このサイトは、私(@mifsee)が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その成果をまとめたものです。
あくまで私の個人的な分析記録であり、内容には誤りや実際と異なる情報が含まれているかもしれません。ご覧になる場合は予めご了承ください。
はじめに
エヌビディアの躍進は目を見張るものがあります。
2023年6月に時価総額が1兆ドルに達したとのニュースが広まった後、わずか1年でその時価総額は3兆ドルに達し、マイクロソフトを抜いて世界一の座に躍り出ました。この急成長は驚異的です。
株価も1000ドルを超え、購入単価としては高額に思えますが、エヌビディアは10分割の株式分割を行い、より購入しやすい価格帯に調整されました。これにより、多くの投資家が参入しやすくなっています。
しかし、投資初心者や個別銘柄への投資に不安を感じる方にとっては、ボラティリティの高い個別銘柄よりも、分散投資を通じてエヌビディアに投資する選択肢もあります。
ここでは、エヌビディアを比較的高い割合で組み入れている米国のETF(株式上場信託)と、日本でも投資しやすいエヌビディアを組み入れた投資信託の銘柄を紹介します。
エヌビディアの成長ポテンシャルを活用しつつ、分散投資によるリスク軽減を図る戦略の参考にしていただけます。
エヌビディアの組み入れETF(米国ETF)
エヌビディア(NVIDIA、NVDA)を組み入れている米国のETFを、セクターや種別に分けたものは以下。
半導体セクターに特化したETF
ヴァンエック半導体ETF【SMH】
ヴァンエック半導体ETF(SMH)は、主に半導体産業に関連する企業の株式に投資することを目的としたETF。
このETFは、MVIS US Listed Semiconductor 25 Indexを追跡し、世界中の主要な半導体企業に投資している。
エヌビディアやその他の大手半導体企業に幅広く投資することで、このセクターの成長から利益を得ることを目指している。
エヌビディアへの組み入れ比率は22.3%と、ETFの中でも比較的高い。
個別の企業への投資リスクを避けつつ、半導体産業全体のパフォーマンスを享受する方法として魅力的なETFと言える。
- ETF名: VanEck Vectors Semiconductor ETF (SMH)
- エヌビディアの比率: 22.3%
- 運用資産: 132億ドル
- 手数料: 0.35%
ヴァンエック半導体ETF【SMH】のリアルタイム株価チャート
iシェアーズ半導体ETF【SOXX】
iシェアーズ半導体ETF(SOXX)は、米国の主要な半導体企業に投資することで、半導体セクター全体のパフォーマンスを反映することを目的としたETF。
フィラデルフィア証券取引所半導体セクター指数(PHLX Semiconductor Sector Index)に連動し、エヌビディアやインテル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの大手半導体企業の株式を組み入れている。
個別企業への投資リスクを分散し、半導体業界全体の成長から利益を得ることを目指している。
- ETF名: iShares Semiconductor ETF (SOXX)
- エヌビディアの比率: 9.9%
- 運用資産: 約89億ドル
- 手数料: 0.35%
iシェアーズ半導体ETF【SOXX】のリアルタイム株価チャート
テクノロジーセクターに広く投資するETF
インベスコQQQトラスト【QQQ】
インベスコQQQトラスト(QQQ)は、NASDAQ-100インデックスを追跡するETFで、テクノロジーセクターに特化した上場企業の株式を中心に投資している。
NASDAQ-100インデックスは、NASDAQ市場に上場している非金融系の100社で構成されており、アップル、マイクロソフト、アマゾン、テスラ、アルファベットなど、業界をリードする大手テクノロジー企業が含まれている。
QQQは、これらの企業の成長から利益を得ることを目指しており、テクノロジーセクターの動向に連動するポートフォリオを提供します。
エヌビディアを含む、成長性の高いテクノロジー企業に投資することができる魅力的な選択肢と言える。
- ETF名: Invesco QQQ Trust (QQQ)
- エヌビディアの比率: 4.48%
- 運用資産: 約2460億ドル
- 手数料: 0.20%
インベスコQQQトラスト【QQQ】 のリアルタイム株価チャート
バンガード米国情報技術セクターETF【VGT】
バンガード米国情報技術セクターETF(VGT)は、米国の情報技術セクターに投資することを目的としたETF。
このETFは、MSCI US IMI Information Technology 25/50 Indexに連動し、主要なテクノロジー企業の株式を幅広くカバーしている。マイクロソフトやアップル、エヌビディアなど、IT分野で高い競争力を持つ企業を中心に投資することで、セクター全体の成長から利益を得ることを目指している。
