このサイトは、私(@mifsee)が個人的に学びながら企業分析や銘柄分析を進め、その成果をまとめたものです。
あくまで私の個人的な分析記録であり、内容には誤りや実際と異なる情報が含まれているかもしれません。ご覧になる場合は予めご了承ください。
はじめに
AI技術の先駆者であるエヌビディアは、2023年に株価243%という驚異的な株価成長を遂げ、2024年もその勢いは衰えることを知りません。市場をリードする同社は、時価総額で2兆ドルを超えるまでに成長し世界第3位に躍り出るなど、その影響力は計り知れません。
AIの波は始まったばかりであり、今後もその影響は広がりを見せるでしょう。
多くの投資家がエヌビディアをはじめとする関連企業に目を向けています。
エヌビディアの株は高値を更新し続けていますが、その成長ポテンシャルはまだ大きく、新たな投資のチャンスを提供していますが、高騰する株価にはリスクも伴いますので、慎重な判断が求められます。
エヌビディアの成功は、数多くのパートナーや関連企業との連携に支えられています。
ここでは、エヌビディアと連携する米国で上場している企業や日本の主要企業を紹介し、エヌビディア関連銘柄として中心となる米国株をまとめています。
エヌビディア半導体、製造・部品関連銘柄(米国株)
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSMC)【TSM】
エヌビディアは、半導体製造工場を持たないファブレスメーカー。
その製造は外部に委託されており、TSMC(台湾積体電路製造)は、エヌビディアが開発した技術やアーキテクチャを基に、エヌビディアのH100 GPUなどの半導体製造を行っている世界最大の独立系半導体ファウンドリーとして知られている。
エヌビディアの成功は、TSMCとの緊密な関係が大きく寄与しており、両社は半導体製造プロセスの最先端技術に関する共同研究や開発にも協力しています。
TSMC【TSM】のリアルタイム株価チャート
シノプシス【SNPS】
シノプシス(Synopsys)は、エヌビディア(NVIDIA)にとって重要なパートナー。
シノプシスは、電子設計オートメーション(EDA)ツールと半導体IPの大手サプライヤーであり、半導体の設計と検証プロセスにおいて重要な役割を担っている。
エヌビディアは、自社のGPUやその他の半導体製品を設計する際に、シノプシスが提供するEDAツールやIPを活用しすることで、効率的かつ正確に半導体製品の設計を行い、高性能かつ低消費電力の製品を市場に提供することができている。
シノプシスとエヌビディアは半導体設計やAI/機械学習の分野で協業関係にあり、お互いに密接な関係を維持している。
シノプシス【SNPS】のリアルタイム株価チャート
ケイデンス・デザイン・システムズ【CDNS】
ケイデンス・デザイン・システムズ(Cadence Design Systems)とNVIDIAは、電子設計自動化(EDA)、システム設計と解析、デジタルバイオロジー、AIにおける幅広い分野で協力している。
両社は、加速されたコンピューティングと生成AIを使用して設計を再発明するための革新的なソリューションを開発。
ケイデンスの新しい「Reality Digital Twin Platform」とNVIDIA Omniverseの統合を通じて、データセンター設計とシミュレーションのワークフローを大幅に加速し、エネルギー効率を向上させている。
また、ケイデンスのOrion分子設計プラットフォームはNVIDIAのBioNeMoと統合され、医薬品発見へのアプローチを大幅に加速している 。
両社は長年にわたり構築してきた関係に基づいており、AI駆動のデジタルおよびカスタムIC設計、ハードウェアおよびソフトウェア検証、システム設計と解析など、多岐にわたる領域での重要なパートナーシップを築いている 。
ケイデンス・デザイン・システムズ【CDNS】のリアルタイム株価チャート
マイクロンテクノロジー【MU】
マイクロンテクノロジーは、NVIDIAの高性能GPU用にメモリを供給している。NVIDIAの新しいGPUはマイクロンの高速メモリを使って、ゲームやAIの処理速度を向上させている。
また、マイクロンはNVIDIAのストレージ技術にも協力して、データの高速処理を実現している。
さらに、マイクロンは「HBM3E」という新しいタイプのメモリを開発。
このメモリは従来のものより速く、消費電力も少ないため、NVIDIAの一部のGPUにもこの新しいメモリが使われている。
HBM(High Bandwidth Memory)技術は、データを素早く処理できるため、AIやディープラーニングの分野で特に重要となる。
エヌビディアが高性能なGPUを開発し続ける上で、マイクロンの先進的なメモリ技術が不可欠です。
関連記事:マイクロン・テクノロジーとは?HBMメモリで躍進!その将来性と今後の株価見通し
マイクロンテクノロジー【MU】のリアルタイム株価チャート
ASMLホールディング【ASML】
ASMLはオランダの半導体製造装置メーカーで、極端紫外線(EUV)リソグラフィ技術をはじめとする先進的な半導体製造装置を提供する世界的なリーダー企業。
エヌビディアが設計した半導体製品の製造プロセスにおいて、ASMLの装置は不可欠な要素。自社のGPUなどの半導体製品に対して、より小型で高性能なトランジスタを実現するために、ASMLの技術を利用している。
この技術により、NVIDIAの製品は高度な計算性能を提供しながらも、省エネルギーであるという特性を維持している。
