測 | 売上実績 | 対前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 446.42 | 458.34 | — | |
| 2022年 | 576.57 | 590.96 | 28.93% | |
| 2023年 | 725.94 | 728.72 | 23.31% | |
| 2024年 | 985.98 | 1010 | 38.60% | |
| 2025年 | — | 1260 | — | — |
| 2026年 | — | 1480 | — | — |
| 2027年 | — | 1760 | — | — |
| 2028年 | — | 1950 | — | — |
| 単位:百万ドル | ||||
ゼータ・グローバル(ZETA)の通期:キャッシュフロー推移
四半期ごとの営業CFと、営業CFマージン、フリーCFの推移です。
| 年度(通期) | 発表日 | 営業CF | 営業CFマージン | フリーCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 44.29 | 9.66% | 34.81 | |
| 2022年 | 78.49 | 13.28% | 56.25 | |
| 2023年 | 90.52 | 12.42% | 70.04 | |
| 2024年 | 133.86 | 13.25% | 108.13 | |
| 単位:百万ドル | ||||
ゼータ・グローバル(ZETA)の通期:営業利益推移
通期の営業利益と営業利益率の推移です。
| 年度(通期) | 発表日 | 営業利益 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | -245.73 | -53.61% | |
| 2022年 | -258.69 | -43.77% | |
| 2023年 | -165 | -22.59% | |
| 2024年 | -59.69 | -5.91% | |
| 単位:百万ドル | |||
ゼータ・グローバル(ZETA)の通期:EPS推移
通期のEPS予測とEPS実績値の推移です。
| 年度(通期) | 発表日 | EPS予測 | EPS実績 | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 0.16 | 0.08 | -0.08 | |
| 2022年 | -2.04 | -2.01 | 0.03 | |
| 2023年 | -1.17 | -1.2 | -0.03 | |
| 2024年 | 0.59 | 0.59 | 0 | |
| 2025年 | — | 0.66 | — | — |
| 2026年 | — | 0.86 | — | — |
| 2027年 | — | 1.1 | — | — |
| 2028年 | — | 1.21 | — | — |
| 単位:百万ドル | ||||
ゼータ・グローバル(ZETA)の将来生と今後の見通しは?
ゼータ・グローバル・ホールディングスは、データ主導型のクラウドベースマーケティングプラットフォームを提供する企業であり、近年の業績と市場動向から将来性が期待されている。
業績と成長性
2024年第2四半期において、ゼータ・グローバルは売上高が前年同期比33%増加し、調整後EBITDAが44%増加するなど、堅調な成長を示した。
この結果、同社は「50の法則」(売上成長率と調整後EBITDA率の合計が50%以上)を初めて達成し、成長性と収益性のバランスが取れていることを示している。
市場評価と株価見通し
アナリストはゼータ・グローバルの成長性を高く評価しており、目標株価を引き上げる動きが見られる。これらの評価は、同社の持続的な成長と市場での競争力を反映している。
将来の展望
ゼータ・グローバルは、独自のデータ資産とAI技術を活用し、マーケティングオートメーション分野でのリーダーシップを強化している。
また、ジェネレーティブAIを活用した新たなツールの開発や、モバイルマーケティング向けのAIソリューションの提供など、技術革新にも積極的である。
これらの取り組みは、同社の競争優位性を高め、今後の成長を支える要因となると期待される。
総じて、ゼータ・グローバルは堅調な業績と積極的な技術開発を背景に、将来性が高い企業と評価されている。
ただし、マーケティングテクノロジー分野は競争が激しく、市場動向や技術革新のスピードに対応する柔軟性が求められるため、引き続き注視が必要である。
ゼータ(ZETA)のQ3決算後、大幅に株価下落している要因は?