エヌビディア含め、情報技術セクター全体のパフォーマンスを享受することができる魅力的な選択肢となる。
- ETF名: Vanguard Information Technology ETF (VGT)
- エヌビディアの比率: 8%
- 運用資産: 約460億ドル
- 手数料: 0.10%
バンガード米国情報技術セクターETF【VGT】のリアルタイム株価チャート
ファースト・トラスト・ナスダック-100-テクノロジーセクター・インデックス・ファンド【QTEC】
ファースト・トラスト・ナスダック-100-テクノロジーセクター・インデックス・ファンド(QTEC)は、NASDAQ-100テクノロジーセクターインデックスに連動するETF。
このインデックスは、NASDAQ市場に上場している100の主要なテクノロジー企業で構成されており、テクノロジー業界の多様な企業に投資することで、セクター全体の成長から利益を得ることを目指している。
アップルやマイクロソフト、エヌビディアなどの大手企業に加え、中小企業にも投資しているため、幅広いエクスポージャーを提供している。
- ETF名: First Trust NASDAQ-100 Technology Sector Index Fund (QTEC)
- エヌビディアの比率: 5.5%
- 運用資産: 約38億ドル
- 手数料: 0.57%
ファースト・トラスト・ナスダック-100-テクノロジーセクター・インデックス・ファンド【QTEC】のリアルタイム株価チャート
iシェアーズ米国テクノロジーETF【IYW】
iシェアーズ米国テクノロジーETF(IYW)は、米国の主要なテクノロジー企業に投資することを目的としたETF。
このETFは、ダウ・ジョーンズUSテクノロジーセクターインデックスを追跡し、テクノロジーセクターに属する企業の株式を広範囲にカバーしている。マイクロソフトやアップル、エヌビディアなどの大手テクノロジー企業を含むこのETFは、個別の企業リスクを分散しつつ、テクノロジーセクター全体の成長から利益を得ることを目指している。
テクノロジー分野に特化した投資戦略を持つIYWは、初心者にとってもわかりやすく、リスク分散が図られているため魅力的な投資先と言える。
- ETF名: iShares U.S. Technology ETF (IYW)
- エヌビディアの比率: 7.2%
- 運用資産: 約73億ドル
- 手数料: 0.43%
iシェアーズ米国テクノロジーETF【IYW】のリアルタイム株価チャート
テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド【XLK】
テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド(XLK)は、S&P 500インデックスに含まれるテクノロジーセクターの企業に投資するETF。
テクノロジー業界の大手企業に幅広く投資することで、セクター全体の成長から利益を得ることを目指している。
主な投資先には、アップル、マイクロソフト、エヌビディアなどの大手テクノロジー企業が含まれており、これらの企業のパフォーマンスに連動するポートフォリオを提供する。
XLKは、2024年6月にエヌビディアの保有比率を6%から21%に大幅に上げ、Appleの保有比率を21%から4.5%に減少させている。
エヌビディア比率の高いETFとして更に魅力的な投資先と言える。
- ETF名: Technology Select Sector SPDR Fund (XLK)
- エヌビディアの比率: 21%
- 運用資産: 約490億ドル
- 手数料: 0.12%
テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド【XLK】のリアルタイム株価チャート
AI・ロボティクスに特化したETF
グローバルX ロボット&AI・ETF【BOTZ】
グローバルX ロボット&AI・ETF(BOTZ)は、ロボティクスおよび人工知能(AI)技術に関連する企業に投資することを目的としたETF。
このETFは、Indxx Global Robotics & Artificial Intelligence Thematic Indexを追跡し、ロボティクスやAI技術の先駆的な企業に広く投資している。エヌビディアを含む、産業用ロボット、AIシステム、自動化技術に関連する企業が主要な投資先となっており、個別の企業リスクを分散しながら、成長性の高いロボティクスおよびAIセクター全体のパフォーマンスを享受することができる。
- ETF名: Global X Robotics & Artificial Intelligence ETF (BOTZ)
- エヌビディアの比率: 17.36%
- 運用資産: 約24億ドル
- 手数料: 0.69%
グローバルX ロボット&AI・ETF【BOTZ】のリアルタイム株価チャート
グローバルX AIビッグデータ ETF【AIQ】
グローバルX AIビッグデータETF(AIQ)は、人工知能(AI)およびビッグデータ技術に関連する企業に投資することを目的としたETF。