さらに、ASMLとNVIDIAは、半導体製造技術の革新に向けた共同研究や開発にも関与しており、このような協力関係を通じて、両社は半導体業界における技術進歩に貢献している。
ASMLホールディング【ASML】のリアルタイム株価チャート
アームホールディングス【ARM】
過去に、NVIDIAはArm(アーム)を400億ドルで買収する計画で、これによってAI時代に向けて世界をリードするコンピューティング企業を作ることを目指していが、規制当局の承認を得られず、最終的に買収計画は中止された 。
現在、NVIDIAはArmの技術のライセンシーとして引き続きArmと協力しており、Armのプロセッサ設計やソフトウェアプラットフォームは、センサーからスマートフォン、スーパーコンピューターまで、多くのデバイスで活用されている。
NVIDIAはArmとの長期的なパートナーシップを維持し、AI強化コンピューティングの分野で協力を続けている。
アームホールディングス【ARM】のリアルタイム株価チャート
ファブリネット【FN】
ファブリネット(Fabrinet)は、エヌビディアに光学技術製品を供給している企業。
特に、ファブリネットはエヌビディアのために、AI技術向けにデータをハードウェアプラットフォーム間で800GB以上の速度で転送できる光ケーブルを生産している。
これらの製品は、機械学習やAI技術の発展において重要な役割を果たしており、ファブリネットの収益に大きく貢献している 。
また、エヌビディアは製造プロセスの一部をファブリネットに外部委託しており、部品調達から最終製品の出荷までのサプライチェーン管理をファブリネットに任せている。
ファブリネット【FN】のリアルタイム株価チャート
バーティブ・ホールディングス【VRT】
バーティブ・ホールディングスは、NVIDIAパートナーネットワークの一員として、エヌビディアと協力している。
バーティブは、加速コンピューティングに伴う独自のインフラストラクチャ課題に対処するための専門知識と、パワーおよび冷却ソリューションの完全なポートフォリオを提供。
両社は、NVIDIAの先進プラットフォームを支援し、世界中でAIインフラストラクチャの展開を支援するための革新的な製品やソリューションの設計において協力してきた 。
さらに、バーティブは最近、CoolTera Ltd.の買収を発表し、データセンター用の液体冷却技術を強化。
CoolTeraは液体冷却インフラストラクチャソリューションを提供しており、バーティブの熱管理ポートフォリオを強化し、高密度コンピューティングの冷却要件に対応する専門知識と技術を提供する 。
これらの取り組みを通じて、バーティブはデータセンターやAIの展開をサポートする先進的な冷却ソリューションを提供し、業界の成長を支援している。
バーティブとエヌビディアの協力は、先進的なコンピューティング技術の需要が高まる中で、両社にとって有益な関係を築ている。
関連記事:AIサーバの冷却技術「バーティブ・ホールディングス」とは?将来性と今後の株価見通し
バーティブ・ホールディングス【VRT】のリアルタイム株価チャート
フレックス【FLEX】
フレックス(Flex)はエヌビディアと提携しており、特にエヌビディアの製品と技術を活用して次世代のモビリティソリューションを開発している。
Flexはエヌビディアのパートナーネットワークに参加し、エヌビディアのAIおよびGPU技術を活用したエッジコンピューティングプラットフォームを提供、この協力により、さまざまな産業分野でのAIソリューションの実現を支援している。
具体的には、FlexはエヌビディアのNVIDIA DRIVEプラットフォームを採用し、自動運転や高度な車載システムの開発を進めている。
これにより、FlexはエッジコンピューティングとAIの分野での競争力を高め、エヌビディアの先進技術を活用した自動車産業向けのソリューションを提供している。
このパートナーシップは、Flexが提供する製品の性能と効率を向上させ、顧客に最先端の技術を提供することを可能にしている。
フレックス【FLEX】のリアルタイム株価チャート
エヌビディア製品搭載AIサーバー関連銘柄(米国株)
スーパー・マイクロ・コンピュータ【SMCI】
スーパーマイクロコンピュータ(Supermicro)は、NVIDIAと密接に協力して、AI、ディープラーニング、HPC(高性能コンピューティング)、および生成AI用のトップクラスのサーバーを提供している。
特に、NVIDIA HGX H100 8-GPUシステムを特徴とする新しいGPUサーバーを提供しており、これによりAIトレーニングアプリケーションで前世代と比較して最大9倍のパフォーマンス向上が期待できる 。
また、スーパーマイクロコンピュータは、3Dコラボレーション、メタバース、およびデジタルツインシミュレーション向けにNVIDIA® OVX™第二世代コンピューティングシステムを提供。
このシステムはNVIDIA L40 GPUを搭載しており、最大8つのGPUをサポート。これにより、顧客はメタバースアプリケーションの構築と運用のためのグラフィックスおよびシミュレーションの基盤をデプロイできる 。
これらの取り組みは、スーパーマイクロコンピュータとNVIDIAがAIとメタバースの時代を加速させるために協力していることを示しており、AI関連のアプリケーションに最適化されたサーバーを提供することで、業界のイノベーションを支えている。
スーパー・マイクロ・コンピュータ【SMCI】のリアルタイム株価チャート
デル・テクノロジーズ【DELL】
デル・テクノロジーズとエヌビディアは、AIの分野で密接な協力関係を築いている。