株価下落の要因
第3四半期決算において、EPS(1株当たり利益)が市場のガイダンスを下回ったことで、一時的に株価が下落。その後、ショートセラーのCulper Researchが発表した報告書が追い打ちをかけ、大幅な株価下落へとつながった。報告書では、ゼータの財務状況やデータ活用の透明性に疑義を呈している。
ゼータの対応
ゼータは適時開示を通じてショートセラーの主張に反論。自社株買いプログラムの発表により、株主価値向上に取り組む姿勢を明確に示した。
主なポイント
売上高と収益
ゼータ・グローバルは、AIを活用したマーケティングプラットフォームを提供し、成長を続けている。第3四半期の具体的な収益データには言及がないものの、事業戦略が強固であることを強調。AI技術とデータ活用を軸に、収益基盤の拡大に自信を示している。
ショートセラーへの反論
ゼータは、ショートセラーの主張を以下のように反論。
- 財務の健全性: 独立監査法人デロイトの無資格意見を提示し、財務報告の透明性を主張。
- 内部統制: 内部プロセスの強化を明言し、不正確な指摘に対する理解を促す。
- 法令遵守: データ収集およびプライバシーに関する規制を遵守していることを説明し、報告の偏りを指摘。
株式買い戻しプログラム
2024年11月13日、ゼータは最大1億ドル相当の株式買い戻しプログラムを発表。2026年末までに市場での買い戻しを進める方針を明らかにした。余剰キャッシュフローを活用し、株主価値の向上を図る意図がある。
注文の増加と成長加速
具体的な注文増加のデータには言及がないものの、ゼータは2024年以降の成長加速に自信を表明。顧客基盤の拡大を目指し、長期的な成長戦略を進める計画を示している。
キャッシュフローの見通し
CFOの発言によると、今後2年間で数億ドルのフリーキャッシュフローを創出する見込み。この資金を株式買い戻しや成長戦略に活用し、企業価値の向上を図る計画。
将来ガイダンス
ゼータはAIマーケティングプラットフォームのさらなる進化を通じ、収益成長とデータ活用効率の向上を目指す。短期的には2024年第4四半期から2025年以降にかけて、成長ペースの加速を見込む。
ゼータ・グローバル(ZETA)の株を買える証券会社は?
ゼータ・グローバル(ZETA)の株を取り扱っている主要な証券会社をリストアップしました。これらの証券会社では、外国株として直接の株取引のほか、CFD(差金決済取引)としての投資も選択できます。
私自身はSBI証券を主に使用していますが、取り扱い銘柄によっては購入できない場合があります。その際は、サクソバンク証券やIG証券などでCFDを利用することもあります。
| 人気の証券会社 | 株取引 | CFD取引 |
|---|---|---|
| SBI証券 | ◯ | ✕ |
| 松井証券 | ◯ | ✕ |
| 楽天証券 | ◯ | ✕ |
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| 三菱UFJ eスマート証券(旧社名:auカブコム証券) | ✕ | ✕ |
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ZETA 2026年Q2決算:売上高44%増で「Rule of 64」達成、GAAP純利益も黒字転換
発表日:2026/08/04
本決算のポイント
ゼータ・グローバル・ホールディングスの2026年第2四半期は、売上高が前年同期比44%増の4.43億ドルとなり、ガイダンス中間値を2300万ドル、5%上回る結果となった。売上高成長率とアジャステッドEBITDAマージンを足し合わせた自社指標「Rule of 64」を達成し、M&Aを除いても「Rule of 49」を満たしている。
利益面でも節目を迎えた。GAAP純利益は800万ドルの黒字となり、GAAP希薄化後EPSは0.03ドル。前年同期はGAAP純損失1281万ドルだったため、黒字転換は今回の決算の最大のハイライトといえる。アジャステッドEBITDAは9200万ドル、マージンは前年同期比170ベーシスポイント改善の20.7%だった。
キャッシュフローも力強く、営業活動によるキャッシュフローは6918万ドル(前年同期比65%増)、フリーキャッシュフローは5796万ドル(同73%増)に達した。会社はこの結果を受け、通期売上ガイダンスを中間値で18.18億ドルへと3300万ドル引き上げ、アジャステッドEBITDA・フリーキャッシュフロー・GAAP EPSの各ガイダンスも同時に上方修正した。
抑えておくべきKPI
- 売上高: 4.43億ドル(前年同期比44%増、ガイダンス中間値を2300万ドル上回る)
- Super-Scaled顧客数: 197社(前年同期比17%増、2028年モデルを上回るペース)