このETFは、Indxx Artificial Intelligence & Big Data Indexを追跡し、AIとビッグデータ技術の開発と利用に積極的な企業に広く投資している。
主要な投資先には、エヌビディアを含む、AIとビッグデータの分野でリーダーシップを持つ企業が含まれており、これにより個別の企業リスクを分散しつつ、成長性の高い技術セクター全体のパフォーマンスを享受することができる。技術革新に焦点を当てた投資を希望する場合、AIQは魅力的な選択肢と言える。
- ETF名: Global X Artificial Intelligence & Technology ETF (AIQ)
- エヌビディアの比率: 6.0%
- 運用資産: 約11億ドル
- 手数料: 0.68%
グローバルX AIビッグデータ ETF【AIQ】のリアルタイム株価チャート
グロース株に特化したETF
バンガード・米国グロースETF【VUG】
バンガード・米国グロースETF(VUG)は、米国の大手成長企業に投資することを目的としたETF。
このETFは、CRSP US Large Cap Growth Indexを追跡し、主に成長性の高い大企業に幅広く投資している。主要な投資先には、アップル、マイクロソフト、アルファベット(Google)などのテクノロジー企業が含まれており、これにより、テクノロジーセクターを中心に、幅広い成長企業からの利益を目指している。
- ETF名: Vanguard Growth ETF (VUG)
- エヌビディアの比率: 10.62%
- 運用資産: 約1100億ドル
- 手数料: 0.04%
バンガード・米国グロースETF【VUG】のリアルタイム株価チャート
SPDRポートフォリオS&P・500グロース株式ETF【SPYG】
SPDRポートフォリオS&P 500グロース株式ETF(SPYG)は、S&P 500インデックスに含まれる成長株に投資することを目的としたETF。
このETFは、S&P 500グロースインデックスを追跡し、主に成長性が高いと評価される大手企業の株式を幅広くカバーしている。アップル、マイクロソフト、アマゾンなどの主要テクノロジー企業が含まれており、これにより、テクノロジーセクターを中心とした成長企業全体のパフォーマンスを享受することができる。
- ETF名: SPDR® Portfolio S&P® 500® Growth ETF (SPYG)
- エヌビディアの比率: 12.25%
- 運用資産: 約168億ドル
- 手数料: 0.04%
SPDRポートフォリオS&P・500グロース株式ETF【SPYG】のリアルタイム株価チャート
市場指数を追跡するETF
SPDRS&P 500 ETF トラスト【SPY】
SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)は、S&P 500インデックスを追跡する最も有名で広く取引されているETFの一つ。
このETFは、米国の大手企業500社に幅広く投資しており、テクノロジー、ヘルスケア、金融、エネルギーなど様々なセクターに分散している。
主要な投資先には、アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディアなどが含まれており、これにより米国経済全体のパフォーマンスを反映することを目指している。
個別株のリスクを分散しながら、米国市場全体の成長から利益を得ることができるため、初心者にとっても非常に魅力的な選択肢と言える。
- ETF名: SPDR S&P 500 ETF Trust (SPY)
- エヌビディアの比率: 3.8%
- 運用資産: 約3870億ドル
- 手数料: 0.0945%
SPDRS&P 500 ETF トラスト【SPY】のリアルタイム株価チャート
エヌビディアの組み入れレバレッジETF
レバレッジETFは価格変動が大きく、リスクも高いため、特に短期取引を希望する投資家に適している。長期投資には向かないため、初心者には慎重な運用が求められます。
以下は、エヌビディアを含む、レバレッジETF。
Direxion デイリー 半導体株ブル3倍 ETF【SOXL】
Direxion デイリー 半導体株ブル3倍 ETF(SOXL)は、半導体セクターのパフォーマンスを日次で3倍に増幅することを目指したレバレッジ型ETF。
このETFは、Philadelphia Semiconductor Index(SOX)の日々のパフォーマンスを3倍にすることを目標としており、半導体関連企業に集中投資している。
主要な投資先にはエヌビディア、インテル、AMDなどが含まれており、これにより、半導体業界の短期的な動向に大きく影響を受ける可能性がある。
- ETF名: Direxion Daily Semiconductor Bull 3X Shares (SOXL)
- エヌビディアの比率: 6.76%
- 運用資産: 約60億ドル
- 手数料: 0.94%