デルのPowerEdgeサーバーにエヌビディアのNVIDIA H100 GPUやL40S GPUを搭載したシステムは、AIトレーニング、ディープラーニング、HPC(高性能コンピューティング)、および生成AIに特化している。これらのシステムは、AIを活用したビジネスの変革を加速し、企業がAIを簡単に導入できるよう支援する 。
さらに、デルとエヌビディアは「Project Helix」を共同で導入し、オンプレミスでの生成AIモデルの構築と利用を容易にするフルスタックソリューションを提供している。これにより、企業は独自の資産を活用し、カスタマイズされた強力なツールを作成できるようになる 。
また、デルEMCとエヌビディアのパートナーシップにより、AI用途に特化した柔軟な展開オプションを提供。例えば、デルEMCのPowerEdge CシリーズにエヌビディアのTESLA V100 Tensor Core GPUを組み合わせたソリューションや、ディープラーニング向けに事前検証されたハードウェアとソフトウェアスタックを活用したソリューションなどがある。
デル・テクノロジーズ【DELL】のリアルタイム株価チャート
ピュア・ストレージ【PSTG】
ピュア・ストレージ (Pure Storage:PSTG)はエヌビディアと密接に協力し、AIインフラストラクチャの分野で多くの先進的なソリューションを提供している。
このパートナーシップの具体例として、AIRI(AI Ready Infrastructure)が挙げられる。AIRIは、エヌビディアのDGXシステムとピュア・ストレージのFlashBlade//Sストレージを組み合わせた、フルスタックのAIインフラソリューション。
このプラットフォームは、AIの導入を簡素化し、スケーラブルかつ効率的なデータ管理を可能にする。
さらに、OVXサーバーのストレージ参照アーキテクチャを提供しており、エンタープライズ顧客は高性能なモデル訓練や推論を効率的に行うための柔軟なインフラを利用できる。この新しい参照アーキテクチャは、NVIDIAのL40s GPUと統合され、ジェネレーティブAIやリアルタイムシミュレーションなどの高度なAIワークロードに対応している。
また、ピュア・ストレージは金融、医療、公的機関などの業界向けに特化したAIソリューションも展開しており、これらの業界でのAIの採用を加速している。
AI開発やデータサイエンスチームがインフラの複雑さに悩まされることなく、迅速に実験やモデル構築に集中できる環境を提供している。
このように、ピュア・ストレージはエヌビディアとの協力を通じて、エンタープライズAIの導入と運用をサポートし、高性能かつ効率的なAIインフラを提供している。
ピュア・ストレージ【PSTG】のリアルタイム株価チャート
アリスタ・ネットワークス【ANET】
アリスタ・ネットワークス(ANET)は、エヌビディアと協力して、AIデータセンターの統合ソリューションを提供している。
このパートナーシップは、コンピュートおよびネットワーク領域を統合し、AIクラスタを単一の管理されたエンティティとして構築、管理、監視することを目的とし、生成AIネットワークのジョブ完了時間を短縮し、効率を向上させることが可能になる。
具体的には、アリスタはエヌビディアのBlueField-3 SuperNICを活用し、AIエージェントを導入。
このエージェントは、ネットワークとホスト間の通信を促進し、AIクラスタの設定と最適化を支援します。
これにより、AIデータセンター全体を単一のホモジニアスなソリューションとして管理および最適化することが可能になる。
また、アリスタのEOS(Extensible Operating System)をベースにしたリモートAIエージェントを使用することで、ネットワークスイッチからサーバーやSuperNICまで、エンドツーエンドでのネットワーク構成と品質保証(QoS)を一貫して維持することができる。
この協力により、AIクラスターの管理が一元化され、パフォーマンスの低下や障害を迅速に検出して対処することが可能となる。
このように、アリスタ・ネットワークスはエヌビディアと協力し、先進的なAIデータセンターソリューションを提供することで、AIとネットワークの統合管理を実現し、エンタープライズ向けのAIインフラストラクチャを最適化しています。
アリスタ・ネットワークス【ANET】のリアルタイム株価チャート
エヌビディア製品の流通・販売・導入支援銘柄(米国株)
インサイト・エンタープライゼス【NSIT】
インサイト・エンタープライゼス(Insight Enterprises)は、エヌビディアの製品やソリューションを販売・導入支援するパートナー企業。
2024年には、エヌビディア パートナー ネットワーク(NPN)アメリカ ソフトウェア パートナー オブ ザ イヤーとして認められた。これは、クライアントが業務にAIを統合するためのソフトウェア、システム、およびサービスを提供する上での顕著な業績によるもの 。
インサイトは単に製品を流通するだけでなく、エヌビディアのAI/データ分析/HPC/VDIなどのソリューションの導入も支援。
顧客のニーズに合わせてエヌビディア技術を活用したシステムを設計・構築するサービスを提供し、製造業、予防医療、自動運転車などの分野でのディープラーニングとIoTソリューションの実装を加速している。
インサイト・エンタープライゼス【NSIT】のリアルタイム株価チャート
アロー・エレクトロニクス【ARW】
アロー・エレクトロニクスは、エヌビディアの製品の販売およびサービスを提供する主要な流通業者・ソリューションプロバイダーとして、両社は密接な関係にある。