- Super-Scaled顧客ARPU: 180万ドル(前年同期比17%増)
- アジャステッドEBITDAマージン: 20.7%(前年同期比170bps改善)
- フリーキャッシュフロー: 5796万ドル(前年同期比73%増、マージン13.1%)
投資家目線のインサイト
今回の決算で目を引くのは、成長の加速と利益率改善が同時に進んでいる点だ。四半期売上成長率が44%まで加速したのは、単なる一時的な需要増ではなく、OpenAI・Snowflake・パランティアといった提携先との連携が本格的に業績へ寄与し始めた兆しと読める。会社側もこの四半期を「変曲点」と位置付けており、Data CloudとAthenaという自社基盤の強みが実際の受注に結びついている様子がうかがえる。
一方で、GAAP純利益が黒字化したとはいえ、6ヵ月累計ではまだ507万ドルの純損失が残っており、四半期単独の黒字がすぐに恒常化するかは今後の四半期で確認が必要だ。また四半期売上の内訳を見ると、Marigold’s Enterprise Business収益が4810万ドル含まれており、これを除いた「コア」売上は3.95億ドルとなる点は、成長率を評価する上で意識しておきたい。
キャッシュ創出力の伸びも印象的で、営業キャッシュフローは前年同期比65%増、フリーキャッシュフローは同73%増と、いずれも高い伸びを見せた。株式報酬費用は四半期で5211万ドルと依然大きく、GAAP収益性の質を評価する際には引き続き注視したい項目だ。
今後の見どころ
会社は第3四半期の売上ガイダンスを4.69億〜4.72億ドル(中間値で前年比39〜40%増)、通期売上ガイダンスを18.11億〜18.24億ドル(前年比39〜40%増)へ引き上げた。M&Aと政治候補者関連収益を除いた成長率は第3四半期で23〜24%、通期で24〜25%とされており、この「地力」の成長率がどこまで維持されるかが次の焦点になる。
通期GAAP EPSガイダンスも0.09〜0.11ドルへと引き上げられ、従来の0.02〜0.04ドルから大幅な改善が見込まれている。今回導入予定とされる、自社AIの採用・収益化を測る新しい枠組みの詳細が今後どのように開示されるかも、プラットフォームの実需を見極める材料として注目される。
出典
ZETA 2026年Q1決算:売上成長が50%へ加速、19四半期連続の「ビート・アンド・レイズ」で通期見通しも再び上乗せ
発表日:2026/04/30
本決算のポイント
ゼータ・グローバル・ホールディングスの2026年第1四半期は、売上高が前年同期比50%増の3.96億ドルとなり、ガイダンス中央値を2600万ドル上回る結果となった。前年の売上高2.64億ドルからの大幅な伸びで、成長率そのものが前四半期までのペースから加速している点が特徴だ。
利益面ではGAAP基準の営業損失が1884万ドル(前年同期は1611万ドル)、純損失は1325万ドル(前年同期は2160万ドル)となり、赤字幅は縮小した。一方で調整後EBITDAは6614万ドル(前年同期4671万ドル)、調整後EBITDAマージンは16.7%と、成長率とEBITDAマージンを合算した「Rule of 67」を達成したと会社側は説明している。
この勢いを受け、通期2026年の売上高ガイダンスを中央値で1785百万ドル(前回1755百万ドルから3000万ドル上乗せ)へ改定し、前年比37%成長を見込む形となった。四半期・通期ともに上振れと見通し改善が同時に起きた「ビート・アンド・レイズ」の決算である。
抑えておくべきKPI
- 売上高: 3.963億ドル(前年同期比50%増、ガイダンス中央値を2600万ドル上回る)
- Super-Scaled顧客数: 189社(前年同期比19%増)
- Super-Scaled顧客ARPU: 170万ドル(前年同期比21%増)
- 調整後EBITDA: 6614万ドル、マージン16.7%(前年同期は4671万ドル、マージン17.7%)
- フリーキャッシュフロー: 4168万ドル、マージン10.5%(前年同期は2820万ドル、マージン10.7%)
インサイト
売上成長率が50%まで加速した背景には、大口顧客の裾野拡大がある。Super-Scaled顧客が189社と前年同期比19%増え、1社あたりの年間売上も170万ドルへ21%伸びており、既存顧客の深化と新規顧客の獲得が同時に進んでいることがうかがえる。
一方でGAAPベースでは依然として営業損失・純損失が続いており、赤字の完全な解消には至っていない。調整後EBITDAマージンは16.7%と前年同期の17.7%からわずかに低下しており、成長投資に加え、買収関連費用166.6万ドルやリストラ費用675.2万ドルといった一時的コストがコスト構造に影響している点はローライトとして留意したい。