Direxion デイリー 半導体株ブル3倍 ETF【SOXL】のリアルタイム株価チャート
Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF【NVDU】
Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF(NVDU)は、NVIDIA株の1日あたりのパフォーマンスを2倍に増幅することを目指したレバレッジ型ETF。
このETFは、NVIDIA株の1日の価格変動を2倍にすることを目標としており、NVIDIAに対する高いエクスポージャーを持つため、短期的な取引を希望する投資家に適している。
長期投資には向かないため、戦略的で慎重な運用が求められる。
- ETF名: Direxion Daily NVDA Bull 2X Shares (NVDU)
- エヌビディアの比率: 100%
- 運用資産: 約60億ドル
- 手数料: 0.95%
Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF【NVDU】のリアルタイム株価チャート
エヌビディア組み入れETFまとめ
以下、紹介したエヌビディアを組み入れたETF銘柄をまとめた表データ。
ティッカー | 銘柄名(ETF) | エヌビディア組入比率 | 運用資産 | 手数料 |
SMH | ヴァンエック半導体ETF | 22.3% | 132億ドル | 0.35% |
SOXX | iシェアーズ半導体ETF | 9.9% | 89億ドル | 0.35% |
QQQ | インベスコQQQトラスト | 4.48% | 2460億ドル | 0.20% |
VGT | バンガード米国情報技術セクターETF | 8% | 460億ドル | 0.10% |
QTEC | ファースト・トラスト・ナスダック-100-テクノロジーセクター・インデックス・ファンド | 5.5% | 38億ドル | 0.57% |
IYW | iシェアーズ米国テクノロジーETF | 7.2% | 73億ドル | 0.43% |
XLK | テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド | 4.8% | 490億ドル | 0.12% |
BOTZ | グローバルX ロボット&AI・ETF | 17.36% | 24億ドル | 0.69% |
AIQ | グローバルX AIビッグデータ ETF | 6% | 11億ドル | 0.68% |
VUG | バンガード・米国グロースETF | 4.9% | 1100億ドル | 0.04% |
SPYG | SPDRポートフォリオS&P・500グロース株式ETF | 3.8% | 168億ドル | 0.04% |
SPY | SPDRS&P 500 ETF トラスト | 3.8% | 3870億ドル | 0.0945% |
SOXL | Direxion デイリー 半導体株ブル3倍 ETF | 6.76% | 60億ドル | 0.94% |
NVDU | Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF | 100% | 60億ドル | 0.95% |
エヌビディアを組み入れている日本の投資信託銘柄
以下は、エヌビディア(NVIDIA, NVDA)を含む日本の投資信託・ファンドのリストです。
レバレッジ・ドラッカー研究所米国株ファンド
レバレッジ・ドラッカー研究所米国株ファンドは、米国の主要株式に投資し、その無形資産価値の高さに着目してポートフォリオを構築する投資信託。
このファンドは、信託財産の純資産総額の2倍相当額を投資するレバレッジ型ファンドであり、特にエヌビディアやマイクロソフト、アップルなどの高成長企業に高い比率で投資している。このファンドは、高リスク・高リターンを追求するブルベア投資経験者向けであり、値動きが大きくなりやすい特徴がある。
個別の銘柄の成長ポテンシャルを最大限に活用し、リターンを追求する一方で、リスクも高いため、慎重な運用が求められる。
- エヌビディアの比率: 17.8%
- 純資産: 約39億円
- 信託報酬: 2.0325%程度
- NISA対応:不可
レバレッジ・ドラッカー研究所米国株ファンドのチャートをみる(SBI証券)
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)は、世界中の半導体関連企業の株式に投資することを目的とした投資信託。
このファンドは、半導体産業に属する企業に集中して投資し、その成長ポテンシャルを最大限に活用することを目指している。
主要な投資先には、エヌビディア、ブロードコム、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングなどのグローバルな半導体企業が含まれており、高い成長性を見込んでいる。
半導体業界の動向に敏感に反応するため、リスクも高いが、業界全体の成長から利益を得ることが期待される。
- エヌビディアの比率: 29.6%