アロー・エレクトロニクスは、エヌビディアのGPUやAccelerated Computing製品を世界中に流通させる重要なパートナー。エヌビディアの製品をさまざまな業界や企業に販売・配布する役割を担っている。
また、アロー・エレクトロニクスは単なる流通業者にとどまらず、エヌビディア製品を活用したAI、HPC、データセンターなどのソリューションを提供しており、エヌビディアのテクノロジーを様々な用途で活用できるよう技術支援を行っている。
エヌビディアとアロー・エレクトロニクスは2022年に戦略的パートナーシップを締結し、さらに緊密に連携することで合意。今後のAI、メタバース、自動運転などの成長分野での協業が期待されている。
アロー・エレクトロニクス【ARW】のリアルタイム株価チャート
アクセンチュア【ACN】
アクセンチュアはエヌビディアと複数のプロジェクトで協力している。
最近の一例として、アクセンチュア、エヌビディア、およびサービスナウ(NOW)は「AI Lighthouse」というプログラムを開始。
このプログラムは、企業向けの生成AI能力の開発と導入を加速することを目的としており、ITサービス管理、顧客サービス管理、従業員体験を含むさまざまな分野で新しい使用事例の設計、開発、実装を支援している 。
また、アクセンチュアはエヌビディアのOmniverseプラットフォームとEdifyパワードモデルを活用して、DefenderというプロジェクトでAI駆動の没入型クライアント体験を提供している。
このプロジェクトでは、自動車のデジタルツインとリアルタイムグラフィックスを組み合わせた新しいコンテンツ制作や対話型のパーソナライゼーションが実現されている。
これらの協力関係は、アクセンチュアがエヌビディアの技術を活用して、クライアントに新しい価値を提供し、デジタルトランスフォーメーションを加速する方法を示している。
アクセンチュア【ACN】のリアルタイム株価チャート
エヌビディアとAI技術の連携企業(米国株)
サウンドハウンドAI(SoundHound)【SOUN】
サウンドハウンド AIは、音声認識・音声合成などの音声AI技術を開発する企業。
エヌビディアのGPUを活用してこれらの技術開発を行っており、両社は音声AI分野で協業関係にある。
SoundHoundの開発したAI音声アシスタント「Hound」は、エヌビディアのGPUを活用して高度な音声認識・合成処理を実現している。
NVIDIAはSoundHound AIに投資を行い、その技術を支援。SoundHound AIは、レストランのオーダーシステムや自動車の音声アシスタントなど、様々な分野でその技術を展開している 。
また、SoundHound AIは最近、売上の増加とともに、注文バックログが蓄積され、将来の成長が期待されている。
NVIDIAの投資は、SoundHound AIの革新的な音声ベースのAI技術に対する信頼とサポートを示しており、注目の企業となっている 。
サウンドハウンドAI【SOUN】のリアルタイム株価チャート
リカージョン・ファーマシューティカルズ【RXRX】
リカージョン・ファーマシューティカルズ(Recursion Pharmaceuticals)は、バイオ医薬品の開発を行う企業。NVIDIAと、AIを活用した薬の発見を加速するために協力している。
このパートナーシップには、NVIDIAからの5000万ドルの投資が含まれており、生物学と化学のためのAI基盤モデルの開発に使用される予定。
リカージョンは、この協力を通じて、エヌビディアのGPUを搭載したスーパーコンピューターを用い、薬候補物質の探索や評価を行っている。
この協力関係を通じて、薬の発見を効率化し、新たな治療法の開発を加速するために、NVIDIAのBioNeMoプラットフォーム上でAIモデルを商業パートナーに提供することも検討している 。
リカージョンとエヌビディアの協力は、薬の発見プロセスにおけるAIの活用を進めるための重要なステップであり、両社による共同の研究開発が期待されている。
リカージョン・ファーマシューティカルズ【RXRX】のリアルタイム株価チャート
ナノ-Xイメージング【NNOX】
ナノ-Xイメージング(Nano-X Imaging)は、医療用X線イメージング機器の開発・製造を手掛ける企業。
同社は独自のX線イメージングシステム「Nanox.ARC」に、エヌビディアのAI技術を統合。
エヌビディアのGPUとAI Software SDKを用いることで、高品質なX線画像を生成している。
ナノ-Xイメージングはエヌビディアと協力し、AIを用いたX線イメージングシステムの開発に取り組んでいます。両社は技術者同士が緊密に連携し、臨床現場のニーズに応える製品の実現を目指しています。
さらに、ナノ-Xイメージングは、資本が限られている開発途上国や米国の農村部のヘルスケアシステムに対して、手頃な価格のX線イメージングソリューションを提供することを目指しています。同社は人工知能システムとテレラジオロジーサービス(遠隔放射線診断)を開発し、そのハードウェアで生成された画像を遠隔で分析する能力を有しています。
ナノ-Xイメージング【NNOX】のリアルタイム株価チャート
エヌビディア関連銘柄・米国株まとめ
以下、紹介した米国のエヌビディアの関連銘柄をまとめた表データ。
ティッカー | 企業・銘柄名 | 特徴 |
---|---|---|
TSM | 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング | エヌビディアの半導体製造パートナーとして知られ、先進的な半導体製造技術を提供 |