会社側は新たに投入したAIプラットフォーム「Athena」が、一般提供開始1週目でAIプラットフォーム利用の60%超を占め、エージェントの対話量が7倍以上に増えたと説明している。この新製品への移行が単発的な話題性ではなく、実際の利用データとして表れている点は構造的な成長ドライバーの裏付けとして注目できる。
今後の見どころ
会社は第2四半期の売上高ガイダンスを4.19億〜4.22億ドル(中央値で前回比400万ドル上乗せ)、調整後EBITDAガイダンスも8620万〜8690万ドル(中央値で170万ドル上乗せ)へ改定した。通期では初めてGAAP純利益がプラスになる見通しを示しており、収益性の実質的な転換点になり得るかが次の焦点となる。
また、フリーキャッシュフローの通期ガイダンスも2.345億〜2.355億ドルへ上積みされており、Athenaの普及が政治広告需要やMarigold Enterprise事業を除いた「地力の成長率」(通期22〜23%)にどこまで寄与し続けるかが今後の確認ポイントになる。
出典
Zeta Global Revenue Growth Accelerates to 50% and “Beats and Raises” for its 19
ZETA 2025年Q4決算:18四半期連続の「beat and raise」、GAAP黒字化と2026年ガイダンス上乗せで通期最高収益を確認
発表日:2026/02/24
ZETAの決算ハイライト
ゼータ・グローバル・ホールディングスの2025年第4四半期は、売上高が前年同期比25%増の3.95億ドルとなり、ガイダンス中央値を1400万ドル上回る結果となった。政治候補者向け収益やLiveIntent、Marigoldのエンタープライズ事業を除いた場合でも前年比28%増と、地力のある成長が続いていることが分かる。通期でも売上高は13.05億ドルに達し、前年比30%増と過去最高を記録した。
収益性の面では、GAAP純利益が四半期として650万ドルの黒字となり、純利益率1.7%を確保した。前年同期の1524万ドルの黒字からは減少したものの、通期では前年の6977万ドルの損失から3151万ドルの損失へと縮小している。調整後EBITDAマージンは前年同期比174ベーシスポイント改善し24.1%となり、収益拡大と同時に利益体質の強化が進んでいることを示した。
キャッシュフロー面でも改善が明確で、通期の営業活動によるキャッシュ創出は1.99億ドル(前年比49%増)、フリーキャッシュフローは1.65億ドル(前年比78%増)となった。会社はこの勢いを踏まえ、2026年の売上高・調整後EBITDA・フリーキャッシュフローの各ガイダンスを引き上げ、通期でGAAP純利益の黒字化を見込むとしている。
抑えておくべきKPI
- 売上高(Q4): 3.95億ドル(前年同期比25%増、政治候補者関連等除くと28%増)
- GAAP純利益(Q4): 650万ドル(純利益率1.7%)
- 調整後EBITDAマージン(Q4): 24.1%(前年同期比174bps改善)
- Super-Scaled顧客数: 184社(前年比36社増、24%増)
重要なインサイト
今回の決算で目を引くのは、単発の要因に依存しない成長の再現性が18四半期連続で確認された点だ。CEOのデビッド・スタインバーグ氏も、単一の製品サイクルや easy comparison の結果ではないと明言しており、政治候補者関連やLiveIntent、Marigoldのエンタープライズ事業を除いた実力ベースでも通期27%成長を確保している。
一方で、GAAP純利益は四半期として前年同期の1524万ドルから650万ドルへと縮小しており、その要因として買収関連費用が1380万ドルと前年の365万ドルから大きく増加している点、その他費用が1650万ドルの支出(前年は207万ドルの収益)となっている点が挙げられる。買収関連費用や公正価値評価の変動が短期的な利益を圧迫している構図であり、通期の損失幅縮小という大きな流れの中では想定内の動きとみられる。
Super-Scaled顧客数が前年比24%増の184社に達したことは、大口顧客への浸透が着実に進んでいることを示す。フリーキャッシュフローマージンも通期13%まで改善し、成長と収益性の両立が単発ではなく構造的な変化として定着しつつある印象を受ける。
今後の見どころ
会社は2026年通期の売上高ガイダンスを17.49億〜17.62億ドル(前年比34〜35%成長)、調整後EBITDAガイダンスを3.899億〜3.921億ドルへと引き上げ、通期でGAAP純利益の黒字化を初めて明示的に見込んでいる点が最大の注目点だ。第1四半期についても売上高ガイダンスを3.69億〜3.71億ドルへ上積みしており、直近の勢いが2026年度にも継続する見立てとなっている。