- 運用資産: 約4兆3700億円
- 信託報酬: 1.65%
- NISA対応:成長投資枠
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)のチャートを見る(SBI証券)
iFreeNEXT FANG+インデックス
iFreeNEXT FANG+インデックスは、米国の主要テクノロジー企業10銘柄に投資することを目的とした投資信託。
このファンドは、FANG+指数に連動し、アルファベット(Google)、テスラ、ブロードコム、アマゾン、アップルなどの高成長企業に均等に近い割合で投資している。
エヌビディアもこのファンドの主要な構成銘柄の一つであり、その成長ポテンシャルを享受することができる。
このファンドは、NISA対応銘柄で積み立て投資枠で運用することができる人気の投資信託の一つである。
- エヌビディアの比率: 9.0%
- 純資産: 約2兆2900億円
- 信託報酬: 0.75%
- NISA対応:成長投資枠・積み立て投資枠
iFreeNEXT FANG+インデックスのチャートを見る(SBI証券)
ニッセイSOX指数インデックスファンド 米国半導体株
ニッセイSOX指数インデックスファンド 米国半導体株<購入・換金手数料なし>は、米国の主要な半導体企業に投資することを目的としたインデックスファンド。
このファンドは、フィラデルフィア証券取引所半導体セクター指数(SOX)に連動し、エヌビディア、ブロードコム、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの半導体業界のリーダー企業に投資している。
半導体業界の成長から利益を得ることを目指しており、個別株投資のリスクを分散しつつ、セクター全体のパフォーマンスを享受できるため、初心者にとっても魅力的な選択肢となる。
さらに、このファンドは購入や換金の手数料がかからないため、コストパフォーマンスも高い。
- エヌビディアの比率: 13.2%
- 純資産: 約385億円
- 信託報酬: 0.1815%
- NISA対応:成長投資枠
ニッセイSOX指数インデックスファンド 米国半導体株のチャートを見る(SBI証券)
ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジなし)
ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジなし)は、世界中のAI(人工知能)関連企業に投資することを目的としたアクティブファンド。
このファンドは、日本を含む世界の主要なAI関連企業の株式に投資し、テクノロジーの進化とAIの普及から利益を得ることを目指している。
主要な投資先には、エヌビディア、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムなどが含まれており、これにより、AI技術の発展に伴う成長を享受することができる。
為替ヘッジなしのため、為替変動リスクも伴いますが、長期的な成長を見込む投資家にとって魅力的な選択肢の一つ。
- エヌビディアの比率: 6.7%
- 純資産: 約1兆2千億円
- 信託報酬: 1.8925%程度
- NISA対応:成長投資枠
ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジなし)のチャートを見る(SBI証券)
イノベーション・インデックス・AI
イノベーション・インデックス・AIは、世界中の人工知能(AI)および関連技術に投資するインデックスファンド。
このファンドは、AIおよびその関連分野において革新をリードする企業に焦点を当てており、幅広い分野での技術革新から利益を得ることを目指している。
主要な投資先には、エヌビディア、アルファベット(Google)、マイクロソフトなど、AI技術の発展に寄与する企業が含まれており、AI分野の成長を享受しつつ、個別の企業リスクを分散することができる。
初心者にとっても、AI技術の進化と普及を背景に、長期的な成長を見込む魅力的な投資選択肢となる。
- エヌビディアの比率: 8.3%
- 純資産: 約126億円
- 手数料: 0.8195%
- NISA対応:成長投資枠
イノベーション・インデックス・AIのチャートを見る(SBI証券)
米国NASDAQオープン Bコース
米国NASDAQオープン Bコースは、米国のNASDAQ市場に上場している主要な成長企業に投資することを目的とした投資信託。
このファンドは、NASDAQ上場企業の中から成長性、収益性、安定性を考慮して選択された企業に投資している。
主な投資先には、マイクロソフト、エヌビディア、アルファベット(Google)などのテクノロジー企業が含まれており、これら企業のパフォーマンスに連動するポートフォリオを提供している。個別株のリスクを分散しつつ、成長性の高い企業のパフォーマンスを享受することができる。
- エヌビディアの比率: 10.8%
- 運用資産: 約662億円
- 信託報酬:1.694%
- NISA対応:成長投資枠