SNPS | シノプシス | 半導体の設計と検証ツールを提供し、エヌビディアの半導体製品開発に貢献 |
CDNS | ケイデンス・デザイン・システムズ | 広範な協力を通じて、EDA、システム設計、AI分野でエヌビディアと協業 |
MU | マイクロンテクノロジー | 高性能GPU用のメモリを供給し、エヌビディアの製品性能向上に寄与 |
ASML | ASMLホールディング | 半導体製造装置を提供し、エヌビディアの製造プロセスに不可欠な技術を支援 |
ARM | アームホールディングス | 技術ライセンシーとしてエヌビディアと協力し、幅広いデバイスでのAI技術実装を支援 |
FN | ファブリネット | 光学技術製品の供給を通じてエヌビディアのAI技術向けソリューションを支援 |
FLEX | フレックス | エヌビディアの先進技術を活用した自動車産業向けのソリューションを提供 |
VRT | バーティブ・ホールディングス | インフラストラクチャ課題に対処し、エヌビディアのAIインフラストラクチャ展開を支援 |
SMCI | スーパー・マイクロ・コンピュータ | AI、ディープラーニング用のサーバー提供を通じて、エヌビディアと協業 |
DELL | デル・テクノロジーズ | AI分野での協業を通じて、AIトレーニングやディープラーニングに特化したシステムを提供 |
PSTG | ピュア・ストレージ | エンタープライズAIの導入と運用をサポートし、高性能かつ効率的なAIインフラを提供 |
ANET | アリスタ・ネットワークス | 先進的なAIデータセンターソリューションを提供し、AIとネットワークの統合管理を実現 |
NSIT | インサイト・エンタープライゼス | エヌビディアの製品とソリューションの販売・導入支援を行い、AI技術の統合を支援 |
ARW | アロー・エレクトロニクス | 製品の流通とAI、HPCのソリューション提供を通じて、エヌビディアの技術普及を支援 |
ACN | アクセンチュア | 複数のプロジェクトで協力し、AIとデジタルトランスフォーメーション領域でエヌビディアと連携 |
SOUN | サウンドハウンドAI | 音声AI技術の開発で協業し、エヌビディアのGPUを活用した技術革新をサポート |
RXRX | リカージョン・ファーマシューティカルズ | AIを活用した薬の発見加速で協力し、バイオ医薬品開発に貢献 |
NNOX | ナノ-Xイメージング | 医療用X線イメージング技術にAIを統合し、エヌビディアと協力して医療技術を革新 |
エヌビディアの半導体製造に貢献する日本の関連銘柄(日本株)
エヌビディアのAIチップ製造には、先端技術と高精度の機器が必要不可欠であり、世界各国の企業がその製造プロセスに寄与しています。
特に、日本の企業群は、特に半導体製造装置、半導体素材、テスト装置の供給を通じて、エヌビディアのAIチップ生産において、重要な役割を担っています。
ここからは、エヌビディアのAIチップ製造における重要なパートナーである日本の企業に焦点を当て、これらの企業がどのようにエヌビディアと協力し、AIチップの製造や、販売に貢献しているのかを掘り下げていきます。
※日本株ではリアルタイムチャートの埋め込みが出来ないためリンク表示としています。
アドバンテスト【6857】
アドバンテストは、半導体テスト装置の分野で世界シェア57%を占めるトップ企業。
アドテストの試験装置は、複雑で大容量の生成AI用半導体の開発から量産に至るまで、幅広いフェーズで不可欠。
生成AI用のGPUをほぼ独占的に設計・開発するエヌビディアは、アドバンテストのテスト装置を指名して使用している。
アドバンテストは、エヌビディアのGPUを搭載した半導体のテストシステムを提供。特に、ハイエンドGPUをテストするためのソリューション「V93000 AX3P5」は、最新のGPUを効率的にテストするための製品であり、GPUテスト装置の市場においてほぼ独占的なシェアを有している。
株価(6857)チャートを見る(Yahoo!JAPAN ファイナンス)
東京エレクトロン【8035】
東京エレクトロンは、世界第3位のシェアを誇る大手半導体製造装置メーカー。
エヌビディアが重視するAI技術分野において、重要な役割を担う半導体関連企業として知られている。
AI半導体製造には、東京エレクトロンが提供するリソグラフィ装置、エッチング装置、物理的蒸着装置(PVD)、化学蒸着装置(CVD)、洗浄装置など、先進的なプロセス技術が不可欠。
AIチップは、従来のチップに比べてトランジスタ数が多く、高い計算能力を実現するために精密な製造技術が求められます。東京エレクトロンの装置は、これら高性能AIチップの製造過程において、回路パターンの形成、素材の堆積、表面処理など、様々な工程で重要な役割を果たしている。
株価(8035)チャートを見る(Yahoo!JAPAN ファイナンス)
その他の半導体製造関連銘柄
半導体製造装置や加工工程に特化した企業は、直接エヌビディアと関係がない場合でも、その高い世界シェアと技術力により、高機能半導体の製造過程において重要な役割を担っています。
たとえば、半導体金型の製作で知られる「TOWA【6315】」や、シリコンウェハの洗浄装置を提供する「SCREENホールディングス【7735】」は、エヌビディアのような先端半導体を製造する企業の成功に間接的に貢献している。
これらの企業は、エヌビディアの成長や半導体業界全体の進歩に不可欠な存在と言える。