さらに長期目標「Zeta 2028」では、Marigoldのエンタープライズ事業買収完了を踏まえ、売上目標を23億ドル以上、調整後EBITDA目標を5.73億ドル以上へと引き上げた。今後はこれらの引き上げたガイダンスに対する実際の進捗、そしてGAAP純利益の黒字化が一時的なものか定着するのかを、次四半期以降で確認していくことになる。
出典
Straight “Beat and Raise” Quarter and Record Full Year 2025 Results
ゼータ・グローバル(ZETA)の2025年Q2決算サマリー
発表日・25/08/06
売上高と収益
- 四半期売上高: 3億840万ドル(前年同期比+35%)
- GAAP純損失: ▲1,281万ドル(前年同期:▲2,807万ドル)
- 調整後純利益(Non-GAAP): 非開示(EBITDAベースで算出)
- 調整後EBITDA: 5,877万ドル(前年同期:3,854万ドル、+53%)
- その他指標:
EBITDAマージン:19.1%(前年同期:16.9%)
営業キャッシュフロー:4,205万ドル(+35%)
フリーキャッシュフロー:3,356万ドル(+69%)
営業費用と利益
- GAAP営業費用合計: 3億1,354万ドル(前年同期:2億5,442万ドル)
- 主な内訳:
売上原価:1億1,699万ドル
販売・マーケティング費用:8,639万ドル
研究開発費用:3,059万ドル
一般管理費:6,217万ドル
– 株式報酬費用: 4,647万ドル(前年同期:5,216万ドル)
契約と受注(Bookings)
- スケールド顧客(年商10万ドル超): 非開示(注釈にて定義のみ記載)
- スーパースケールド顧客(年商100万ドル超): 非開示(注釈にて定義のみ記載)
- Zeta Marketing Platformの導入進展とOneZeta受注が売上成長を牽引
キャッシュと財務状況
- 現金等残高: 3億6,530万ドル(前期末とほぼ横ばい)
- フリーキャッシュフロー: 3,356万ドル(前年同期:1,982万ドル)
- 株主還元:
既存の1億ドル規模の自社株買いのうち8,500万ドルを実行済
追加で2億ドルの新たな株式買戻しプログラムを承認(2027年末まで)
技術・事業ハイライト
- 製品開発:
「Zeta Answers」リリースでAIマーケティング機能を拡張
Zeta Marketing Platformの導入が進行、OneZeta戦略が浸透中
– イベント・認知施策:
10月8日にInvestor Day、10月9日に「Zeta Live」カンファレンス開催予定
AIマーケティング領域での市場シェア拡大を狙った提携・導入事例を強調
2025年ガイダンス(または翌期ガイダンス)
- 第3四半期売上見通し: 3億2,700万〜3億2,900万ドル(前年同期比+22〜23%)
- 調整後EBITDA: 7,030万〜7,100万ドル(+31〜32%、EBITDAマージン:約21.5%)
- 通期売上見通し: 12億5,800万〜12億6,800万ドル(前年から+25〜26%)
- 通期EBITDA見通し: 2億6,360万〜2億6,560万ドル(+37〜38%)
- フリーキャッシュフロー見通し: 1億4,000万〜1億4,400万ドル(+52〜56%)
ゼータ・グローバルは、16四半期連続でガイダンス超過(Beat and Raise)を達成し、売上・EBITDA・FCFすべてで大幅な成長を記録。AIを軸としたマーケティングプラットフォームの需要が追い風となり、高収益体質と強固なキャッシュ創出力を両立。さらに自社株買いを通じて株主還元も強化しており、中長期的にAIマーケティング領域でのリーダーを狙う戦略が明確。安定成長とガバナンス強化のバランスが取れた注目銘柄である。
まとめ
ゼータ・グローバル・ホールディングスの事業内容、独自の強み、競争優位性、業績成長について深く掘り下げてきました。
同社の業績データを見ても、堅実な成長が確認でき、黒字化への移行や利益成長スピードの加速が期待される局面にあると言えます。
ショートセラーによる報告書で株価が大幅に下落するという困難な状況に直面したものの、ゼータは即座に反論を行い、自社株買いプログラムを発表するなど、迅速かつ前向きな対応を示しました。株主価値を守り、高めようとする同社の姿勢は素晴らしいです。
個人的には、下落時にはしっかり拾っていく戦略で、成長分野での競争優位性を背景に、今後も注目していきたいと思います。
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