米国NASDAQオープン Bコースのチャートを見る(SBI証券)
次世代通信関連世界株式戦略ファンド(愛称:THE 5G)
次世代通信関連世界株式戦略ファンド(愛称:THE 5G)は、世界中の次世代通信技術に関連する企業に投資することを目的とした投資信託。
このファンドは、次世代通信技術(5G)の普及と発展に伴い、関連するハードウェア、ソフトウェア、およびサービスプロバイダーに焦点を当てている。
主要な投資先には、エヌビディア、アマゾン・ドット・コム、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングなどが含まれており、これにより、次世代通信技術の成長から利益を得ることを目指している。
テクノロジー分野の革新を捉えたポートフォリオであり、個別株投資のリスクを分散しつつ、長期的な成長を見込む投資家にとって魅力的な選択肢となる。
- エヌビディアの比率: 4.8%
- 純資産: 約5157億円
- 信託報酬: 1.848%程度
- NISA対応:成長投資枠
次世代通信関連世界株式戦略ファンド(愛称:THE 5G)のチャートを見る(SBI証券)
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)は、テクノロジーセクターに関連する企業の株式に投資することを目的とした投資信託。
このファンドは、主にテクノロジーの発展によって恩恵を受ける米国企業に焦点を当てており、エヌビディア、アップル、マイクロソフトなどの大手テクノロジー企業を含む幅広いポートフォリオを構築している。
ファンドは為替ヘッジを行わないため、為替リスクも伴うが、長期的な成長を見込む投資家にとって魅力的な選択肢となる。信託報酬が高めだが、その分リターンも期待できるファンドと言える。
- エヌビディアの比率: 7.7%
- 純資産: 約1176億円
- 手数料: 2.09%
- NISA対応:成長投資枠
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコースのチャートを見る(SBI証券)
エヌビディアの組み入れ日本の投資信託銘柄まとめ
以下、紹介したエヌビディアを組み入れた投資信託ファンドをまとめた表データ。
ファンド名 | エヌビディア組み入れ比率 | 純資産 | 信託報酬 | NISA対応 |
レバレッジ・ドラッカー研究所米国株ファンド | 17.8% | 約39億円 | 2.0325%程度 | 不可 |
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 29.6% | 約4兆3700億円 | 1.65% | 成長投資枠 |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 9.0% | 約2兆2900億円 | 0.75% | 成長投資枠・積み立て投資枠 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスファンド 米国半導体株 | 13.2% | 約385億円 | 0.1815% | 成長投資枠 |
ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジなし) | 6.7% | 約1兆2千億円 | 1.8925%程度 | 成長投資枠 |
イノベーション・インデックス・AI | 8.3% | 約126億円 | 0.8195% | 成長投資枠 |
米国NASDAQオープン Bコース | 10.8% | 約662億円 | 1.694% | 成長投資枠 |
次世代通信関連世界株式戦略ファンド(愛称:THE 5G) | 4.8% | 約5157億円 | 1.848%程度 | 成長投資枠 |
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) | 7.7% | 約1176億円 | 2.09% | 成長投資枠 |
まとめ
エヌビディアの独走は続くと見られており、AI分野の成長を享受するためには、エヌビディアをポートフォリオに含めることが重要です。しかし、株価は非常に高いレンジにあるため、戦略的な投資が必要です。
エヌビディアに直接投資していない方でも、今回紹介したETFや投資信託を活用することで、分散しつつエヌビディアの成長を享受し、半導体セクターやテック企業への投資が可能です。
私個人としては、エヌビディアへの直接投資割合は高くありませんが、エヌビディアとともに成長が見込まれるサーバー関連(SMCIやDELL)やネットワーク系企業(ANETやVRT)に注目し、これらの銘柄を主体とした運用をしています。
また、NISA積立枠では「iFreeNEXT FANG+インデックス」でエヌビディアを含むテック企業への長期的な積立投資を行っています。エヌビディアに関連する米国株・日本株については、以下の記事をご参考ください。
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