エヌビディア製品&ソリューション販売パートナー(日本株)
Kudan【4425】
KudanはNVIDIA Partner Networkに加わっており、NVIDIAのエッジAIプラットフォームであるJetsonに特化した3D-Lidar SLAMの新バージョンを開発している。
この技術は自律移動ロボット(AMR)のアプリケーションで利用され、NVIDIAのJetson AIおよびロボティクスプラットフォームに最適化されている。
加えて、Kudanは2024年3月に開催されるGPU Technology Conference(GTC)、世界最大のAI技術会議にNVIDIAと共に参加予定です。ここでは、台湾のVecowと協力して、技術とMRDK(Mixed Reality Development Kit)を用いたライブデモンストレーションを実施。
これらの取り組みは、KudanがNVIDIAと緊密に協力し、AIおよびロボティクス分野での技術開発を推進していることを示しており、両社の関係は技術進化に大きく貢献している。
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ジーデップ・アドバンス【5885】
ジーデップは、ハードウェア、NVIDIAグラフィックス、AI学習、およびビッグデータ用のストレージソリューションを提供するシステムインキュベーション事業を展開している。
この企業はNVIDIAの公式パートナーシップシステムインテグレーターとして認定されており、高性能のCPUとGPUを搭載したサーバーやワークステーション製品を専門に取り扱っている。
ジーデップ・アドバンスは、NVIDIAが主催する年次イベントであるGPU Technology Conference(GTC)にも継続的に参加。
同社はNVIDIAの最先端技術を駆使して、ビッグデータやAI分野でのソリューション提供に積極的に取り組んでおり、これらの分野での技術進歩に貢献している 。
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GMOインターネットグループ【9449】
GMOインターネットは、NVIDIAの最新GPU「NVIDIA A100」を搭載した仮想GPU(vGPU)クラウドサービス「GIGASTREAMvUY」を開始しました。このサービスを利用することで、利用者はマシンラーニングやAI開発を効率的に行うことができる。
同社はAI事業の強化に取り組んでおり、その中核をGPUの活用が占めている。
特に、NVIDIAのGPUを使用したAIサービスの拡充に力を入れており、この分野での技術革新とサービス提供の向上に注力している。
GMOインターネットは、NVIDIAのGPUを用いた高性能AIクラウドサービスの提供を通じて、NVIDIAとの協業関係を強化。この関係を通じて、GMOはAI技術の発展と顧客への価値提供に貢献していることが伺える。
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ネットワンシステムズ【7518】
ネットワンシステムズは、NVIDIAのGPUを搭載したAIサーバーやGPUクラウドサービスを提供しています。2022年9月には、NVIDIAとの提携を通じて、GPUクラウドサービス「NWAVTOR Cloud」を発表。このサービスでは、NVIDIAの最新GPUであるA100やA30を活用することが可能です。
また、ネットワンシステムズはNVIDIAのAIプラットフォーム「NVIDIA AI Enterprise」の国内リセラーパートナーとしても活動しており、エッジAIソリューションの提供やAIサービスの共同開発などを行っている。
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アルゴグラフィックス【7595】
アルゴグラフィックスは、製品ライフサイクル管理(PLM)事業と電子設計自動化ツール(EDA)事業を展開する企業であり、国内における3次元CADソフトの導入実績はトップクラス。
この企業はNVIDIA Virtualization Eliteパートナーとしての最高ランクを獲得しており、NVIDIA vGPU(仮想GPU)ソリューションを提供している。
このソリューションにより、複数の仮想マシンや仮想アプリケーションでNVIDIAのGPUテクノロジーを利用し、顧客に高度なグラフィックス処理能力を提供しています。アルゴグラフィックスは、その高い技術力で顧客のニーズに応えるグラフィックスソリューションを展開している。
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兼松【8020】
兼松の子会社である兼松エレクトロニクスは、NVIDIAの仮想GPU(vGPU)技術を活用したVDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)ソリューションを提供している。
この協業により、兼松エレクトロニクスはNVIDIAのGPU仮想化技術をVDIソリューションに統合し、セキュアかつ高性能なリモートデスクトップ環境の実現を支援している。
このソリューションは、兼松エレクトロニクスのノウハウとNVIDIAの先進的な技術が融合したものであり、ユーザーに高品質なバーチャルデスクトップ体験を提供している。
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アセンテック【3565】
アセンテックは、仮想デスクトップ、クラウドインフラ、クラウドサービスの提供を核とする企業。
NVIDIAの最上位パートナーレベルである「Elite Partner」に認定されており、NVIDIAの先進的なソリューションとアセンテックのVDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)ソリューションを融合させることで、高付加価値のテレワークシステムや仮想デスクトップソリューションを提供、ユーザーは安全かつ効率的なリモートワーク環境を享受することができます。
アセンテックは、エヌビディアの技術を活用して、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
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ニューテック【6734】
ニューテックは、ストレージ製品の開発、販売、保守を一貫して行う専業メーカー。
同社は、NVIDIA製のA100を搭載可能なスーパーマイクロコンピュータ社製の水冷GPUワークステーションの販売を行っている。
さらに、ニューテックはNVIDIAの最新GPUを多数搭載した高性能AIシステム「DGX Systems」の国内販売パートナーにも認定されており、NVIDIAの最先端GPU技術を利用した深層学習ソリューションの開発と販売に注力している。
株価(8035)チャートを見る(Yahoo!JAPAN ファイナンス)
HPCシステムズ【6597】
HPCシステムズは、NVIDIAのGPUを搭載した高性能コンピューティング(HPC)システムやAIソリューションを提供する企業。
同社は「NVIDIA DGX Foundry Partner Program」に認定されており、NVIDIAの最新GPU技術を搭載した自社製品「TSUGAMI/ZEC」シリーズを市場に提供。これらの製品は、ディープラーニングやAI分野で広く利用されています。
HPCシステムズはNVIDIAの戦略的パートナーとして、最新のGPU技術を搭載したHPCシステムやAIソリューションの共同開発および販売を行っており、同社はNVIDIAのAI/HPC分野における重要なソリューションプロバイダーの一つとして位置付けられている。
株価(6597)チャートを見る(Yahoo!JAPAN ファイナンス)
アプライド【3020】
アプライドは、福岡を拠点に西日本で事業を展開する企業で、パソコンやゲームの販売、特別仕様のPC販売、IT導入支援、官公庁や大学向けのシステムインテグレーション営業、およびB2B向けの卸売販売を行っている。
ソリューションプロバイダーとして、同社はテクノロジーの専門知識とサービスを融合させ、顧客に付加価値を提供しています。
アプライドは、顧客のビジネスおよび技術的な要件を満たすために、NVIDIA GPU コンピューティングソリューションの設計、再販、および導入を行っており、同社は多様な顧客ニーズに応じた高度なソリューションを提供しています。
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マクニカホールディングス【3132】
マクニカホールディングスは、エレクトロニクスおよび情報通信分野に特化した専門商社で、半導体やネットワーク関連機器の企画開発および販売を行っている。
マクニカは日本におけるエヌビディアの正規代理店であり、「NVIDIA AI Enterprise」をはじめとする最新のNVIDIAソフトウェアプラットフォームの導入をサポートしています。
マクニカは、「AI TRY NOW PROGRAM」を通じて、顧客が最新のNVIDIAソフトウェアプラットフォームを事前に検証できる環境を提供しており、企業はAI導入の前に実際の環境でソフトウェアを試すことが可能になる。
また、マクニカはNVIDIA GPUを活用した量子回路シミュレーションを検証するプログラムも開始しており、NVIDIAとの深い関係性を示している。
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東京エレクトロン デバイス【2760】
東京エレクトロンデバイスは、最先端の半導体やネットワークシステムを提供する技術商社であり、東京エレクトロンのグループ会社。
同社は、NVIDIA製品の国内販売代理店であり、日本国内で数少ないNVIDIA SuperPODパートナーの一つ。
このパートナーシップを通じて、同社は大規模なAIやHPCワークロードに対応可能なフルスタックのデータセンタープラットフォームを提供している。
同社はAIインフラの構築において、NVIDIA製品とその豊富なノウハウを活用し、NVIDIAネットワークソリューションの構築を強力に支援。これにより、東京エレクトロン デバイスは、AIとネットワークの領域で重要な役割を果たしている。
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エヌビディア関連銘柄・日本株まとめ
以下、紹介した日本のエヌビディア関連銘柄をまとめた表データ。
ティッカー | 企業名・銘柄名 | 特徴 |
---|---|---|
6857 | アドバンテスト | 半導体テスト装置のリーディングカンパニー。NVIDIA GPU搭載の製品のテストに貢献。 |
8035 | 東京エレクトロン | 世界第3位の半導体製造装置メーカー。AIチップ製造に不可欠な技術を提供。 |
6315 | TOWA | 半導体金型制作で知られる企業。AI半導体の成長に間接的に貢献。 |
7735 | SCREENホールディングス | 半導体洗浄装置を提供。エヌビディアの半導体製造プロセスに間接的に貢献。 |
4425 | Kudan | NVIDIA Partner Networkメンバー。3D-Lidar SLAMの開発や自律移動ロボットアプリケーションに貢献。 |
5885 | ジーデップ・アドバンス | NVIDIA製品の専門知識を持つシステムインキュベーション事業を展開。 |
3565 | アセンテック | クラウドインフラ、クラウドサービスを提供し、NVIDIAソリューションと組み合わせたVDIソリューションを提供。 |
6734 | ニューテック | ストレージ製品を開発し、NVIDIA製A100搭載のスーパーマイクロコンピュータ社製水冷GPUワークステーションを販売。 |
6597 | HPCシステムズ | NVIDIAのGPUを搭載したHPCシステムやAIソリューションを提供。NVIDIA DGXシステムの販売パートナー。 |
3020 | アプライド | ITソリューションを提供し、NVIDIAのGPUコンピューティングソリューションを組み込んだサービスを展開。 |
3132 | マクニカホールディングス | 半導体やネットワーク機器の販売を行い、NVIDIA製品の正規代理店としてAIソリューションを提供。 |
2760 | 東京エレクトロンデバイス | NVIDIA製品の販売代理店であり、大規模AI/HPCワークロード対応のデータセンタープラットフォームを提供。 |
番外編:エヌビディア関連の仮想通貨・アルトコイン
仮想通貨の世界では、Web3(ウェブスリー)という新しい概念が注目を集めています。これは、ブロックチェーン技術を基盤とする分散型インターネットのことで、より安全でオープンなインターネット環境を目指しています。特に、DePIN(分散型物理インフラネットワーク)の分野では、AI技術を活用した新しい仮想通貨が生まれており、これらはエヌビディアの技術と関連がある可能性があります。
これらの新しい仮想通貨が将来どのような発展を遂げるかはまだ不明ですが、エヌビディアの技術を基盤とする分野で新しい関連銘柄が出現していることは注目に値します。
ここでは取引の詳細には触れませんが、このようなトレンドが存在することを紹介します。
NEAR Protocol(NEAR)
NEAR Protocol(NEAR)は、元々「NEAR.AI」という人工知能スタートアップとして2017年に設立されましたが、2018年にブロックチェーン技術へと事業を拡大しました。2020年には、Proof of Stake(PoS)を基盤とするレイヤー1ブロックチェーンとしてのメインネットがローンチされた。
NEARは、高いスケーラビリティ、ユーザーフレンドリーな機能、そして独自の技術的アプローチを持つ、分散型アプリケーション(dApp)の開発を可能にするブロックチェーンプラットフォーム。
NEAR Protocolの創設者であるIllia Polosukhin氏が、NVIDIAのAIカンファレンス「NVIDIA GTC AI 2024」にスピーカーとして出席し、これがNEARに対する注目を集めるきっかけとなった。
NEAR Protocolは、そのユニークな技術的特徴と創設者の業界への貢献により、ブロックチェーン業界で注目されている。
NEAR Protocol(NEAR)/USDのリアルタイム株価チャート
Akash Network(AKT)
Akash Networkは分散型クラウドコンピューティングプラットフォームで、GPUリソースのレンタルやシェアリングが可能。2024年3月19日にコインベースで上場された。非常に新しい仮想通貨・
Akash Networkは、その「Supercloud」と呼ばれるシステムを通じて、NVIDIA GPUを含むコンピューティングリソースを提供している。これにより、ユーザーは、AIモデルのトレーニングやデータ処理など、高性能なGPUリソースが必要なタスクを効率的に実行できるようになります。
このプラットフォームは、AI開発やその他のGPU集約的なタスクを非中央集権型環境で実行したい企業や個人にとって、有力な選択肢となっています。特に、従来のクラウドプロバイダーから独立した環境でリソースを利用したい場合に、Akash Networkは大きなメリットを提供します。
Akash Network(AKT)/USDのリアルタイム株価チャート
まとめ
この記事の作成を通じて、多くの新しいエヌビディア関連銘柄に出会いました。
私自身は、日本株には投資していないのですが、興味深い銘柄が数多くあり、これからも注目していきたいと思います。
個人的に注目している銘柄としては、冷却技術で知られる「バーティブ・ホールディングス(VRT)」、サーバー関連では、スーパーマイクロコンピュータの次と目される「デル・テクノロジーズ(DELL)」、そして医療分野でのAI技術に可能性を見出している「ナノ-Xイメージング(NNOX)」あたりで、様子を見ながら少しずつ保有していっています。
また、先端半導体技術において、ArmホールディングスやASMLホールディングスのような企業が、その独自性と強みにより注目を集めている点も非常に興味深いです。これらの企業は、半導体業界における技術革新の先頭を走る存在として、今後の動向に注目です。
エヌビディア関連銘柄に関しては、今後もチャンスを見極めて投資を検討していきたいと考えています。
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